13話
夢小説設定
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その日の消灯時間後、恋歌は風呂上りに相澤の部屋を訪れていた。
相「・・・・お前は、問題しか起こせねぇのか」
『私のせいじゃないじゃんか!!』
ブ「まぁまぁ・・・」
もやもやしすぎて誰かに先ほどの事を話したかったが話す相手が見つからず、悩んだ末に恋歌は相澤に泣きつきに来たのだ。
明日のスケジュールを組んでいた1-B担任のブラドキングもいる。
相「まぁ・・・うすうすわかってたけどな
というより気づいてなかったのはお前ぐらいだ」
『うそっ!!』
どうして言ってくれなかったのかと抗議すれば、そんなもん人から聞く話じゃねぇだろと言われてしまう。
『で、でも・・・・
私・・・もうわかんないんだよ・・・』
しゅん、とした恋歌に相澤はため息をつくとブラドに視線を向ける。
何とかしろという視線なのだが、ブラドもどうしていいかわからない。
ブ「と、取り敢えず様子を見てはどうだ?」
『様子・・・ですか?』
ブ「あ、ああ
恋歌の話しを聞く限りでは今すぐ付き合いたいとかそういうわけではないと思うぞ!!」
な?、と言ってくるブラドキングに恋歌は小さくはいと答える。
相「というかお前の本命は轟なんだろ
何を迷う必要がある
爆豪なんざすぐに振っちまえばよかったのに」
ビールを飲みながら軽く言う相澤に恋歌は不機嫌そうな顔を向ける。
『別に・・・焦凍君が本命とかじゃないよ・・・
そりゃ・・・何回も告白してくれて嬉しいなとは思うけど・・・』
相「何が引っかかってんだよ」
『・・・・わからない』
相「じゃあ仮に今もう一度轟に告白されたら付き合うのか?」
『それも・・・わからない』
正直相澤はこの非合理的な話にうんざりしている。
けれどそれを言って止めないのは悩みを言ってきているのが恋歌だからだ。
相澤は自分でも妹に甘いとわかっている。
ただ、妹が自分に厳しすぎるので自分ぐらい甘やかしてやろうと思っているだけなのだが。
ブ「その二人だって恋歌の意思を無視して無茶をやってくる生徒ではないだろう
ここはやはり様子見がいいと俺は思うぞ」
相「いや・・・・あいつらは何かとやらかすと思うぞ・・・」
え、と相澤の方を見ると真面目そうな顔をしていたので冗談ではないのだろう。
『私もそう思う・・・』
だから悩んでいるのだと、また振り出しに戻ってしまった現状に担任同士でお前がどうにかしろと目線を送り合う。
相「・・・取り敢えずこの合宿中に二人にいろいろ話しかけてみろ
そうしたら何かお前の答えが見つかるかもしれねぇ」
『・・・・・・わかった』
答えの出ない話に、相澤が現状では何の解決にもならない策を言ってみると素直にうなずいたのでやっと寝れると安堵の息をはいた。
『寝る・・・』
恋歌はお邪魔しましたと素直に部屋を出ていく。
ちなみに部屋は一人部屋で一応女なので鍵つきだ。
ぺたぺたと遠ざかっていく足音に、相澤はブラドキングにすまないと言う。
ブ「いや、あの子はいい子だからな
生徒に好かれるんだろう」
相「好かれる方向間違ってんだろ
それと私情を挟んで申し訳ないが他言無用で頼む
一応教師と生徒だと周りに示しがつかないんでな」
ブ「わかってる
せいぜい周りにばれない様にしろよ
特に保護者達にはな」
相「わかってる・・・」
相「・・・・お前は、問題しか起こせねぇのか」
『私のせいじゃないじゃんか!!』
ブ「まぁまぁ・・・」
もやもやしすぎて誰かに先ほどの事を話したかったが話す相手が見つからず、悩んだ末に恋歌は相澤に泣きつきに来たのだ。
明日のスケジュールを組んでいた1-B担任のブラドキングもいる。
相「まぁ・・・うすうすわかってたけどな
というより気づいてなかったのはお前ぐらいだ」
『うそっ!!』
どうして言ってくれなかったのかと抗議すれば、そんなもん人から聞く話じゃねぇだろと言われてしまう。
『で、でも・・・・
私・・・もうわかんないんだよ・・・』
しゅん、とした恋歌に相澤はため息をつくとブラドに視線を向ける。
何とかしろという視線なのだが、ブラドもどうしていいかわからない。
ブ「と、取り敢えず様子を見てはどうだ?」
『様子・・・ですか?』
ブ「あ、ああ
恋歌の話しを聞く限りでは今すぐ付き合いたいとかそういうわけではないと思うぞ!!」
な?、と言ってくるブラドキングに恋歌は小さくはいと答える。
相「というかお前の本命は轟なんだろ
何を迷う必要がある
爆豪なんざすぐに振っちまえばよかったのに」
ビールを飲みながら軽く言う相澤に恋歌は不機嫌そうな顔を向ける。
『別に・・・焦凍君が本命とかじゃないよ・・・
そりゃ・・・何回も告白してくれて嬉しいなとは思うけど・・・』
相「何が引っかかってんだよ」
『・・・・わからない』
相「じゃあ仮に今もう一度轟に告白されたら付き合うのか?」
『それも・・・わからない』
正直相澤はこの非合理的な話にうんざりしている。
けれどそれを言って止めないのは悩みを言ってきているのが恋歌だからだ。
相澤は自分でも妹に甘いとわかっている。
ただ、妹が自分に厳しすぎるので自分ぐらい甘やかしてやろうと思っているだけなのだが。
ブ「その二人だって恋歌の意思を無視して無茶をやってくる生徒ではないだろう
ここはやはり様子見がいいと俺は思うぞ」
相「いや・・・・あいつらは何かとやらかすと思うぞ・・・」
え、と相澤の方を見ると真面目そうな顔をしていたので冗談ではないのだろう。
『私もそう思う・・・』
だから悩んでいるのだと、また振り出しに戻ってしまった現状に担任同士でお前がどうにかしろと目線を送り合う。
相「・・・取り敢えずこの合宿中に二人にいろいろ話しかけてみろ
そうしたら何かお前の答えが見つかるかもしれねぇ」
『・・・・・・わかった』
答えの出ない話に、相澤が現状では何の解決にもならない策を言ってみると素直にうなずいたのでやっと寝れると安堵の息をはいた。
『寝る・・・』
恋歌はお邪魔しましたと素直に部屋を出ていく。
ちなみに部屋は一人部屋で一応女なので鍵つきだ。
ぺたぺたと遠ざかっていく足音に、相澤はブラドキングにすまないと言う。
ブ「いや、あの子はいい子だからな
生徒に好かれるんだろう」
相「好かれる方向間違ってんだろ
それと私情を挟んで申し訳ないが他言無用で頼む
一応教師と生徒だと周りに示しがつかないんでな」
ブ「わかってる
せいぜい周りにばれない様にしろよ
特に保護者達にはな」
相「わかってる・・・」