17話
夢小説設定
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自室に戻った恋歌はクローゼットの前で何を着ようかと悩んでいた。
一体何を着たら爆豪がめかしこんだと判断してくれるのだろうか。
恋歌の持っている夏服は基本的にスカートが多い。
コスチュームと一緒でパンツスタイルだといざという時に動きにくいし、無意識にスカートを選んでしまうのだ。
『(もうめんどくさいしワンピースでいいか・・・
あとは・・・)』
ほぼ毎日スーツの為少ないレパートリーの中から一着を選びそれに着替える。
いつもはしない化粧をし、髪を結ぶ。
ふと時間を見れば9時を過ぎていた。
『(どこに行きたいのか知らないけど準備出来たって連絡して共有スペースで待ってればすれ違う事もないよね)』
サンダルとかばんを持って部屋を出て、爆豪に準備が出来たから共有スペースで待っているという旨のメールを送って1階に降りる。
麗「うおっ!恋歌先生可愛いぃいいい!!」
蛙「あらほんと」
1階の共有スペースに行けば女子たちが仲良くお喋りをしていた。
芦「おめかししてどこか行くんですか?」
葉「もしかしてデートですか!?」
『デート・・・うーん・・・
まぁ出かけるのについてこいってだけだろうけどね・・・』
見れば爆豪はまだのようなので女子たちの話に混ぜてもらう事にした。
八「お出かけであれば今日は日差しが強いので気を付けてくださいね」
『うん、ありがとう』
耳「恋歌先生って私服そんな感じなんですね」
『変?』
今日の服装はストラップ付オフショルダーの白いワンピースである。
肩のところがリボンになっており、ウエストもしぼって蝶々結びができるようになっているタイプ。
丈は膝上ぐらいなのでコスチュームの時よりは長めの丈だ。
髪は編込みをしてハーフアップにした。
耳「いえ、全然!!」
麗「可愛いですよ!!」
芦「誰とデートなんですか!?」
葉「やっぱ轟君と!?」
ぐいぐい迫ってくる二人にたじたじになっていると、エレベーターが降りてきてぞろぞろと男子が集まってきた。
その集団の中に焦凍も爆豪もいる。
上「おー、恋歌先生いつもと雰囲気違う!!
轟とデートっすか!?」
『あ、いや今日は・・・』
皆の中では恋歌がめかしこんでいるということは焦凍とデートなのではという予想を立ててからかい気味に焦凍に絡んでいるが、焦凍は”俺じゃねぇ”と少し不機嫌顔だ。
爆「行くぞ」
ぱしん、と軽く恋歌の頭を叩き爆豪はすたすたと玄関に向かう。
『わっ、待って』
「「「え?」」」
急いで後を追いかけるが靴を履いた後も待っていてくれている。
爆「おい、財布出せ」
『え、なに
カツアゲ?』
爆「いいからはよ出せ」
しぶしぶ財布を出すと爆豪が急に大きな声で”半分野郎!!”と焦凍を呼んで恋歌の財布を投げた。
焦「お」
爆「持ってろ
行くぞ」
『え、え?』
恋歌の財布をキャッチした焦凍は爆豪のしたいことがわかり”おう”とだけ返事をし、腕を引かれて無理やり連れて行かれる恋歌を手を振りながら見送った。
上「え、どゆこと?」
二人が出かけていくのをぽかんと見送った1-Aの生徒はそろって焦凍の方を向く。
焦「今日は爆豪とデートだ」
「「「は?」」」
麗「と、轟君はそれでいいん!?」
しれっと答えた焦凍の言葉に誰も思考回路がついていかない。
どこからどう見ても恋歌の好きな人は・・・。
焦「まぁ・・・仕方ねぇ日もある」
少し落ち込んだ様子の焦凍を見て恋歌が爆豪に乗り換えたという誤解が生まれた。
一体何を着たら爆豪がめかしこんだと判断してくれるのだろうか。
恋歌の持っている夏服は基本的にスカートが多い。
コスチュームと一緒でパンツスタイルだといざという時に動きにくいし、無意識にスカートを選んでしまうのだ。
『(もうめんどくさいしワンピースでいいか・・・
あとは・・・)』
ほぼ毎日スーツの為少ないレパートリーの中から一着を選びそれに着替える。
いつもはしない化粧をし、髪を結ぶ。
ふと時間を見れば9時を過ぎていた。
『(どこに行きたいのか知らないけど準備出来たって連絡して共有スペースで待ってればすれ違う事もないよね)』
サンダルとかばんを持って部屋を出て、爆豪に準備が出来たから共有スペースで待っているという旨のメールを送って1階に降りる。
麗「うおっ!恋歌先生可愛いぃいいい!!」
蛙「あらほんと」
1階の共有スペースに行けば女子たちが仲良くお喋りをしていた。
芦「おめかししてどこか行くんですか?」
葉「もしかしてデートですか!?」
『デート・・・うーん・・・
まぁ出かけるのについてこいってだけだろうけどね・・・』
見れば爆豪はまだのようなので女子たちの話に混ぜてもらう事にした。
八「お出かけであれば今日は日差しが強いので気を付けてくださいね」
『うん、ありがとう』
耳「恋歌先生って私服そんな感じなんですね」
『変?』
今日の服装はストラップ付オフショルダーの白いワンピースである。
肩のところがリボンになっており、ウエストもしぼって蝶々結びができるようになっているタイプ。
丈は膝上ぐらいなのでコスチュームの時よりは長めの丈だ。
髪は編込みをしてハーフアップにした。
耳「いえ、全然!!」
麗「可愛いですよ!!」
芦「誰とデートなんですか!?」
葉「やっぱ轟君と!?」
ぐいぐい迫ってくる二人にたじたじになっていると、エレベーターが降りてきてぞろぞろと男子が集まってきた。
その集団の中に焦凍も爆豪もいる。
上「おー、恋歌先生いつもと雰囲気違う!!
轟とデートっすか!?」
『あ、いや今日は・・・』
皆の中では恋歌がめかしこんでいるということは焦凍とデートなのではという予想を立ててからかい気味に焦凍に絡んでいるが、焦凍は”俺じゃねぇ”と少し不機嫌顔だ。
爆「行くぞ」
ぱしん、と軽く恋歌の頭を叩き爆豪はすたすたと玄関に向かう。
『わっ、待って』
「「「え?」」」
急いで後を追いかけるが靴を履いた後も待っていてくれている。
爆「おい、財布出せ」
『え、なに
カツアゲ?』
爆「いいからはよ出せ」
しぶしぶ財布を出すと爆豪が急に大きな声で”半分野郎!!”と焦凍を呼んで恋歌の財布を投げた。
焦「お」
爆「持ってろ
行くぞ」
『え、え?』
恋歌の財布をキャッチした焦凍は爆豪のしたいことがわかり”おう”とだけ返事をし、腕を引かれて無理やり連れて行かれる恋歌を手を振りながら見送った。
上「え、どゆこと?」
二人が出かけていくのをぽかんと見送った1-Aの生徒はそろって焦凍の方を向く。
焦「今日は爆豪とデートだ」
「「「は?」」」
麗「と、轟君はそれでいいん!?」
しれっと答えた焦凍の言葉に誰も思考回路がついていかない。
どこからどう見ても恋歌の好きな人は・・・。
焦「まぁ・・・仕方ねぇ日もある」
少し落ち込んだ様子の焦凍を見て恋歌が爆豪に乗り換えたという誤解が生まれた。