13話
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風呂上り後の1-A男子部屋。
飯「さぁみんな!!
布団を敷こう!!」
ぐりんぐりんと手をまわしながら全員で布団を敷く様に指示をする。
それに従うようにみんなで押入れから布団一式を準備する。
ちなみに峰田は相澤の指示により簀巻きにされて転がされているため戦力外だ。
飯「爆豪君!!
何を呆けているのか知らないが君も手伝いたまえ!!」
窓の外をぼーっと見ながら手伝わない爆豪に飯田が注意をしに行く。
いつもなら怒鳴り返してくるのだが、今回に限っては黙って立ち上がり素直に布団を敷くのを手伝いに行った。
嘘だろ、と全員が驚愕しているのにも気づかず、自分の分だけさっさと敷いて横になる。
他の人のも手伝えよと思うのだが、自分の分だけでも敷いたことで周りはもういいかとなっている。
爆「(くそっ・・・勢いでクソみてぇな事言っちまった・・・)」
爆豪は恋歌に告白をしてしまったことを後悔していた。
いつもの焦凍と恋歌を見ていれば両想いだとわかってしまっていたから。
気持ちに気づかないふりをして、好きではないと自分に言い聞かせて終わらせようとしていたはずなのに。
気が付けば自然と口から出ていた。
先ほど恋歌の腕と腰を掴んだ両手の掌を見つめる。
爆「(手首も簡単に握りつぶせそうなほど脆そうで、腰も掴めるぐれぇぺらぺらだった・・・
あんなんで俺たちと戦って勝ちやがんのか・・・
の割に筋力が全くねぇから俺なんかに簡単に押されてやがる)」
告白の直後の顔を真っ赤にした恋歌を思い出し、心がもやっとした。
爆「(なんであんな弱ぇえくせにクソ無防備なんだよ!クソ女!!)」
やり場のない怒りがこみあげてきて布団の中で一人でもんもんとしていると、今一番聞きたくない声が聞こえてきた。
焦「緑谷はまだ帰ってきてないのか」
飯「ああ、洸太君を心配していたからな」
がばっと起き上った爆豪は目当ての人物にずんずんと近づく。
爆「ちょっと面貸せ」
焦「?
ああ」
連れてきたのは人気のないロビー。
もうすぐ就寝時間なのでみんな自分の部屋に帰っているのだろう。
焦「なんだ?」
爆「・・・・・あのクソ女のことだ」
焦「・・・・恋歌のことか?」
最初誰のことかわからなかったが、爆豪が自分を呼び出し話があるとすれば恋歌のことだろうとさすがに気づいた。
爆「俺はあいつをお前から奪う
お前とあいつの間に何があろうと引き下がるつもりはねぇ」
焦「!!
爆豪・・・」
爆「言いたいことはそれだけだ
余裕ぶっこいてんじゃねぇぞ」
焦「待て
俺だって誰にも渡すつもりはない
先に好きになったのは俺だ」
その言葉にぶちっと切れた爆豪が焦凍の胸倉をつかみかかる。
爆「てめぇこの間も予約してるとかなんとか言ってやがったな!!
んなの関係ねぇんだよ!
最終的に決めんのはあいつだ
選ばれなかった方が負けんだ
好きになったのが先か後かなんて意味ねぇ!!」
焦「気持ちは・・・伝えたのか?」
爆「・・・・ああ
さっきな」
爆豪のいう事に納得し、焦凍は爆豪が恋歌に気持ちを告げたのかと問う。
それに答えた爆豪に焦凍は、小さくそうかとだけ返事をする。
爆「てめぇにだけは言っとくべきだと思った
それだけだ」
焦凍の服から手を離して爆豪は部屋に帰る。
焦「そうか・・・・
爆豪も恋歌を・・・」
うかうかしてられないなと手をぎゅっと握りしめ焦凍も爆豪の後を追うように部屋に戻った。
飯「さぁみんな!!
布団を敷こう!!」
ぐりんぐりんと手をまわしながら全員で布団を敷く様に指示をする。
それに従うようにみんなで押入れから布団一式を準備する。
ちなみに峰田は相澤の指示により簀巻きにされて転がされているため戦力外だ。
飯「爆豪君!!
何を呆けているのか知らないが君も手伝いたまえ!!」
窓の外をぼーっと見ながら手伝わない爆豪に飯田が注意をしに行く。
いつもなら怒鳴り返してくるのだが、今回に限っては黙って立ち上がり素直に布団を敷くのを手伝いに行った。
嘘だろ、と全員が驚愕しているのにも気づかず、自分の分だけさっさと敷いて横になる。
他の人のも手伝えよと思うのだが、自分の分だけでも敷いたことで周りはもういいかとなっている。
爆「(くそっ・・・勢いでクソみてぇな事言っちまった・・・)」
爆豪は恋歌に告白をしてしまったことを後悔していた。
いつもの焦凍と恋歌を見ていれば両想いだとわかってしまっていたから。
気持ちに気づかないふりをして、好きではないと自分に言い聞かせて終わらせようとしていたはずなのに。
気が付けば自然と口から出ていた。
先ほど恋歌の腕と腰を掴んだ両手の掌を見つめる。
爆「(手首も簡単に握りつぶせそうなほど脆そうで、腰も掴めるぐれぇぺらぺらだった・・・
あんなんで俺たちと戦って勝ちやがんのか・・・
の割に筋力が全くねぇから俺なんかに簡単に押されてやがる)」
告白の直後の顔を真っ赤にした恋歌を思い出し、心がもやっとした。
爆「(なんであんな弱ぇえくせにクソ無防備なんだよ!クソ女!!)」
やり場のない怒りがこみあげてきて布団の中で一人でもんもんとしていると、今一番聞きたくない声が聞こえてきた。
焦「緑谷はまだ帰ってきてないのか」
飯「ああ、洸太君を心配していたからな」
がばっと起き上った爆豪は目当ての人物にずんずんと近づく。
爆「ちょっと面貸せ」
焦「?
ああ」
連れてきたのは人気のないロビー。
もうすぐ就寝時間なのでみんな自分の部屋に帰っているのだろう。
焦「なんだ?」
爆「・・・・・あのクソ女のことだ」
焦「・・・・恋歌のことか?」
最初誰のことかわからなかったが、爆豪が自分を呼び出し話があるとすれば恋歌のことだろうとさすがに気づいた。
爆「俺はあいつをお前から奪う
お前とあいつの間に何があろうと引き下がるつもりはねぇ」
焦「!!
爆豪・・・」
爆「言いたいことはそれだけだ
余裕ぶっこいてんじゃねぇぞ」
焦「待て
俺だって誰にも渡すつもりはない
先に好きになったのは俺だ」
その言葉にぶちっと切れた爆豪が焦凍の胸倉をつかみかかる。
爆「てめぇこの間も予約してるとかなんとか言ってやがったな!!
んなの関係ねぇんだよ!
最終的に決めんのはあいつだ
選ばれなかった方が負けんだ
好きになったのが先か後かなんて意味ねぇ!!」
焦「気持ちは・・・伝えたのか?」
爆「・・・・ああ
さっきな」
爆豪のいう事に納得し、焦凍は爆豪が恋歌に気持ちを告げたのかと問う。
それに答えた爆豪に焦凍は、小さくそうかとだけ返事をする。
爆「てめぇにだけは言っとくべきだと思った
それだけだ」
焦凍の服から手を離して爆豪は部屋に帰る。
焦「そうか・・・・
爆豪も恋歌を・・・」
うかうかしてられないなと手をぎゅっと握りしめ焦凍も爆豪の後を追うように部屋に戻った。