16話
夢小説設定
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爆「・・・・は?」
数時間後、まだ日も昇りきらない時間にふと目を覚ました爆豪は自分の置かれている現状に理解できず固まっていた。
爆「(なっ、んでこいつ・・・俺のベッドに・・・)」
必死に記憶を掘り起こして思い出せるのは自分が恋歌を押し倒し泣いたところまで。
頭の回転の速い爆豪はそこから自分が寝てしまって、なにかが原因で帰れなくなった恋歌がここで一緒に寝ているのだと推測できた。
視線を少し上げれば恋歌は静かに寝息を立てながら眠っている。
爆「(ばかじゃねぇのこいつ・・・
って、腕枕なんかしてんじゃねぇよ!!)」
頭の下にあるのが恋歌の腕だと気づいて退けようと体を起こすと、寝ぼけた恋歌に頭を押さえつけられて顔が胸に逆戻りした。
爆「(おいおいおい・・・!
ふざけてんのかこいつ!!俺じゃなかったら犯されてんぞ!!)」
八百万ほどはないがそこそこある部類に入るふわふわの胸に顔を埋めさせ、むき出しの脚は爆豪の脚に絡めている。
爆豪は母親の個性の影響により肌はきれいだが鍛えているためごつごつしているが、恋歌は筋力がつきにくい体質と言われているだけあり筋肉で硬くはなく滑らかで細く柔らかい。
筋力がないとクラスの全員が知っているため、この状況になったのが他の男だった場合力ずくで拘束する奴も出てくるかもしれない。
もちろん爆豪もやろうと思えば簡単にできる。
けれど、それをしようとは思わない。
爆「(・・・これも、俺の手に入んねぇんだよな・・・)」
焦凍と両想いなのを知っている。
直接聞いたわけではないが、雰囲気でクラスの全員がわかっていること。
奪うと宣言はしたが正直自信はなかった。
いつだって恋歌の傍にいるのは焦凍。
恋歌の横は自分の居場所ではないと思っていた。
爆「(クソが・・・)」
また泣きそうになるのをぐっと堪え、恋歌を引き剥がして起きあがる。
爆「おい、起きろ」
ばしっ、と恋歌の頭を軽く叩き起きるように声をかける。
『・・・・あれ、爆豪君?』
半開きな目をこすりながら不思議そうな顔をして起き上がる恋歌にでこぴんを一発入れる。
爆「寝ぼけてんじゃねぇよ
起きろ」
『痛い・・・
あー・・・そっか、そういえばここで寝たんだった』
少し赤くなったおでこをさすりながら自分が爆豪の部屋にいる理由を思い出す。
爆「他の奴らにバレる前に部屋戻っとけよ」
『はいはい』
ここで寝ないといけなくなったのは爆豪のせいなのに、ふんぞり返っているのを見て調子は取り戻したようだとほっとした。
よいしょ、とベッドから出て刀を持って扉に向かう。
爆「・・・・おい」
『ん?』
爆「お前今日なんか予定あるんか」
『いや、特にないけど・・・』
爆「仕事は」
『まぁやろうと思えばいくらでもあるけど急ぎのはないかな』
何が言いたいのか全くわからないが取り敢えず聞かれたことに答えると、爆豪が”よし”と立ち上がった。
爆「出かけるぞ」
『は?』
爆「準備できたら連絡しろ
ちゃんとめかしこんで来いよ」
言われている意味が今でもわからないが、さっさと出て行けと部屋の外に出されたので取り敢えず自分の部屋に戻るためにエレベーターに乗る。
『(どこか行きたいところがあるからついて来いってこと?
でもなんでめかしこんでこいって・・・
あれか、不細工は連れて歩きたくないから標準に見えるようにはして来いよって事か
・・・・じゃあ、誘うなよ)』
考えても誘われた理由も何もわからなかったので、せめていつもよりはマシだと絶対に言わせてみせると、変な闘争心を燃やしながら取り敢えずお風呂に行く事にした。
数時間後、まだ日も昇りきらない時間にふと目を覚ました爆豪は自分の置かれている現状に理解できず固まっていた。
爆「(なっ、んでこいつ・・・俺のベッドに・・・)」
必死に記憶を掘り起こして思い出せるのは自分が恋歌を押し倒し泣いたところまで。
頭の回転の速い爆豪はそこから自分が寝てしまって、なにかが原因で帰れなくなった恋歌がここで一緒に寝ているのだと推測できた。
視線を少し上げれば恋歌は静かに寝息を立てながら眠っている。
爆「(ばかじゃねぇのこいつ・・・
って、腕枕なんかしてんじゃねぇよ!!)」
頭の下にあるのが恋歌の腕だと気づいて退けようと体を起こすと、寝ぼけた恋歌に頭を押さえつけられて顔が胸に逆戻りした。
爆「(おいおいおい・・・!
ふざけてんのかこいつ!!俺じゃなかったら犯されてんぞ!!)」
八百万ほどはないがそこそこある部類に入るふわふわの胸に顔を埋めさせ、むき出しの脚は爆豪の脚に絡めている。
爆豪は母親の個性の影響により肌はきれいだが鍛えているためごつごつしているが、恋歌は筋力がつきにくい体質と言われているだけあり筋肉で硬くはなく滑らかで細く柔らかい。
筋力がないとクラスの全員が知っているため、この状況になったのが他の男だった場合力ずくで拘束する奴も出てくるかもしれない。
もちろん爆豪もやろうと思えば簡単にできる。
けれど、それをしようとは思わない。
爆「(・・・これも、俺の手に入んねぇんだよな・・・)」
焦凍と両想いなのを知っている。
直接聞いたわけではないが、雰囲気でクラスの全員がわかっていること。
奪うと宣言はしたが正直自信はなかった。
いつだって恋歌の傍にいるのは焦凍。
恋歌の横は自分の居場所ではないと思っていた。
爆「(クソが・・・)」
また泣きそうになるのをぐっと堪え、恋歌を引き剥がして起きあがる。
爆「おい、起きろ」
ばしっ、と恋歌の頭を軽く叩き起きるように声をかける。
『・・・・あれ、爆豪君?』
半開きな目をこすりながら不思議そうな顔をして起き上がる恋歌にでこぴんを一発入れる。
爆「寝ぼけてんじゃねぇよ
起きろ」
『痛い・・・
あー・・・そっか、そういえばここで寝たんだった』
少し赤くなったおでこをさすりながら自分が爆豪の部屋にいる理由を思い出す。
爆「他の奴らにバレる前に部屋戻っとけよ」
『はいはい』
ここで寝ないといけなくなったのは爆豪のせいなのに、ふんぞり返っているのを見て調子は取り戻したようだとほっとした。
よいしょ、とベッドから出て刀を持って扉に向かう。
爆「・・・・おい」
『ん?』
爆「お前今日なんか予定あるんか」
『いや、特にないけど・・・』
爆「仕事は」
『まぁやろうと思えばいくらでもあるけど急ぎのはないかな』
何が言いたいのか全くわからないが取り敢えず聞かれたことに答えると、爆豪が”よし”と立ち上がった。
爆「出かけるぞ」
『は?』
爆「準備できたら連絡しろ
ちゃんとめかしこんで来いよ」
言われている意味が今でもわからないが、さっさと出て行けと部屋の外に出されたので取り敢えず自分の部屋に戻るためにエレベーターに乗る。
『(どこか行きたいところがあるからついて来いってこと?
でもなんでめかしこんでこいって・・・
あれか、不細工は連れて歩きたくないから標準に見えるようにはして来いよって事か
・・・・じゃあ、誘うなよ)』
考えても誘われた理由も何もわからなかったので、せめていつもよりはマシだと絶対に言わせてみせると、変な闘争心を燃やしながら取り敢えずお風呂に行く事にした。