16話
夢小説設定
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ブザーが鳴った為恋歌は攻撃を止め刀をしまう。
『(さて、あとは結果発表か)』
足が重いため引きずりながらギャングオルカの元へ歩いていく。
すると遠目に焦凍と夜嵐がギャングオルカの前に倒れているのが見えた。
緑「あ、恋歌先生・・・」
『お疲れ様』
焦「恋歌・・・」
『・・・頑張れた?』
セメントガンとギャングオルカの攻撃で動けない焦凍の前にしゃがみ、ぽんと頭の上に手を置く。
焦「・・・いや、」
『そう・・・』
バツが悪そうにしている焦凍にまたあとでねと言い、ギャングオルカの後をついて会場から出て行った。
最初に通された控室に戻り、職員からお疲れさまでしたと飲み物を貰う。
ギ「怪我は?」
『大丈夫です』
ギ「では着替えて来い」
更衣室で着替え荷物と武器はバスで来ているため持って帰る事にした。
刀をひとまとめにし背負えるようにする。
更衣室から出るとギャングオルカは携帯を弄りながら座っていた。
『今日はありがとうございました』
ギ「いや、こちらこそ
やはり良い戦い方をする」
『見て頂いてたんですか』
ギ「時折な」
焦凍と夜嵐を一人で抑えながらこちらも見ていたと言われ、さすがプロヒーローと素直に尊敬した。
『そうだ
見て頂いていたのならお聞きしたいことがあるんですけど』
ギ「?」
『鉛を飛ばす攻撃どう思いましたか?』
プロヒーローの眼には新しく考えたものがどう映ったのか知りたいと聞いてみる事にした。
ギャングオルカは少し考えるようなそぶりをした後口を開く。
ギ「威力、命中率は申し分ないが、1対1での近接戦闘ではあまり使えない攻撃となるだろう
足のホルスターから出して空中に投げるという動作も強敵を前にしたときにはなかなかできる動作ではない
あまり見かけない戦闘スタイルだが、刀を抜く動作が見えない攻撃の方が個人的には良く見える」
『なるほど・・・
実は今新しい技を考えてまして、今日の鉛を飛ばす攻撃は最近考えたものなんです
私は重たいものは武器として使えないので考えてみたのですが・・・』
ギ「であれば、少し鉛の量を減らして短く手で持てる武器を持つことを勧める」
『短い武器ですか?』
ギ「ああ、刀はリーチが長い分懐に入られると弱い
スピード勝負になった時、鉛の攻撃を避けられ刀も振るえないとなると武器での攻撃手段がなくなってしまうからな」
的確なアドバイスをしてくれるギャングオルカに恋歌は驚いてぽかんとした顔をしてしまった。
これがプロヒーロー。
常に前線に立つヒーローの考え。
相手とスピード勝負になった時はいつも体術で攻撃していたため武器を持つという発想はなかったことに気づく。
『ありがとうございます
根本から考え直してみます!』
ギ「向上心があるのは良い事だ
また何かあれば連絡してくるといい」
そう言って自分の連絡先を渡してくれたので、恋歌も自分の連絡先を伝える。
この会話の間に結果発表が行われ、1-Aでは焦凍と爆豪が不合格になっていた。
ギ「この試験には救済措置がある
今回落ちた恋歌の生徒も補習を受ける事になる
私が指導をすることになっているから来れるならいつでも来い」
『はい
ではまた』
相澤から帰るぞと連絡が来たので、刀を背負い再度頭を下げ控室を出ていく。
「シャチョーあの子のこと気に入ってますね」
ギ「神野での戦いの後から気になってはいた
また会えると思う」
『(さて、あとは結果発表か)』
足が重いため引きずりながらギャングオルカの元へ歩いていく。
すると遠目に焦凍と夜嵐がギャングオルカの前に倒れているのが見えた。
緑「あ、恋歌先生・・・」
『お疲れ様』
焦「恋歌・・・」
『・・・頑張れた?』
セメントガンとギャングオルカの攻撃で動けない焦凍の前にしゃがみ、ぽんと頭の上に手を置く。
焦「・・・いや、」
『そう・・・』
バツが悪そうにしている焦凍にまたあとでねと言い、ギャングオルカの後をついて会場から出て行った。
最初に通された控室に戻り、職員からお疲れさまでしたと飲み物を貰う。
ギ「怪我は?」
『大丈夫です』
ギ「では着替えて来い」
更衣室で着替え荷物と武器はバスで来ているため持って帰る事にした。
刀をひとまとめにし背負えるようにする。
更衣室から出るとギャングオルカは携帯を弄りながら座っていた。
『今日はありがとうございました』
ギ「いや、こちらこそ
やはり良い戦い方をする」
『見て頂いてたんですか』
ギ「時折な」
焦凍と夜嵐を一人で抑えながらこちらも見ていたと言われ、さすがプロヒーローと素直に尊敬した。
『そうだ
見て頂いていたのならお聞きしたいことがあるんですけど』
ギ「?」
『鉛を飛ばす攻撃どう思いましたか?』
プロヒーローの眼には新しく考えたものがどう映ったのか知りたいと聞いてみる事にした。
ギャングオルカは少し考えるようなそぶりをした後口を開く。
ギ「威力、命中率は申し分ないが、1対1での近接戦闘ではあまり使えない攻撃となるだろう
足のホルスターから出して空中に投げるという動作も強敵を前にしたときにはなかなかできる動作ではない
あまり見かけない戦闘スタイルだが、刀を抜く動作が見えない攻撃の方が個人的には良く見える」
『なるほど・・・
実は今新しい技を考えてまして、今日の鉛を飛ばす攻撃は最近考えたものなんです
私は重たいものは武器として使えないので考えてみたのですが・・・』
ギ「であれば、少し鉛の量を減らして短く手で持てる武器を持つことを勧める」
『短い武器ですか?』
ギ「ああ、刀はリーチが長い分懐に入られると弱い
スピード勝負になった時、鉛の攻撃を避けられ刀も振るえないとなると武器での攻撃手段がなくなってしまうからな」
的確なアドバイスをしてくれるギャングオルカに恋歌は驚いてぽかんとした顔をしてしまった。
これがプロヒーロー。
常に前線に立つヒーローの考え。
相手とスピード勝負になった時はいつも体術で攻撃していたため武器を持つという発想はなかったことに気づく。
『ありがとうございます
根本から考え直してみます!』
ギ「向上心があるのは良い事だ
また何かあれば連絡してくるといい」
そう言って自分の連絡先を渡してくれたので、恋歌も自分の連絡先を伝える。
この会話の間に結果発表が行われ、1-Aでは焦凍と爆豪が不合格になっていた。
ギ「この試験には救済措置がある
今回落ちた恋歌の生徒も補習を受ける事になる
私が指導をすることになっているから来れるならいつでも来い」
『はい
ではまた』
相澤から帰るぞと連絡が来たので、刀を背負い再度頭を下げ控室を出ていく。
「シャチョーあの子のこと気に入ってますね」
ギ「神野での戦いの後から気になってはいた
また会えると思う」