13話
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戦闘音がする方に走っている途中で、小型無線機で相澤に連絡を取る。
相「そっちはどうだ」
『一人は倒したけどまだ複数人いるっぽい
変なガスが充満してるからそれはB組の子が倒しに行ってくれてる』
相「そうか
こっちには何人か避難しに来てるがここも敵に襲われてて防戦って感じだ」
≪敵の狙いの一つ判明!!
生徒のかっちゃん!!≫
またマンダレイからのテレパスで脳に直接音声が流れ込んでくる。
『爆豪君か・・・』
相「頼めるか」
『誰に言ってんのよ
絶好調だっての』
相「そうか
なら頼んだ
こっちは避難してきた生徒を保護する」
『うん』
無線を切って戦闘音がする方を見れば氷が見えた。
『(焦凍君か
確か爆豪君とペアだったはず
けど個性使ってるってことは敵がいる・・・!)』
おそらく傍にいるだろうとぐっと足に力を入れた。
ム「肉見せて」
『気持ち悪い』
歯を変幻自在の刃に変えて焦凍と爆豪を襲っていたムーンフィッシュを、横から急に飛び出してきた恋歌がかかと落としで地面に落とす。
焦「恋歌・・・!」
爆「んでここに・・・」
『動くな
動けば即刻首を切り落として殺す』
ム「・・・・肉」
うつ伏せに倒し首の後ろに刀を当てる。
歯を刃に変えているので個性を使えば自分で首を切り落としてしまう。
『お前たちは後何人いる
答えなければ体に聞く』
ぐっと刀に力を入れる恋歌の様子がいつもと違う事に気づく。
爆「あいつ・・・簡単に殺すとか言うやつだったかよ」
焦「いや・・・」
ム「俺の肉・・・」
『(会話が成り立たないか・・・)』
すっと立ち上がった恋歌は刀をしまう。
焦「恋歌なにしてんだ!!」
拘束の解けたムーンフィッシュは恋歌を標的に個性を発動させた。
それを遮るために焦凍が氷結を出そうと足に力を入れた一瞬後。
爆「な・・・・」
『会話のできない口はいらないでしょ?』
ム「が・・・」
全ての歯を恋歌が一瞬で粉々に砕いた。
切島と鉄哲との特訓で使っていた突きを全ての歯に当てただけなのだが、焦凍と爆豪は見えていない。
どさ、と地面に落ちてきたムーンフィッシュはぴくぴくと痙攣している。
つけっぱなしだったマスクを取って呆然と立ち尽くす二人の前に行く。
『さ、施設に行こう
あいつは足の骨も砕いといたからほっといても大丈夫』
くるっと施設の方に歩き出した恋歌の手をぱしっと焦凍と爆豪が掴む。
爆「おい、ちょっとこっち見ろや」
焦「こっちを見ろ」
二人に言われてしぶしぶ顔を向けると気絶しそうなぐらいの力で頭を殴られた。
『え、痛い・・・』
痛さで若干涙目になっている恋歌を見て焦凍と爆豪は内心ほっとした。
先ほどまでの恋歌は別人のように見えていた。
いつもならできたとしても歯を全部折ったり、足の骨を砕いたりはしない。
爆「(こいつキレると情けをなくしやがんのか・・・)」
なにが原因でキレたのかわからないがキレていたときは口調も違った。
焦「怒ってたのか?今の」
『んー、あー、まぁ多分』
焦「なにがあった」
『なにが、ってわけじゃないけどいつもいつも攻めてきてみんなに恐怖与えるだけ与えて・・・
どうしてみんなばっかりこんな目に遭うんだろうって思ったら・・・
こう、血が騒いだというか・・・』
表情はいつも通りに戻っているため怖くはないが、キレさすと手加減が出来なくなるということがわかった。
爆「けっ、くだらねぇことでキレてんじゃねぇよ」
焦「それをお前が言うのか?」
爆「ああ!?やんのか舐めプ野郎!!」
『あ、兄さん
爆豪君と合流できたよ
今からそっち向かうから』
二人が喧嘩をしている後ろで相澤に連絡をとる。
相「わかった
・・・・お前機嫌直ってんな」
『え?』
相「いや、さっきまでキレてたろ」
『ばれてる』
相「しゃべり方がかわるからな
まぁ直ったんならいい
警戒を怠らずに帰ってこい
それからまだ何人かは森の中だ
見つけたら一緒に連れてきてくれ」
『了解』
相「そっちはどうだ」
『一人は倒したけどまだ複数人いるっぽい
変なガスが充満してるからそれはB組の子が倒しに行ってくれてる』
相「そうか
こっちには何人か避難しに来てるがここも敵に襲われてて防戦って感じだ」
≪敵の狙いの一つ判明!!
生徒のかっちゃん!!≫
またマンダレイからのテレパスで脳に直接音声が流れ込んでくる。
『爆豪君か・・・』
相「頼めるか」
『誰に言ってんのよ
絶好調だっての』
相「そうか
なら頼んだ
こっちは避難してきた生徒を保護する」
『うん』
無線を切って戦闘音がする方を見れば氷が見えた。
『(焦凍君か
確か爆豪君とペアだったはず
けど個性使ってるってことは敵がいる・・・!)』
おそらく傍にいるだろうとぐっと足に力を入れた。
ム「肉見せて」
『気持ち悪い』
歯を変幻自在の刃に変えて焦凍と爆豪を襲っていたムーンフィッシュを、横から急に飛び出してきた恋歌がかかと落としで地面に落とす。
焦「恋歌・・・!」
爆「んでここに・・・」
『動くな
動けば即刻首を切り落として殺す』
ム「・・・・肉」
うつ伏せに倒し首の後ろに刀を当てる。
歯を刃に変えているので個性を使えば自分で首を切り落としてしまう。
『お前たちは後何人いる
答えなければ体に聞く』
ぐっと刀に力を入れる恋歌の様子がいつもと違う事に気づく。
爆「あいつ・・・簡単に殺すとか言うやつだったかよ」
焦「いや・・・」
ム「俺の肉・・・」
『(会話が成り立たないか・・・)』
すっと立ち上がった恋歌は刀をしまう。
焦「恋歌なにしてんだ!!」
拘束の解けたムーンフィッシュは恋歌を標的に個性を発動させた。
それを遮るために焦凍が氷結を出そうと足に力を入れた一瞬後。
爆「な・・・・」
『会話のできない口はいらないでしょ?』
ム「が・・・」
全ての歯を恋歌が一瞬で粉々に砕いた。
切島と鉄哲との特訓で使っていた突きを全ての歯に当てただけなのだが、焦凍と爆豪は見えていない。
どさ、と地面に落ちてきたムーンフィッシュはぴくぴくと痙攣している。
つけっぱなしだったマスクを取って呆然と立ち尽くす二人の前に行く。
『さ、施設に行こう
あいつは足の骨も砕いといたからほっといても大丈夫』
くるっと施設の方に歩き出した恋歌の手をぱしっと焦凍と爆豪が掴む。
爆「おい、ちょっとこっち見ろや」
焦「こっちを見ろ」
二人に言われてしぶしぶ顔を向けると気絶しそうなぐらいの力で頭を殴られた。
『え、痛い・・・』
痛さで若干涙目になっている恋歌を見て焦凍と爆豪は内心ほっとした。
先ほどまでの恋歌は別人のように見えていた。
いつもならできたとしても歯を全部折ったり、足の骨を砕いたりはしない。
爆「(こいつキレると情けをなくしやがんのか・・・)」
なにが原因でキレたのかわからないがキレていたときは口調も違った。
焦「怒ってたのか?今の」
『んー、あー、まぁ多分』
焦「なにがあった」
『なにが、ってわけじゃないけどいつもいつも攻めてきてみんなに恐怖与えるだけ与えて・・・
どうしてみんなばっかりこんな目に遭うんだろうって思ったら・・・
こう、血が騒いだというか・・・』
表情はいつも通りに戻っているため怖くはないが、キレさすと手加減が出来なくなるということがわかった。
爆「けっ、くだらねぇことでキレてんじゃねぇよ」
焦「それをお前が言うのか?」
爆「ああ!?やんのか舐めプ野郎!!」
『あ、兄さん
爆豪君と合流できたよ
今からそっち向かうから』
二人が喧嘩をしている後ろで相澤に連絡をとる。
相「わかった
・・・・お前機嫌直ってんな」
『え?』
相「いや、さっきまでキレてたろ」
『ばれてる』
相「しゃべり方がかわるからな
まぁ直ったんならいい
警戒を怠らずに帰ってこい
それからまだ何人かは森の中だ
見つけたら一緒に連れてきてくれ」
『了解』