16話
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本人は考え事をしている為見られていることに気づいていないが、考え事をしているうちに鉛の数が増えていき今では50個ほどの鉛が1本の刀の上で跳ねている。
綺麗に楕円を描いて一定の間隔で落ちてくる鉛を一度も見ずに跳ねさせて、刀を持っていない方の手は顎に手を当てている。
ほぼ無意識。
鉛の事を考えすぎて出し過ぎている事にも気づいていない。
相「あれ、どうやって止めんだ・・・」
『(威力は申し分ないと思うからちゃんと的に当てられるかを練習した方がいいか・・・
よし、やってみてだめだったら他の武器も考えよ)
おお・・・』
考えがまとまった恋歌はやっと自分がやっていることに気づいた。
全員がどうやって止めるのかを見守っているとホルスターを開け一つ一つ違う角度で打っていき、ホルスターに入る様に角度調整をしている。
「「「・・・・・」」」
『(無意識のうちに全部出しちゃってたか)
よし、・・・ん?』
全部ホルスターにおさまってから、全員がこちらを向いている事に気づいて首を傾げる。
『えと、どうしたの?』
相「・・・・・・お前ら再開しろ」
相澤の一言で訓練が再開される。
誰からも返答をもらえなかった恋歌はしばらく首を傾げたままだったが、まぁいいかと訓練を再開した。
ミ「あれで何するつもりなんでしょうね」
相「さぁ
どうせいつも通り完成してからしか教えてくれませんよ」
いつも恋歌は訓練してる姿や、練習してる姿を見られるのを嫌がる。
林間合宿でも自分の特訓ではないのに隠れてしていた。
それは自分自身の自信の無さが原因。
未熟な自分の特訓を見られることが恥ずかしいと思っているのだ。
ミ「でもあの子がここで特訓をしているということは、少しは自信がついてきたのかもね」
相「・・・・だといいんですけどね」
その後の恋歌は特に攻撃の練習をするでもなく、先ほどの鉛を使った攻撃の練習をするでもなく、一番高い岩からみんなの様子を観察していた。
相「じゃあ今日はここまで
各々必殺技については引き続き考えておくように」
「「「はい!」」」
必殺技の訓練1日目が終わり、セメントスに地形を直してもらうように相澤がお願いする。
『あ、あの最後に直してもらう前に試し切りしたいんでやってもいいですか?』
「「「?」」」
セ「いいけど・・・
いつものやつでいい?」
『えと、いつものより硬めでお願いします』
セ「わかった」
生徒たちはいつもの?と不思議そうな顔をしているが、セメントスは地面に手をついて体育館の端から端までの分厚い壁をつくる。
『これで距離どれぐらいですかね』
セ「3キロ以上はあると思うけど・・・」
『3キロか・・・』
振り切れるかなと言う恋歌はコンクリートの前に立つ。
相「お前ら一応下がっとけ」
相澤が生徒たちを後ろに下げる。
ミ「なになに?」
相「試し切りでしょう」
「「「試し切り?」」」
見慣れた抜刀姿で構えひとつ深呼吸をする。
その一瞬後に刀を思いっきり振り切った。
だがコンクリートに見た感じ変化は無し。
「「「??」」」
『もう少しいけそうだね・・・』
何をしたのかわからず生徒たちはまだ不思議そうな顔をしているが、恋歌が刀をかちん、としまう音とともに目の前にあったコンクリートがすぱっと切れて崩れていった。
「「「・・・・・」」」
相「さ、帰ろう」
「「「いや待って今のなんですか!!」」」
さらっと帰ろうとする相澤を止めて何が起きたかを説明してほしいと生徒が詰め寄っていく。
相「だから試し切りだって言ったろ」
めんどくさそうに頭をかく相澤は知りたかったらあいつに聞け、とセメントスに礼を言っている恋歌に丸投げした。
綺麗に楕円を描いて一定の間隔で落ちてくる鉛を一度も見ずに跳ねさせて、刀を持っていない方の手は顎に手を当てている。
ほぼ無意識。
鉛の事を考えすぎて出し過ぎている事にも気づいていない。
相「あれ、どうやって止めんだ・・・」
『(威力は申し分ないと思うからちゃんと的に当てられるかを練習した方がいいか・・・
よし、やってみてだめだったら他の武器も考えよ)
おお・・・』
考えがまとまった恋歌はやっと自分がやっていることに気づいた。
全員がどうやって止めるのかを見守っているとホルスターを開け一つ一つ違う角度で打っていき、ホルスターに入る様に角度調整をしている。
「「「・・・・・」」」
『(無意識のうちに全部出しちゃってたか)
よし、・・・ん?』
全部ホルスターにおさまってから、全員がこちらを向いている事に気づいて首を傾げる。
『えと、どうしたの?』
相「・・・・・・お前ら再開しろ」
相澤の一言で訓練が再開される。
誰からも返答をもらえなかった恋歌はしばらく首を傾げたままだったが、まぁいいかと訓練を再開した。
ミ「あれで何するつもりなんでしょうね」
相「さぁ
どうせいつも通り完成してからしか教えてくれませんよ」
いつも恋歌は訓練してる姿や、練習してる姿を見られるのを嫌がる。
林間合宿でも自分の特訓ではないのに隠れてしていた。
それは自分自身の自信の無さが原因。
未熟な自分の特訓を見られることが恥ずかしいと思っているのだ。
ミ「でもあの子がここで特訓をしているということは、少しは自信がついてきたのかもね」
相「・・・・だといいんですけどね」
その後の恋歌は特に攻撃の練習をするでもなく、先ほどの鉛を使った攻撃の練習をするでもなく、一番高い岩からみんなの様子を観察していた。
相「じゃあ今日はここまで
各々必殺技については引き続き考えておくように」
「「「はい!」」」
必殺技の訓練1日目が終わり、セメントスに地形を直してもらうように相澤がお願いする。
『あ、あの最後に直してもらう前に試し切りしたいんでやってもいいですか?』
「「「?」」」
セ「いいけど・・・
いつものやつでいい?」
『えと、いつものより硬めでお願いします』
セ「わかった」
生徒たちはいつもの?と不思議そうな顔をしているが、セメントスは地面に手をついて体育館の端から端までの分厚い壁をつくる。
『これで距離どれぐらいですかね』
セ「3キロ以上はあると思うけど・・・」
『3キロか・・・』
振り切れるかなと言う恋歌はコンクリートの前に立つ。
相「お前ら一応下がっとけ」
相澤が生徒たちを後ろに下げる。
ミ「なになに?」
相「試し切りでしょう」
「「「試し切り?」」」
見慣れた抜刀姿で構えひとつ深呼吸をする。
その一瞬後に刀を思いっきり振り切った。
だがコンクリートに見た感じ変化は無し。
「「「??」」」
『もう少しいけそうだね・・・』
何をしたのかわからず生徒たちはまだ不思議そうな顔をしているが、恋歌が刀をかちん、としまう音とともに目の前にあったコンクリートがすぱっと切れて崩れていった。
「「「・・・・・」」」
相「さ、帰ろう」
「「「いや待って今のなんですか!!」」」
さらっと帰ろうとする相澤を止めて何が起きたかを説明してほしいと生徒が詰め寄っていく。
相「だから試し切りだって言ったろ」
めんどくさそうに頭をかく相澤は知りたかったらあいつに聞け、とセメントスに礼を言っている恋歌に丸投げした。