13話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夕食後、男女ともに入浴の時間になる。
相「恋歌、悪いが頼んだぞ」
『はいはい』
相澤に言われたことをしぶしぶながらやるために、いつもは6本持っている刀を1本だけ持って言われた場所に行く。
『あれ?
洸太君?』
洸「・・・・・・雄英の先生・・・」
言われた場所、つまり男湯と女湯の間にある隙間に行くと既に洸太が梯子を用意してスタンバイしていた。
もちろん恋歌が来たのは峰田対策のためだ。
相澤がスタンバイするのと、恋歌がスタンバイするのでどちらがいいか悩んだ結果だった。
『一緒に見張ってくれるんだね
私女湯の方向いてるから、洸太君は男湯の方見ててもらってもいい?』
洸「ふん」
二人で梯子に上り背中合わせに座る。
しばらくすると二つの浴場に生徒たちが入ってくる。
麗「あれ、恋歌先生だ」
『なんかのぞいてるみたいになってるけど気にしないでね』
申し訳なさそうにする恋歌に、”ああ、峰田君対策か”と同情の眼を向ける。
峰「んっで恋歌先生そんなとこいてんだよ!!」
男湯の方からは峰田が嘆いているのが聞こえるが、聞こえてないふりをする。
上「どう考えてもお前対策だろ」
切「武器も持ってし諦めろって」
覗きをしようとしていたことはクラスの誰もが知っている事。
だが、諦めの悪い峰田はまず恋歌をどうにかしようと考えた。
峰「恋歌先生よぉ・・・
ほんとはそんなとこで見張りながら俺たちの裸覗いてんじゃねぇのか?」
『え?』
(((そうきたか)))
峰「振り返ればパラダイスだぜ!!
恋歌先生ぐらい強かったら一瞬でこっち見て一瞬でもとに戻るなんて朝飯前だよなぁ!!」
ははは、と高笑いする峰田に女湯の女子たちはあきれ顔だ。
『・・・・そりゃ見えちゃったら申し訳ないと思うけど、別に無理して見ようとか思ってないし・・・』
(((そりゃそうだ)))
万が一何かの拍子に見えてしまう事はあるかもしれないが、それは不可抗力だ。
しかも恋歌には何のメリットもない。
峰「そんなこと言って内心どう思ってるかなんて本人以外わからねぇ」
(((あ)))
峰田は恋歌にばれない様にそーっと壁を登っていく。
焦「恋歌、峰田が壁登ってるぞ」
峰「轟ぃいいいい!?」
『おっけー
どの辺?』
焦「真後ろ」
裏切りやがって、と焦凍を睨むがもともと焦凍は峰田の味方ではない。
こうなったらと一瞬だけでもと最速で壁を登っていく。
すっと立ち上がった恋歌は洸太を避けて、自分の後ろより少し下に後ろを向きながら刀を向けた。
それはぎりぎり女湯が覗けない位置。
『もしそれ以上上に上がるようなら怪我するだけじゃすまないよ
下に下がるならこのまま見逃してあげる』
切っ先を顔面に向けられている峰田はがくがくと震えている。
洸太はその光景をぽかんと見つめている。
『飯田君』
飯「は、はい!!」
振り向かずに名前を呼ばれた飯田がしゃきんと立つ。
『峰田君を下におろしてくれる?』
飯「承知しました」
委員長である飯田に言えば大丈夫だろうと刀をしまった直後、恋歌はもう少し後にしまえばよかったと後悔した。
一瞬の隙をついて、峰田が再度上がりだしたのだ。
飯「しまった!」
それを止めてくれたのは・・・
洸「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学び直せ」
恋歌の後ろで待機してくれていた洸太だった。
だが、何をどうしたかったのかわからないが峰田が落ちるときに洸太も一緒に落ちてしまった。
『洸太君!!』
気配で洸太が落ちた事に気づいた恋歌は地面に激突する前に間に合えと恋歌も洸太を追いかけて飛び出す。
『「え、」』
そして運悪く洸太を助けに来た緑谷と激突し、頭同士をぶつけた。
洸太は緑谷が救ったため無事だった。
しかし、
『いったー・・・
(あ、しまった・・・)』
痛みで我に返った恋歌は男湯側に落ちてしまったことに気づいた。
俯いたまま顔を上げる事が出来ない。
困ったと思っていると、誰かの手が目を覆い隠して周りを見せない様にしながらふわりと立たせてくれた。
焦「大丈夫か」
『あ、轟君か
びっくりした』
焦「このまま脱衣所から外に出るか?
それともこの壁登って女湯に戻るか?」
『えーと、脱衣所までお願いします』
焦「わかった」
入浴していたわけではないし、わざわざ女湯に戻る必要はないと脱衣所から出る事にした。
相「恋歌、悪いが頼んだぞ」
『はいはい』
相澤に言われたことをしぶしぶながらやるために、いつもは6本持っている刀を1本だけ持って言われた場所に行く。
『あれ?
洸太君?』
洸「・・・・・・雄英の先生・・・」
言われた場所、つまり男湯と女湯の間にある隙間に行くと既に洸太が梯子を用意してスタンバイしていた。
もちろん恋歌が来たのは峰田対策のためだ。
相澤がスタンバイするのと、恋歌がスタンバイするのでどちらがいいか悩んだ結果だった。
『一緒に見張ってくれるんだね
私女湯の方向いてるから、洸太君は男湯の方見ててもらってもいい?』
洸「ふん」
二人で梯子に上り背中合わせに座る。
しばらくすると二つの浴場に生徒たちが入ってくる。
麗「あれ、恋歌先生だ」
『なんかのぞいてるみたいになってるけど気にしないでね』
申し訳なさそうにする恋歌に、”ああ、峰田君対策か”と同情の眼を向ける。
峰「んっで恋歌先生そんなとこいてんだよ!!」
男湯の方からは峰田が嘆いているのが聞こえるが、聞こえてないふりをする。
上「どう考えてもお前対策だろ」
切「武器も持ってし諦めろって」
覗きをしようとしていたことはクラスの誰もが知っている事。
だが、諦めの悪い峰田はまず恋歌をどうにかしようと考えた。
峰「恋歌先生よぉ・・・
ほんとはそんなとこで見張りながら俺たちの裸覗いてんじゃねぇのか?」
『え?』
(((そうきたか)))
峰「振り返ればパラダイスだぜ!!
恋歌先生ぐらい強かったら一瞬でこっち見て一瞬でもとに戻るなんて朝飯前だよなぁ!!」
ははは、と高笑いする峰田に女湯の女子たちはあきれ顔だ。
『・・・・そりゃ見えちゃったら申し訳ないと思うけど、別に無理して見ようとか思ってないし・・・』
(((そりゃそうだ)))
万が一何かの拍子に見えてしまう事はあるかもしれないが、それは不可抗力だ。
しかも恋歌には何のメリットもない。
峰「そんなこと言って内心どう思ってるかなんて本人以外わからねぇ」
(((あ)))
峰田は恋歌にばれない様にそーっと壁を登っていく。
焦「恋歌、峰田が壁登ってるぞ」
峰「轟ぃいいいい!?」
『おっけー
どの辺?』
焦「真後ろ」
裏切りやがって、と焦凍を睨むがもともと焦凍は峰田の味方ではない。
こうなったらと一瞬だけでもと最速で壁を登っていく。
すっと立ち上がった恋歌は洸太を避けて、自分の後ろより少し下に後ろを向きながら刀を向けた。
それはぎりぎり女湯が覗けない位置。
『もしそれ以上上に上がるようなら怪我するだけじゃすまないよ
下に下がるならこのまま見逃してあげる』
切っ先を顔面に向けられている峰田はがくがくと震えている。
洸太はその光景をぽかんと見つめている。
『飯田君』
飯「は、はい!!」
振り向かずに名前を呼ばれた飯田がしゃきんと立つ。
『峰田君を下におろしてくれる?』
飯「承知しました」
委員長である飯田に言えば大丈夫だろうと刀をしまった直後、恋歌はもう少し後にしまえばよかったと後悔した。
一瞬の隙をついて、峰田が再度上がりだしたのだ。
飯「しまった!」
それを止めてくれたのは・・・
洸「ヒーロー以前にヒトのあれこれから学び直せ」
恋歌の後ろで待機してくれていた洸太だった。
だが、何をどうしたかったのかわからないが峰田が落ちるときに洸太も一緒に落ちてしまった。
『洸太君!!』
気配で洸太が落ちた事に気づいた恋歌は地面に激突する前に間に合えと恋歌も洸太を追いかけて飛び出す。
『「え、」』
そして運悪く洸太を助けに来た緑谷と激突し、頭同士をぶつけた。
洸太は緑谷が救ったため無事だった。
しかし、
『いったー・・・
(あ、しまった・・・)』
痛みで我に返った恋歌は男湯側に落ちてしまったことに気づいた。
俯いたまま顔を上げる事が出来ない。
困ったと思っていると、誰かの手が目を覆い隠して周りを見せない様にしながらふわりと立たせてくれた。
焦「大丈夫か」
『あ、轟君か
びっくりした』
焦「このまま脱衣所から外に出るか?
それともこの壁登って女湯に戻るか?」
『えーと、脱衣所までお願いします』
焦「わかった」
入浴していたわけではないし、わざわざ女湯に戻る必要はないと脱衣所から出る事にした。