14話
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泣き疲れて寝てしまった恋歌をベッドに入れ、外に出ると校長が待っていた。
校「恋歌先生はどうだい」
相「これだけ泣かせてやれば多少は大丈夫かと
泣かない事の方が多いんで今回はマシな方だと思いますよ」
校「そうか・・・
もう少し心のケアができればと思うんだけど・・・」
相「あー・・・
それなら心当たりあるんで言っておきますよ」
校「兄である相澤先生よりケアできる人が?」
相「まぁそいつ次第ですけどね」
がりがりと頭をかく相澤はどうやってお互いを会わせようかと考える。
恋歌は怪我はすぐに治るが事情聴取や検査の為に数日入院になる。
もちろん病室には部外者以外立ち入り禁止だ。
校「校長とはいえいざとなるとなんの力もないもんだ」
相「いえ、今回恋歌が最初に泣けたのは校長の言葉があったからです
普段ならへらへら笑って礼ぐらいしか言わなかったでしょう」
校「力になれたのなら幸いさ
それより恋歌先生の今後だけどね」
急に声を低くした校長に相澤も真面目な顔でそうですねと返す。
校「あの中継がまずかった
もう隠し通せないよ」
相「わかってます
本人がわかってないと思うんですけど、最終的には本人に決めさせる形になるでしょう」
校「だよね・・・
まぁ取り敢えず帰ろうか」
相「はい」
今から職員会議をしなければ行けない事もある上に、もう一つ懸念材料が残っている。
対策はできないのはわかっているため、それを本人にどう伝えるか。
悩み事は尽きないが一先ずは全員が無事に帰ってきたことを嬉しく思う。
『(暇だなぁ・・・)』
騒動から数日。
今回は生死に関わる怪我がなかったので、全身の治癒を一気にしてもらえた。
その為元気なのだが、一応の検査などもあり入院中で何もすることがない。
テレビもオールマイトのことがほとんどで見てもつまらない為消している。
昨日相澤が来てくれて置いて行ったリンゴをむしゃむしゃと食べながら、窓の外をぼんやりと眺める。
『(オールマイトは退院したのになぁ・・・)』
なんで自分だけ・・・とぶつぶつ言うが誰も聞いてくれる人はいない。
『(刀も直してもらわないといけないな
今日兄さんが来たら頼んでみよ)』
6本中5本を戦闘で壊し無くした。
今手元にあるのは1本のみ。
6本持っている理由は自分の筋力のなさを補うため。
オール・フォー・ワンの攻撃を止めたときも4本使ってなかったら体が消し飛んでいただろう。
6本使えばもっと軽傷だったが、すべてを使い切ってしまって折れると恋歌には攻撃手段が極端に少なくなる。
それに刀は特別な金属を使っている為簡単には折れないし、折れたのは今回が初めてだ。
攻防一体の武器として持っていたが、作ってもらうには少し時間がかかる。
相「よぉ、暇してんな」
『そりゃあね』
タイミングよく入ってきたいつもとは違いスーツを着ている相澤に今考えていた武器の話をする。
相「あー・・・そういやそうだな
わかった
言っといてやるが時間かかんだろ?」
『そうなんだよね
だから壊したくなかったのに・・・』
相「今回に関しては仕方ねぇだろ
今までと同じもんでいいんだな?」
『うん、お願いします
そういやなんでスーツ?』
相「家庭訪問だ
全寮制になる話しただろ」
『ああ・・・』
そういえばそんな話もしてたなと思い出す。
相「お前も寮に入る様にとの校長の指示があった」
『え、なんで』
相「今回お前が攫われた原因はその身体能力の高さ
こっち側としてもまた攫われて万が一脳無にでもなられたら困るって事だろ」
言葉を隠さず言う相澤に恋歌もまぁそれもそうかと納得する。
しかし生徒の為の寮に狙われる可能性のある自分が入ってもいいのかと思う。
相「校長がいいって言ってんだからいいんだろ」
『私はいいけどさ
ていうか私いつ退院できるの?』
相「検査の結果が出たら退院できるらしい
結果は明日明後日にはでるだろ」
『えー、じゃあまだ帰れないじゃんか・・・』
恋歌の着替えと見舞いに持ってきた果物を荷物から取り出し、果物は冷蔵庫に入れる。
相「一応明日って聞いてるからな
着替えも置いていく
退院する時間わかったら・・・・携帯もないんだったな」
『あの騒動でどっかいっちゃったんだよね
バックアップは取ってあるから新しいの買えば大丈夫なんだけど』
携帯に連絡しろと言いたかったが、今恋歌は携帯を持っていない。
めんどくさそうに頭を掻いた相澤は携帯を見ながら近くにあった紙に電話番号を書く。
相「時間わかったらここに連絡しろ」
『?
兄さんの番号こんなんだった?』
相「細かいことは気にするな
いいな
ちゃんと連絡しろよ
一人で帰ったら刀頼んでやらないからな」
『はーい』
じゃあな、と帰る相澤に話し相手がいなくなったと心細くなったがあと一日の辛抱だと早めに寝る事にした。
校「恋歌先生はどうだい」
相「これだけ泣かせてやれば多少は大丈夫かと
泣かない事の方が多いんで今回はマシな方だと思いますよ」
校「そうか・・・
もう少し心のケアができればと思うんだけど・・・」
相「あー・・・
それなら心当たりあるんで言っておきますよ」
校「兄である相澤先生よりケアできる人が?」
相「まぁそいつ次第ですけどね」
がりがりと頭をかく相澤はどうやってお互いを会わせようかと考える。
恋歌は怪我はすぐに治るが事情聴取や検査の為に数日入院になる。
もちろん病室には部外者以外立ち入り禁止だ。
校「校長とはいえいざとなるとなんの力もないもんだ」
相「いえ、今回恋歌が最初に泣けたのは校長の言葉があったからです
普段ならへらへら笑って礼ぐらいしか言わなかったでしょう」
校「力になれたのなら幸いさ
それより恋歌先生の今後だけどね」
急に声を低くした校長に相澤も真面目な顔でそうですねと返す。
校「あの中継がまずかった
もう隠し通せないよ」
相「わかってます
本人がわかってないと思うんですけど、最終的には本人に決めさせる形になるでしょう」
校「だよね・・・
まぁ取り敢えず帰ろうか」
相「はい」
今から職員会議をしなければ行けない事もある上に、もう一つ懸念材料が残っている。
対策はできないのはわかっているため、それを本人にどう伝えるか。
悩み事は尽きないが一先ずは全員が無事に帰ってきたことを嬉しく思う。
『(暇だなぁ・・・)』
騒動から数日。
今回は生死に関わる怪我がなかったので、全身の治癒を一気にしてもらえた。
その為元気なのだが、一応の検査などもあり入院中で何もすることがない。
テレビもオールマイトのことがほとんどで見てもつまらない為消している。
昨日相澤が来てくれて置いて行ったリンゴをむしゃむしゃと食べながら、窓の外をぼんやりと眺める。
『(オールマイトは退院したのになぁ・・・)』
なんで自分だけ・・・とぶつぶつ言うが誰も聞いてくれる人はいない。
『(刀も直してもらわないといけないな
今日兄さんが来たら頼んでみよ)』
6本中5本を戦闘で壊し無くした。
今手元にあるのは1本のみ。
6本持っている理由は自分の筋力のなさを補うため。
オール・フォー・ワンの攻撃を止めたときも4本使ってなかったら体が消し飛んでいただろう。
6本使えばもっと軽傷だったが、すべてを使い切ってしまって折れると恋歌には攻撃手段が極端に少なくなる。
それに刀は特別な金属を使っている為簡単には折れないし、折れたのは今回が初めてだ。
攻防一体の武器として持っていたが、作ってもらうには少し時間がかかる。
相「よぉ、暇してんな」
『そりゃあね』
タイミングよく入ってきたいつもとは違いスーツを着ている相澤に今考えていた武器の話をする。
相「あー・・・そういやそうだな
わかった
言っといてやるが時間かかんだろ?」
『そうなんだよね
だから壊したくなかったのに・・・』
相「今回に関しては仕方ねぇだろ
今までと同じもんでいいんだな?」
『うん、お願いします
そういやなんでスーツ?』
相「家庭訪問だ
全寮制になる話しただろ」
『ああ・・・』
そういえばそんな話もしてたなと思い出す。
相「お前も寮に入る様にとの校長の指示があった」
『え、なんで』
相「今回お前が攫われた原因はその身体能力の高さ
こっち側としてもまた攫われて万が一脳無にでもなられたら困るって事だろ」
言葉を隠さず言う相澤に恋歌もまぁそれもそうかと納得する。
しかし生徒の為の寮に狙われる可能性のある自分が入ってもいいのかと思う。
相「校長がいいって言ってんだからいいんだろ」
『私はいいけどさ
ていうか私いつ退院できるの?』
相「検査の結果が出たら退院できるらしい
結果は明日明後日にはでるだろ」
『えー、じゃあまだ帰れないじゃんか・・・』
恋歌の着替えと見舞いに持ってきた果物を荷物から取り出し、果物は冷蔵庫に入れる。
相「一応明日って聞いてるからな
着替えも置いていく
退院する時間わかったら・・・・携帯もないんだったな」
『あの騒動でどっかいっちゃったんだよね
バックアップは取ってあるから新しいの買えば大丈夫なんだけど』
携帯に連絡しろと言いたかったが、今恋歌は携帯を持っていない。
めんどくさそうに頭を掻いた相澤は携帯を見ながら近くにあった紙に電話番号を書く。
相「時間わかったらここに連絡しろ」
『?
兄さんの番号こんなんだった?』
相「細かいことは気にするな
いいな
ちゃんと連絡しろよ
一人で帰ったら刀頼んでやらないからな」
『はーい』
じゃあな、と帰る相澤に話し相手がいなくなったと心細くなったがあと一日の辛抱だと早めに寝る事にした。