12話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
麗「じゃ、じゃあそこまで頑張った恋歌先生がプロヒーローにならなかった理由はなんなんですか?」
それは全員が思っていた事。
これだけ強いのになぜプロヒーローでないのか。
相「ま、一番は恋歌が自分の評価を過小評価してる
個性が強くない自分はヒーローには向いてないと思い込んでる」
緑「けど、実際は僕たちよりも強いし・・・」
相「お前たちはまだまだ発展途上だ
ここで3年間を過ごしたあいつに勝てなくても仕方ない」
蛙「でも、ヒーローになりたくてこの雄英ヒーロー科に入学したんじゃないの?」
相「もともとやりたいことがないって言うから俺が勧めただけだ
ヒーローになりたかったわけじゃない」
切「じゃあなんで、なんで強くなろうとしたんですか
ヒーローにならないなら強くなくても・・・」
ヒーローを目指している人以外は基本的に自分の個性を伸ばしたり、筋力トレーニングなどもしない。
ましてやこの雄英高校でヒーローになりたいという信念がないのに3年間も過ごせるはずもない。
相「・・・・・ここに入学したての頃、いろんなきっかけになったやつと出会ったらしい」
ちらっと焦凍に視線を向けると気づいたのか、驚いた顔をしている。
相「わかるとは思うが個性把握テストではあいつはいい成績を出せない
座学は問題ないが、基本的にヒーローは実技もできないと成り立たない
他のクラスメイトに置いて行かれてるってので悩んでた時期があってな
恋歌は個性を入学してから一度も使ってなかった
使いたいと思える相手もいなかったし、使おうが使わなかろうが実技には影響しないってので変な劣等感をもってた
そんな時に初めて自分の個性を使って笑ってくれたやつがいたと嬉しそうに言ってきたんだ
それが轟、小学生のお前だ」
焦「!!
一番最初の・・・」
相「ぶっちゃけ小学生に使って喜ばれたからなんだって思ってたけど、あいつにとっちゃ世界が変わるぐらいの出来事だった
今までしてなかった筋トレ始めて、コスチュームも真剣に考えて、1日1回しか使えなかった個性を5回まで使えるようにして、エンデヴァーに勝負申し込んで・・・
めちゃくちゃだったよ、あいつは
めちゃくちゃなりに頑張ってた
ま、エンデヴァーに勝負申し込んで実際戦ってるって聞いたのは随分後の話だがな」
恋歌が頑張ってきた経緯を知り、全員が焦凍を見る。
聞いたことのない話だ。
そんなこと言われたこともない。
焦「・・・・恋歌、そんなこと一言も・・・」
相「言うわけないだろ
それに最近爆豪にも個性使っただろ」
爆「え、ああ」
相「お前らが入学してくるまであいつは必要最低限以外コスチュームは着なかったし、個性も轟にしか使ったことはなかった
今じゃ必要とあればコスチュームも着るし、お前たちになら個性を使う
それだけお前らのこと大事に思ってんだよ
その証拠に一番最初個性のこと教えてもらえなかっただろ」
「「「・・・・・・」」」
たしかにそうだ。
個性は何かと聞いてもそのうちわかるとの返答や、困った顔しかされなかった。
相「この二人の戦いを見てどう思うかは自由だが、自分の人生や世界を変える事や人がたくさんあるということを覚えておけ
精神論はあんま好きじゃねえが大事なもん抱えて戦ってるときはいつも以上に力が発揮されることもある」
焦「(俺だって・・・人生を変えてもらった・・・
親父との訓練が苦痛だった俺にとっての心の支えだった・・・
人を・・・好きになる気持ちを教えてもらった・・・
何も返せてないのか・・・俺は)」
ぎりっと拳を握りしめる焦凍はすでに2時間以上戦っている二人を見つめる。
それは全員が思っていた事。
これだけ強いのになぜプロヒーローでないのか。
相「ま、一番は恋歌が自分の評価を過小評価してる
個性が強くない自分はヒーローには向いてないと思い込んでる」
緑「けど、実際は僕たちよりも強いし・・・」
相「お前たちはまだまだ発展途上だ
ここで3年間を過ごしたあいつに勝てなくても仕方ない」
蛙「でも、ヒーローになりたくてこの雄英ヒーロー科に入学したんじゃないの?」
相「もともとやりたいことがないって言うから俺が勧めただけだ
ヒーローになりたかったわけじゃない」
切「じゃあなんで、なんで強くなろうとしたんですか
ヒーローにならないなら強くなくても・・・」
ヒーローを目指している人以外は基本的に自分の個性を伸ばしたり、筋力トレーニングなどもしない。
ましてやこの雄英高校でヒーローになりたいという信念がないのに3年間も過ごせるはずもない。
相「・・・・・ここに入学したての頃、いろんなきっかけになったやつと出会ったらしい」
ちらっと焦凍に視線を向けると気づいたのか、驚いた顔をしている。
相「わかるとは思うが個性把握テストではあいつはいい成績を出せない
座学は問題ないが、基本的にヒーローは実技もできないと成り立たない
他のクラスメイトに置いて行かれてるってので悩んでた時期があってな
恋歌は個性を入学してから一度も使ってなかった
使いたいと思える相手もいなかったし、使おうが使わなかろうが実技には影響しないってので変な劣等感をもってた
そんな時に初めて自分の個性を使って笑ってくれたやつがいたと嬉しそうに言ってきたんだ
それが轟、小学生のお前だ」
焦「!!
一番最初の・・・」
相「ぶっちゃけ小学生に使って喜ばれたからなんだって思ってたけど、あいつにとっちゃ世界が変わるぐらいの出来事だった
今までしてなかった筋トレ始めて、コスチュームも真剣に考えて、1日1回しか使えなかった個性を5回まで使えるようにして、エンデヴァーに勝負申し込んで・・・
めちゃくちゃだったよ、あいつは
めちゃくちゃなりに頑張ってた
ま、エンデヴァーに勝負申し込んで実際戦ってるって聞いたのは随分後の話だがな」
恋歌が頑張ってきた経緯を知り、全員が焦凍を見る。
聞いたことのない話だ。
そんなこと言われたこともない。
焦「・・・・恋歌、そんなこと一言も・・・」
相「言うわけないだろ
それに最近爆豪にも個性使っただろ」
爆「え、ああ」
相「お前らが入学してくるまであいつは必要最低限以外コスチュームは着なかったし、個性も轟にしか使ったことはなかった
今じゃ必要とあればコスチュームも着るし、お前たちになら個性を使う
それだけお前らのこと大事に思ってんだよ
その証拠に一番最初個性のこと教えてもらえなかっただろ」
「「「・・・・・・」」」
たしかにそうだ。
個性は何かと聞いてもそのうちわかるとの返答や、困った顔しかされなかった。
相「この二人の戦いを見てどう思うかは自由だが、自分の人生や世界を変える事や人がたくさんあるということを覚えておけ
精神論はあんま好きじゃねえが大事なもん抱えて戦ってるときはいつも以上に力が発揮されることもある」
焦「(俺だって・・・人生を変えてもらった・・・
親父との訓練が苦痛だった俺にとっての心の支えだった・・・
人を・・・好きになる気持ちを教えてもらった・・・
何も返せてないのか・・・俺は)」
ぎりっと拳を握りしめる焦凍はすでに2時間以上戦っている二人を見つめる。