13話
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合宿二日目。
相「おはよう諸君」
早朝なのでみんな眠そうにしているが、相澤の真剣な言葉に徐々に目を開いていく。
ちなみに恋歌は朝からちゃんとコスチュームを着ている。
爆豪に体力テストの時のボールを渡し、どれだけ伸びているかを測ると言う。
爆「んじゃ、よっこら・・・
くたばれ!!」
(((くたばれ・・・・)))
初回の体力テスト同様暴言をはきながら飛ばしたボールは遥か彼方まで飛んで行った。
しかし結果は入学時に比べて4mほどしか伸びていなかった。
相「約3か月間様々な経験を経て確かに君らは成長している
だがそれはあくまでも精神面や技術面あとは多少の体力的な成長がメインで個性そのものは今見た通りでそこまで成長していない
だから今日から君らの個性を伸ばす
死ぬほどきついがくれぐれも死なない様に」
にやっと笑いながら言う相澤に寒気がする生徒たち。
どれだけ過酷な訓練なのだろうかと。
『じゃあ用意してあるから移動しようか』
恋歌の言葉にぞろぞろと生徒たちが着いていく中、先ほど爆豪が投げたボールを見てぼそっと切島が余計なひと言を言った。
切「そういや恋歌先生ってボール投げどれぐらい飛ぶんですか?」
『え・・・』
確かに気になると周りもざわざわし始めてしまった。
『ふ、ふつーかな』
切「へぇ、爆豪より飛ぶんすか?」
『い、いや・・・そんなには・・・』
切島が質問してくるのは純粋に”漢”として尊敬している恋歌のことが知りたいからだ。
相「やってやりゃあいいじゃねぇか」
『相澤先生・・・』
ほらよ、とボールを渡してくる相澤を睨みつけながらしぶしぶ生徒たちとは逆の方向を向く。
どんな大記録が出るのだろうとわくわくしている生徒たちの視線に恋歌は胃が痛くなる。
『い、いきます』
えい、と投げたボールは生徒たちが思っていたより近くの地面に落下した。
相「・・・・・23m」
「「「23m!?」」」
『わ、前より3mも飛んでる!!』
「「「前より飛んでる!?」」」
嬉しそうに言う恋歌に生徒たちは驚きを隠せない。
相澤は笑いをこらえるように後ろを向きながら震えている。
切「え、まじで?」
相「この間言ったろ
恋歌の純粋な筋力は普通の女子より少し強いぐらいだと」
切「いや、聞きましたけど・・・」
それならどこからあんな力が出てくるのかと切島ははてなを浮かべる。
爆「よっわ・・・
個性使わんでももっと飛ばせんだろ・・・」
『う、うるさいな・・・』
焦「大丈夫だ恋歌
ボール投げが飛ばなくても生活に支障はない」
『だ、だよね!!』
落ち込んでいた恋歌を焦凍が励まし、気を取り直したのを見るとやっと女の子らしい一面が見れたと生徒たちはほっとした。
今まではオールマイトと一緒に敵に立ち向かうわ、一人でクラス全員に勝つわ、エンデヴァーに勝負を申し込むわで個性が戦闘向きではない女性とは思えなかった。
(((なんかかわいいな)))
恋歌のボール投げの記録に1-Aにほのぼのした空気が流れた。
相「おはよう諸君」
早朝なのでみんな眠そうにしているが、相澤の真剣な言葉に徐々に目を開いていく。
ちなみに恋歌は朝からちゃんとコスチュームを着ている。
爆豪に体力テストの時のボールを渡し、どれだけ伸びているかを測ると言う。
爆「んじゃ、よっこら・・・
くたばれ!!」
(((くたばれ・・・・)))
初回の体力テスト同様暴言をはきながら飛ばしたボールは遥か彼方まで飛んで行った。
しかし結果は入学時に比べて4mほどしか伸びていなかった。
相「約3か月間様々な経験を経て確かに君らは成長している
だがそれはあくまでも精神面や技術面あとは多少の体力的な成長がメインで個性そのものは今見た通りでそこまで成長していない
だから今日から君らの個性を伸ばす
死ぬほどきついがくれぐれも死なない様に」
にやっと笑いながら言う相澤に寒気がする生徒たち。
どれだけ過酷な訓練なのだろうかと。
『じゃあ用意してあるから移動しようか』
恋歌の言葉にぞろぞろと生徒たちが着いていく中、先ほど爆豪が投げたボールを見てぼそっと切島が余計なひと言を言った。
切「そういや恋歌先生ってボール投げどれぐらい飛ぶんですか?」
『え・・・』
確かに気になると周りもざわざわし始めてしまった。
『ふ、ふつーかな』
切「へぇ、爆豪より飛ぶんすか?」
『い、いや・・・そんなには・・・』
切島が質問してくるのは純粋に”漢”として尊敬している恋歌のことが知りたいからだ。
相「やってやりゃあいいじゃねぇか」
『相澤先生・・・』
ほらよ、とボールを渡してくる相澤を睨みつけながらしぶしぶ生徒たちとは逆の方向を向く。
どんな大記録が出るのだろうとわくわくしている生徒たちの視線に恋歌は胃が痛くなる。
『い、いきます』
えい、と投げたボールは生徒たちが思っていたより近くの地面に落下した。
相「・・・・・23m」
「「「23m!?」」」
『わ、前より3mも飛んでる!!』
「「「前より飛んでる!?」」」
嬉しそうに言う恋歌に生徒たちは驚きを隠せない。
相澤は笑いをこらえるように後ろを向きながら震えている。
切「え、まじで?」
相「この間言ったろ
恋歌の純粋な筋力は普通の女子より少し強いぐらいだと」
切「いや、聞きましたけど・・・」
それならどこからあんな力が出てくるのかと切島ははてなを浮かべる。
爆「よっわ・・・
個性使わんでももっと飛ばせんだろ・・・」
『う、うるさいな・・・』
焦「大丈夫だ恋歌
ボール投げが飛ばなくても生活に支障はない」
『だ、だよね!!』
落ち込んでいた恋歌を焦凍が励まし、気を取り直したのを見るとやっと女の子らしい一面が見れたと生徒たちはほっとした。
今まではオールマイトと一緒に敵に立ち向かうわ、一人でクラス全員に勝つわ、エンデヴァーに勝負を申し込むわで個性が戦闘向きではない女性とは思えなかった。
(((なんかかわいいな)))
恋歌のボール投げの記録に1-Aにほのぼのした空気が流れた。