13話
夢小説設定
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退く気配のない焦凍にどうしようかと思っていると、追い打ちをかけるように峰田が苦しそうな声を出す。
『ちょっと様子見てくるだけ、ね?』
一応先生としては見に行かなければいけない。
焦「・・・・・・わかった」
困った顔をした恋歌に結局折れたのは焦凍だった。
せめてついていくと言ったが危ないので座っているようにと言われてしまいなすすべ無しとなった。
だが、変な事をすれば即座に凍らせる為に足には力を入れておく。
『大丈夫?』
座席の前に座って大丈夫かと聞くと、涎を垂らしながらはぁはぁと息切れをしている。
それを見て若干恋歌は引いてしまったが、これが体調不良と言われればそうなのかもと思う。
『えと、どうしたらいい?
吐きそう?』
峰「お、オイラ・・・・恋歌先生に個性使ってもらったら治ると思う・・・」
(((それが狙いか!!)))
ジャケットを脱いだ白いシャツしか着ていない恋歌の胸をがん見しながら、息はどんどん荒くなる。
『え、個性?
私の個性は乗り物酔いとか気分が悪いのを治す力はないけど・・・』
峰「いいや!!その胸に顔を埋めさせ・・・・恋歌先生の個性なら大丈夫!!」
一瞬本音が漏れた峰田にバスの中はしんと静まり返る。
恋歌から抱きつくことが発動条件なのに、既に峰田から飛びついてきそうな勢いだ。
必死に個性を使ってほしいと言ってくる峰田にどうしようかと思っていると後ろから両腕を引っ張られた。
『轟君、爆豪君』
二人に片腕ずつ持たれ、峰田から引きはがされる。
焦凍も腕をつかんでいると気づいた爆豪は不機嫌そうに恋歌の手を離した。
焦「戻るぞ」
『え?』
ぐい、と前の席に連れて行こうとする焦凍を峰田の焦った声が止める。
峰「おい轟!!
なに恋歌先生連れてこうとしてんだ!!」
爆「おい」
峰「ひっ・・・」
叫んだのは焦凍に対してだったが、反応したのは爆豪だった。
爆「てめぇ気分悪いならおとなしくしてろや」
人を殺せそうな視線に震え上がる峰田を見て焦凍は恋歌を前の席へ連れ戻してきた。
無事に帰ってきた恋歌にクラスメイト全員がほっとしたことに恋歌は気づいていない。
(((うちのツートップ怒らせたらバス破壊される・・・)))
焦「あいつは爆豪がなんとかしてくれる
恋歌は青山を見てやってくれ」
『う、うん』
また席を譲る譲らないでひと悶着あったが、結局最初の位置に落ち着いた。
焦凍の足元には恋歌がいる。
後ろがしーんと静まり返ったことは誰もが気づかないふりをした。
相「(・・・・・峰田のやつ誰でもいいんだな
恋歌に対しての対策も必要か・・・)」
一番前の席でため息をついた相澤に誰も気づくことはなかった。
『ちょっと様子見てくるだけ、ね?』
一応先生としては見に行かなければいけない。
焦「・・・・・・わかった」
困った顔をした恋歌に結局折れたのは焦凍だった。
せめてついていくと言ったが危ないので座っているようにと言われてしまいなすすべ無しとなった。
だが、変な事をすれば即座に凍らせる為に足には力を入れておく。
『大丈夫?』
座席の前に座って大丈夫かと聞くと、涎を垂らしながらはぁはぁと息切れをしている。
それを見て若干恋歌は引いてしまったが、これが体調不良と言われればそうなのかもと思う。
『えと、どうしたらいい?
吐きそう?』
峰「お、オイラ・・・・恋歌先生に個性使ってもらったら治ると思う・・・」
(((それが狙いか!!)))
ジャケットを脱いだ白いシャツしか着ていない恋歌の胸をがん見しながら、息はどんどん荒くなる。
『え、個性?
私の個性は乗り物酔いとか気分が悪いのを治す力はないけど・・・』
峰「いいや!!その胸に顔を埋めさせ・・・・恋歌先生の個性なら大丈夫!!」
一瞬本音が漏れた峰田にバスの中はしんと静まり返る。
恋歌から抱きつくことが発動条件なのに、既に峰田から飛びついてきそうな勢いだ。
必死に個性を使ってほしいと言ってくる峰田にどうしようかと思っていると後ろから両腕を引っ張られた。
『轟君、爆豪君』
二人に片腕ずつ持たれ、峰田から引きはがされる。
焦凍も腕をつかんでいると気づいた爆豪は不機嫌そうに恋歌の手を離した。
焦「戻るぞ」
『え?』
ぐい、と前の席に連れて行こうとする焦凍を峰田の焦った声が止める。
峰「おい轟!!
なに恋歌先生連れてこうとしてんだ!!」
爆「おい」
峰「ひっ・・・」
叫んだのは焦凍に対してだったが、反応したのは爆豪だった。
爆「てめぇ気分悪いならおとなしくしてろや」
人を殺せそうな視線に震え上がる峰田を見て焦凍は恋歌を前の席へ連れ戻してきた。
無事に帰ってきた恋歌にクラスメイト全員がほっとしたことに恋歌は気づいていない。
(((うちのツートップ怒らせたらバス破壊される・・・)))
焦「あいつは爆豪がなんとかしてくれる
恋歌は青山を見てやってくれ」
『う、うん』
また席を譲る譲らないでひと悶着あったが、結局最初の位置に落ち着いた。
焦凍の足元には恋歌がいる。
後ろがしーんと静まり返ったことは誰もが気づかないふりをした。
相「(・・・・・峰田のやつ誰でもいいんだな
恋歌に対しての対策も必要か・・・)」
一番前の席でため息をついた相澤に誰も気づくことはなかった。