2話
夢小説設定
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定時に急いで出て公園についたのは18時頃。
既に焦凍はいつものベンチに座ってぼーっと空を見ていた。
『焦凍君
ごめんね!お待たせ!!』
焦「恋歌
お疲れ様
わがまま言って悪い」
全力で走ってきて肩で息をしている恋歌をベンチに座らせてやる。
『ううん!
私もしばらく焦凍君に会えてなかったから会いたかったし嬉しい』
焦「そうか」
恋歌が嬉しそうに笑えば焦凍も笑う。
今は秋なので寒くはないが日が短くなってきており、18時を過ぎるとすでに暗い。
横に座った恋歌の右手をいつも通り触ってくる焦凍に恋歌も手を握り返す。
焦「恋歌?」
いつもは焦凍が好きに触るだけなのに自分から握り返してきたことに驚いている。
『嫌?』
焦「いや・・・・いい・・・」
所謂恋人繋ぎで手を繋いでいることを意識しているのか、焦凍は手を何度もちらちらと見ている。
『焦凍君も大きくなったね
あんなにかわいかったのにこんなかっこよくなっちゃってさ』
焦「そうか?
まぁ背はさすがに小学生の時に比べたら伸びたか
恋歌はあまりかわらねぇな」
『あはは、そりゃそうだよ
今年十代最後の年だからねー
はやいもんだよ』
焦「!?」
とん、と焦凍の肩に恋歌が頭を預けると先ほどより更に驚いたようで、びくっと体を揺らした。
それでも振り落とされないので恋歌はそのままの体勢を崩さない。
焦凍は一気に体温が上昇し、顔に熱が集まってくるのを感じた。
焦「(恋歌がいつもと違ぇ・・・
これは・・・甘えてんのか?)」
『試験、どうだった?』
焦「え?
あ、ああ、簡単だった」
態度がいつもと違うが話す内容はいつもとかわらない。
顔が赤いのを悟られない様に焦凍は声音だけはいつも通りを装う。
『そっか、さすがだね
ところでさ、試験中になにかあった?』
焦「え?」
目線を合わすことなく”別に言いたくなかったらいいよ”と言う恋歌に何かあったかと言われればちょっと試験中にいらいらしたぐらいだが、何かあったというのであれば恋歌の方ではないかと思う。
いつもはしない行動をしてくる恋歌に焦凍は素直に今日の試験中にエンデヴァーの件でいらいらした内容を話した。
既に焦凍はいつものベンチに座ってぼーっと空を見ていた。
『焦凍君
ごめんね!お待たせ!!』
焦「恋歌
お疲れ様
わがまま言って悪い」
全力で走ってきて肩で息をしている恋歌をベンチに座らせてやる。
『ううん!
私もしばらく焦凍君に会えてなかったから会いたかったし嬉しい』
焦「そうか」
恋歌が嬉しそうに笑えば焦凍も笑う。
今は秋なので寒くはないが日が短くなってきており、18時を過ぎるとすでに暗い。
横に座った恋歌の右手をいつも通り触ってくる焦凍に恋歌も手を握り返す。
焦「恋歌?」
いつもは焦凍が好きに触るだけなのに自分から握り返してきたことに驚いている。
『嫌?』
焦「いや・・・・いい・・・」
所謂恋人繋ぎで手を繋いでいることを意識しているのか、焦凍は手を何度もちらちらと見ている。
『焦凍君も大きくなったね
あんなにかわいかったのにこんなかっこよくなっちゃってさ』
焦「そうか?
まぁ背はさすがに小学生の時に比べたら伸びたか
恋歌はあまりかわらねぇな」
『あはは、そりゃそうだよ
今年十代最後の年だからねー
はやいもんだよ』
焦「!?」
とん、と焦凍の肩に恋歌が頭を預けると先ほどより更に驚いたようで、びくっと体を揺らした。
それでも振り落とされないので恋歌はそのままの体勢を崩さない。
焦凍は一気に体温が上昇し、顔に熱が集まってくるのを感じた。
焦「(恋歌がいつもと違ぇ・・・
これは・・・甘えてんのか?)」
『試験、どうだった?』
焦「え?
あ、ああ、簡単だった」
態度がいつもと違うが話す内容はいつもとかわらない。
顔が赤いのを悟られない様に焦凍は声音だけはいつも通りを装う。
『そっか、さすがだね
ところでさ、試験中になにかあった?』
焦「え?」
目線を合わすことなく”別に言いたくなかったらいいよ”と言う恋歌に何かあったかと言われればちょっと試験中にいらいらしたぐらいだが、何かあったというのであれば恋歌の方ではないかと思う。
いつもはしない行動をしてくる恋歌に焦凍は素直に今日の試験中にエンデヴァーの件でいらいらした内容を話した。