13話
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林間合宿3日目。
「「お願いしゃす!!」」
『はい、お願いします』
(((舎弟・・・)))
2日目と同じく早朝から引き続き個性を伸ばす訓練を始める。
切島と鉄哲が90度に腰を曲げて恋歌に挨拶をすると周りは若干引いていた。
『じゃあこれ持って昨日と同じ場所に行ってくれる?』
これ、と言われて恋歌が指差しているのは石だった。
持てば重さは15㎏程だったので軽々持てた。
『さて、じゃあ今日は3倍ってことなんで・・・』
「「うっっ・・・・」」
自業自得とはいえ昨日のこともあり3倍と聞くと身構えてしまう。
『昨日よりスパルタでいきます』
「「うす・・・」」
『じゃあこれで耐えられるまで耐えてね
昨日と同じように先にダウンした方が負け
罰ゲームは・・・昨日10回だったし3倍の30回でいこうか』
にこにこと笑って見ている恋歌の先には足をぷるぷるさせた切島と鉄哲がいる。
硬化をしたまま空気椅子をし、先ほど持ってきた石を太ももの上に乗せているのだ。
恋歌の言葉に返答できる余裕はない。
『硬化は何回解けてもいいからできるだけずっと続けてね』
必死の形相の二人に返事は無理かと笑い、刀を抜いて刃こぼれ等ないか確認をする。
『(昨日この二人の硬くなった身体ばっか当ててたからなー
そんな簡単に刃こぼれしないとは思うけど・・・)』
見たところ刃こぼれはなかったので、近くの岩をしゃっと切る。
『(うん、切り口にも問題なし
もうちょっと筋力つけられたらいいんだけど・・・私もこの機会に筋トレしようかな)』
顎に手を当てて刀の鍔を弾いたり戻したりしながらどうすれば筋肉が効率よくつくかなと考える。
『(サポート科の人に相談してみてもいいかもね
あんまり装備とかつけたくないから筋トレできるやつ)』
切「く、そ・・・
だぁめだぁ・・・!!」
先に倒れたのは切島でまだ鉄哲は頑張っている。
『じゃ、30回いってみようか』
切「・・・・うす」
ぷるぷるする足を叱咤してひとつ深呼吸をした後全身を硬化させる。
その瞬間昨日と同じ突きが体中を切りつけていく。
『(あれ?
昨日と同じ力でやってるのに・・・
ちょっと弱めるか・・・)』
まるで防げていない切島に恋歌は少しだけ力を弱めてやる。
そして30回、切島は受け切った。
『切島君、体調悪いの?』
切「え、いやそんなことないですけど・・・」
『昨日より硬くないんだよね
だから途中から昨日より弱めにしたんだけど・・・』
切「す、すいません・・・
多分ただの寝不足っす・・・」
『ああ、補習の
こればっかりはどうしようもないね・・・
力加減どうする?』
切「補習なったんは俺の自業自得なんで昨日と同じでお願いします」
『うん、まぁそう言うと思ってたけど』
もともとこの特訓は限界突破して個性の能力を底上げするのが目的。
たかが寝不足ぐらいで手加減するつもりはなかったが、男気溢れる切島であれば大丈夫と答えるのはわかっていた。
鉄「よし、じゃあ次俺お願いします!!」
『おっけー』
今日も筋トレ勝負をして負けた方から30回、勝った方は後から30回の繰り返しで特訓をしていく。
「「お願いしゃす!!」」
『はい、お願いします』
(((舎弟・・・)))
2日目と同じく早朝から引き続き個性を伸ばす訓練を始める。
切島と鉄哲が90度に腰を曲げて恋歌に挨拶をすると周りは若干引いていた。
『じゃあこれ持って昨日と同じ場所に行ってくれる?』
これ、と言われて恋歌が指差しているのは石だった。
持てば重さは15㎏程だったので軽々持てた。
『さて、じゃあ今日は3倍ってことなんで・・・』
「「うっっ・・・・」」
自業自得とはいえ昨日のこともあり3倍と聞くと身構えてしまう。
『昨日よりスパルタでいきます』
「「うす・・・」」
『じゃあこれで耐えられるまで耐えてね
昨日と同じように先にダウンした方が負け
罰ゲームは・・・昨日10回だったし3倍の30回でいこうか』
にこにこと笑って見ている恋歌の先には足をぷるぷるさせた切島と鉄哲がいる。
硬化をしたまま空気椅子をし、先ほど持ってきた石を太ももの上に乗せているのだ。
恋歌の言葉に返答できる余裕はない。
『硬化は何回解けてもいいからできるだけずっと続けてね』
必死の形相の二人に返事は無理かと笑い、刀を抜いて刃こぼれ等ないか確認をする。
『(昨日この二人の硬くなった身体ばっか当ててたからなー
そんな簡単に刃こぼれしないとは思うけど・・・)』
見たところ刃こぼれはなかったので、近くの岩をしゃっと切る。
『(うん、切り口にも問題なし
もうちょっと筋力つけられたらいいんだけど・・・私もこの機会に筋トレしようかな)』
顎に手を当てて刀の鍔を弾いたり戻したりしながらどうすれば筋肉が効率よくつくかなと考える。
『(サポート科の人に相談してみてもいいかもね
あんまり装備とかつけたくないから筋トレできるやつ)』
切「く、そ・・・
だぁめだぁ・・・!!」
先に倒れたのは切島でまだ鉄哲は頑張っている。
『じゃ、30回いってみようか』
切「・・・・うす」
ぷるぷるする足を叱咤してひとつ深呼吸をした後全身を硬化させる。
その瞬間昨日と同じ突きが体中を切りつけていく。
『(あれ?
昨日と同じ力でやってるのに・・・
ちょっと弱めるか・・・)』
まるで防げていない切島に恋歌は少しだけ力を弱めてやる。
そして30回、切島は受け切った。
『切島君、体調悪いの?』
切「え、いやそんなことないですけど・・・」
『昨日より硬くないんだよね
だから途中から昨日より弱めにしたんだけど・・・』
切「す、すいません・・・
多分ただの寝不足っす・・・」
『ああ、補習の
こればっかりはどうしようもないね・・・
力加減どうする?』
切「補習なったんは俺の自業自得なんで昨日と同じでお願いします」
『うん、まぁそう言うと思ってたけど』
もともとこの特訓は限界突破して個性の能力を底上げするのが目的。
たかが寝不足ぐらいで手加減するつもりはなかったが、男気溢れる切島であれば大丈夫と答えるのはわかっていた。
鉄「よし、じゃあ次俺お願いします!!」
『おっけー』
今日も筋トレ勝負をして負けた方から30回、勝った方は後から30回の繰り返しで特訓をしていく。