2話
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いつも通り焦凍の話に何度も相槌を打ち、静かに話を聞いてくれる恋歌はいつもとかわらない。
焦「あいつのことは生きている限りついて回る
仕方のねぇことだとは思ってんだけどよ・・・」
『まぁ焦凍君なら克服できるよ』
焦「ありがとう」
一通り今日の試験について話すといつもであればそろそろ焦凍は帰らなければいけない時間になった。
『そろそろ帰らないとだね』
焦「そうだな
ところで恋歌
今日は変だが恋歌こそ何かあったのか?」
最初以外目を合わせていないし、手も握り返してくる、肩に頭を乗せてくる、そして今も目を合わせない。
『・・・何もないよ
そろそろ帰ろうか』
肩から頭を上げ、手を離して立ち上がろうとする恋歌の手をぎゅっと握り引っ張る。
バランスを崩した恋歌が焦凍の右肩に左手をつく形になる。
反射的にごめんと顔を上げればすぐ近くにお互いの顔。
数秒見つめ合った後、みるみる赤くなっていく恋歌の顔に焦凍もつられて少し赤くなった。
『あ、あのごめんなさっ・・・///』
急いで離れようとする恋歌の左手もつかみ逃がさない様にする。
『しょ、焦凍君・・・?///』
焦「なんかあったろ」
真剣な表情で手を握る力を強める焦凍に恋歌は言いにくそうに眼を泳がせる。
『そ、それは・・・///』
焦「俺は恋歌に隠し事してねぇ
恋歌も言え」
言わなければ帰らなさそうな雰囲気に恋歌はもごもごと言いにくそうに顔を伏せる。
『だ、だってさ・・・
久しぶりに焦凍君に会ったら別人みたいになってるから・・・///』
焦「は?」
もうやけくそだとでも言わんばかりに赤い顔のまま目に涙を溜めて興奮気味に話す。
『焦凍君が悪いの!!
電話してきてくれたと思ったら声変わりしてて知らない人と話してるみたいだったし!!
今日だって久しぶりに見たら背も高くなってて、前まではかわいかったのにかっこよくなってて!!!
別人みたいで恥ずかしいから顔見られない様にするの必死だったのに、焦凍君はいつも通りで私ばっか緊張して!!』
”ばかみたいじゃない・・・”と再びうつむいてしまった恋歌に焦凍は驚きでぽかんとしている。
だが言われた内容を改めて考えてみると緊張していたのは自分だけではないとわかり笑いがこみあげてくる。
焦「なんだそれ・・・ふっ」
『笑わないで!!///
わっ・・・』
声を殺しながら笑う焦凍に文句を言おうと顔をあげたタイミングで更に強く手を引っ張られた。
焦「あいつのことは生きている限りついて回る
仕方のねぇことだとは思ってんだけどよ・・・」
『まぁ焦凍君なら克服できるよ』
焦「ありがとう」
一通り今日の試験について話すといつもであればそろそろ焦凍は帰らなければいけない時間になった。
『そろそろ帰らないとだね』
焦「そうだな
ところで恋歌
今日は変だが恋歌こそ何かあったのか?」
最初以外目を合わせていないし、手も握り返してくる、肩に頭を乗せてくる、そして今も目を合わせない。
『・・・何もないよ
そろそろ帰ろうか』
肩から頭を上げ、手を離して立ち上がろうとする恋歌の手をぎゅっと握り引っ張る。
バランスを崩した恋歌が焦凍の右肩に左手をつく形になる。
反射的にごめんと顔を上げればすぐ近くにお互いの顔。
数秒見つめ合った後、みるみる赤くなっていく恋歌の顔に焦凍もつられて少し赤くなった。
『あ、あのごめんなさっ・・・///』
急いで離れようとする恋歌の左手もつかみ逃がさない様にする。
『しょ、焦凍君・・・?///』
焦「なんかあったろ」
真剣な表情で手を握る力を強める焦凍に恋歌は言いにくそうに眼を泳がせる。
『そ、それは・・・///』
焦「俺は恋歌に隠し事してねぇ
恋歌も言え」
言わなければ帰らなさそうな雰囲気に恋歌はもごもごと言いにくそうに顔を伏せる。
『だ、だってさ・・・
久しぶりに焦凍君に会ったら別人みたいになってるから・・・///』
焦「は?」
もうやけくそだとでも言わんばかりに赤い顔のまま目に涙を溜めて興奮気味に話す。
『焦凍君が悪いの!!
電話してきてくれたと思ったら声変わりしてて知らない人と話してるみたいだったし!!
今日だって久しぶりに見たら背も高くなってて、前まではかわいかったのにかっこよくなってて!!!
別人みたいで恥ずかしいから顔見られない様にするの必死だったのに、焦凍君はいつも通りで私ばっか緊張して!!』
”ばかみたいじゃない・・・”と再びうつむいてしまった恋歌に焦凍は驚きでぽかんとしている。
だが言われた内容を改めて考えてみると緊張していたのは自分だけではないとわかり笑いがこみあげてくる。
焦「なんだそれ・・・ふっ」
『笑わないで!!///
わっ・・・』
声を殺しながら笑う焦凍に文句を言おうと顔をあげたタイミングで更に強く手を引っ張られた。