11話
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あの不思議な夢から数日。
あれから恋歌は毎日夢を見ていた。
しかも気分の悪くなるものばかり。
そのせいか寝不足が続き、今では生徒たちに相澤先生みたいと言われるほどだ。
夢の内容は初日は腕を噛まれただけだったが、その次の日からはどんどん大切な人が死んでいく夢だった。
家族、兄、先生たち、1-Aの生徒たち。
いつも助けられず目の前で殺されていく夢。
そしてもう一つの原因が目が覚めてからも恋歌を苦しめていた。
『(くそ・・・早く対策方法を見つけないと・・・
なんで私・・・)』
寝不足でいらいらしながらも学校には来ていた。
もちろん相澤も焦凍も生徒たちも教師たちもみんな心配してくれるが、この症状になったとき個人的に夢を現実にする個性について調べてみたのだ。
その結果、夢を人に話すことでそれが現実に反映されることがわかった。
この個性になんらかの影響でかかったのかわからないが、このことを誰かに話せば誰かが死ぬ。
相澤は影響できる範囲にも限りがあるとは言っていたが、どこまでの範囲が影響されるのか正確な情報はなかった。
『(夢を現実にする個性でないならそれで良い・・・
けど、他に夢を見せる個性を探してみたけど見つからなかった)』
相「おい、恋歌」
『(いつまでもこのままじゃ私の体がもたない・・・)』
相「聞いてんのか?」
『(早く何とかしないと・・・けどどうやって・・・)』
相「おいって!!!」
『え、あ、兄さん・・・』
回らない頭で考え事をしていると突然大声で相澤に呼ばれ弾かれたように顔を上げる。
さっきから呼んでいたのに気付いていなかったのは恋歌だ。
相「兄さんじゃねぇよ・・・ったく
お前最近ぼーっとしすぎだぞ
ちゃんと話聞いてんのか?」
『ご、ごめん・・・』
そういえば授業中だったと意識を戻す。
生徒たちが心配そうに恋歌を見るが、恋歌は大丈夫と手を振って笑う。
相「お前最近変だぞ
実習訓練にはでねぇし、服装もパンツスーツ嫌いなくせに変えて、顔色も悪い」
『大丈夫!!
最近体調悪いだけだから・・・』
焦「・・・・・恋歌」
焦凍が心配そうに声をかけるがやはり大丈夫としか言わない。
相「どうでもいいが仕事には支障きたすなよ」
『はい、すいませんでした
みんなもごめんね』
生徒たちは恋歌の様子が気になったが、授業中の為しぶしぶ前を向いて授業の続きを聞く。
『(早く決着着けないと・・・)』
あれから恋歌は毎日夢を見ていた。
しかも気分の悪くなるものばかり。
そのせいか寝不足が続き、今では生徒たちに相澤先生みたいと言われるほどだ。
夢の内容は初日は腕を噛まれただけだったが、その次の日からはどんどん大切な人が死んでいく夢だった。
家族、兄、先生たち、1-Aの生徒たち。
いつも助けられず目の前で殺されていく夢。
そしてもう一つの原因が目が覚めてからも恋歌を苦しめていた。
『(くそ・・・早く対策方法を見つけないと・・・
なんで私・・・)』
寝不足でいらいらしながらも学校には来ていた。
もちろん相澤も焦凍も生徒たちも教師たちもみんな心配してくれるが、この症状になったとき個人的に夢を現実にする個性について調べてみたのだ。
その結果、夢を人に話すことでそれが現実に反映されることがわかった。
この個性になんらかの影響でかかったのかわからないが、このことを誰かに話せば誰かが死ぬ。
相澤は影響できる範囲にも限りがあるとは言っていたが、どこまでの範囲が影響されるのか正確な情報はなかった。
『(夢を現実にする個性でないならそれで良い・・・
けど、他に夢を見せる個性を探してみたけど見つからなかった)』
相「おい、恋歌」
『(いつまでもこのままじゃ私の体がもたない・・・)』
相「聞いてんのか?」
『(早く何とかしないと・・・けどどうやって・・・)』
相「おいって!!!」
『え、あ、兄さん・・・』
回らない頭で考え事をしていると突然大声で相澤に呼ばれ弾かれたように顔を上げる。
さっきから呼んでいたのに気付いていなかったのは恋歌だ。
相「兄さんじゃねぇよ・・・ったく
お前最近ぼーっとしすぎだぞ
ちゃんと話聞いてんのか?」
『ご、ごめん・・・』
そういえば授業中だったと意識を戻す。
生徒たちが心配そうに恋歌を見るが、恋歌は大丈夫と手を振って笑う。
相「お前最近変だぞ
実習訓練にはでねぇし、服装もパンツスーツ嫌いなくせに変えて、顔色も悪い」
『大丈夫!!
最近体調悪いだけだから・・・』
焦「・・・・・恋歌」
焦凍が心配そうに声をかけるがやはり大丈夫としか言わない。
相「どうでもいいが仕事には支障きたすなよ」
『はい、すいませんでした
みんなもごめんね』
生徒たちは恋歌の様子が気になったが、授業中の為しぶしぶ前を向いて授業の続きを聞く。
『(早く決着着けないと・・・)』