17話
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『駄目だよ、爆豪君
気にせず行こう』
今にも爆破してしまいそうな雰囲気の爆豪の手を強く引き、この場から立ち去ろうと意思表示をするがその場から動こうとしない。
「ってかこいつよく見たらあん時攫われてた雄英の奴じゃね?」
「ほんとだ
攫われて女に助け出されるとかだっせ」
矛先が爆豪に変わり、あの時の話をする。
爆「ごちゃごちゃと・・・
喧嘩売ってんのか!!」
『爆豪君!!』
言われている事は簡単に聞き流せることではないのはわかる。
けれどここは我慢するしかないのだ。
殺気だっている爆豪に後ろから抱きつき個性を使う。
爆「てめぇ・・・」
『気持ちはわかるよ
けどね、こんなのいちいち気にしてたらキリがないのもわかるでしょ?
個性は使っちゃダメ
強く・・・なるんでしょ?』
抱きしめる力を強めれば、少し抵抗されていた力も抜け小さい声で”離れろ”と言われる。
爆「・・・行くぞ」
まだ何か罵倒している男たちを無視して爆豪は恋歌に手を引いてその場を立ち去る。
気づいてすぐに駆けつけてくれたのか、飲み物は買っていなかったので自動販売機の飲み物を買ってくれた。
自動販売機の近くにあるベンチに座りながらうなだれている様子の爆豪は自分を抑えられなかったことや、言われた内容にいらいらしている。
爆「クソ・・・」
『えらいえらい
よく我慢できたね』
頭を撫でてやれば”うるせぇ”と言われるが声に覇気がない。
爆「・・・・痛ぇか」
まだ痕の残っている腕をそっと触り撫でてくる指は普段では考えられないほど優しい。
『ううん、全然
来てくれてありがとうね』
爆「もっと早く気づいてれば・・・これもならなかっただろ」
また自分のせいだと思い込んでいる爆豪に”大丈夫”だと何度も伝える。
落ち込んでいる様子の爆豪を見て、少し考えた後恋歌は爆豪の肩に頭を乗せる。
『じゃあしばらくこうしてて』
爆「・・・・こんなんでいいんかよ」
『充分』
控えめに肩を抱いてくる爆豪に”手がかかる子どものようだ”と思いながら苦笑したのはバレないようにした。
しばらくしてから頭を離すと、若干赤い爆豪の顔からは落ち込んだ様子は見えなかったので、機嫌は直ったかなと思う。
『さぁ、もうちょっといろいろ見て帰ろう』
爆「おう」
最初とは逆に恋歌から手を出すと、爆豪は素直にその手を握った。
爆「お前さ・・・」
『ん?』
少し何か考えて発言しようとしているのか珍しく歯切れが悪い。
いつも暴言もずかずか言うのにと思いながら爆豪が話すのを待つ。
爆「コスチューム・・・もうちょっと考えたらどうだ」
『あー・・・
まぁそうなるよね・・・』
試行錯誤をしてあのコスチュームになったのもわかっている。
けれど先ほどの言われ方からしてあの姿を見る人によっては、変な誤解も、変な見方もされる。
もともと人前にそんなに出る事を想定して作ってもらっていない為、この機会に変えてもいいかもしれないと思った。
『ひとつ前のコスチュームにしようかな・・・』
爆「そんなんあるんか」
『うん
ちょっと相談してみるよ』
爆「そうしろ」
気にせず行こう』
今にも爆破してしまいそうな雰囲気の爆豪の手を強く引き、この場から立ち去ろうと意思表示をするがその場から動こうとしない。
「ってかこいつよく見たらあん時攫われてた雄英の奴じゃね?」
「ほんとだ
攫われて女に助け出されるとかだっせ」
矛先が爆豪に変わり、あの時の話をする。
爆「ごちゃごちゃと・・・
喧嘩売ってんのか!!」
『爆豪君!!』
言われている事は簡単に聞き流せることではないのはわかる。
けれどここは我慢するしかないのだ。
殺気だっている爆豪に後ろから抱きつき個性を使う。
爆「てめぇ・・・」
『気持ちはわかるよ
けどね、こんなのいちいち気にしてたらキリがないのもわかるでしょ?
個性は使っちゃダメ
強く・・・なるんでしょ?』
抱きしめる力を強めれば、少し抵抗されていた力も抜け小さい声で”離れろ”と言われる。
爆「・・・行くぞ」
まだ何か罵倒している男たちを無視して爆豪は恋歌に手を引いてその場を立ち去る。
気づいてすぐに駆けつけてくれたのか、飲み物は買っていなかったので自動販売機の飲み物を買ってくれた。
自動販売機の近くにあるベンチに座りながらうなだれている様子の爆豪は自分を抑えられなかったことや、言われた内容にいらいらしている。
爆「クソ・・・」
『えらいえらい
よく我慢できたね』
頭を撫でてやれば”うるせぇ”と言われるが声に覇気がない。
爆「・・・・痛ぇか」
まだ痕の残っている腕をそっと触り撫でてくる指は普段では考えられないほど優しい。
『ううん、全然
来てくれてありがとうね』
爆「もっと早く気づいてれば・・・これもならなかっただろ」
また自分のせいだと思い込んでいる爆豪に”大丈夫”だと何度も伝える。
落ち込んでいる様子の爆豪を見て、少し考えた後恋歌は爆豪の肩に頭を乗せる。
『じゃあしばらくこうしてて』
爆「・・・・こんなんでいいんかよ」
『充分』
控えめに肩を抱いてくる爆豪に”手がかかる子どものようだ”と思いながら苦笑したのはバレないようにした。
しばらくしてから頭を離すと、若干赤い爆豪の顔からは落ち込んだ様子は見えなかったので、機嫌は直ったかなと思う。
『さぁ、もうちょっといろいろ見て帰ろう』
爆「おう」
最初とは逆に恋歌から手を出すと、爆豪は素直にその手を握った。
爆「お前さ・・・」
『ん?』
少し何か考えて発言しようとしているのか珍しく歯切れが悪い。
いつも暴言もずかずか言うのにと思いながら爆豪が話すのを待つ。
爆「コスチューム・・・もうちょっと考えたらどうだ」
『あー・・・
まぁそうなるよね・・・』
試行錯誤をしてあのコスチュームになったのもわかっている。
けれど先ほどの言われ方からしてあの姿を見る人によっては、変な誤解も、変な見方もされる。
もともと人前にそんなに出る事を想定して作ってもらっていない為、この機会に変えてもいいかもしれないと思った。
『ひとつ前のコスチュームにしようかな・・・』
爆「そんなんあるんか」
『うん
ちょっと相談してみるよ』
爆「そうしろ」