出会いから出航まで
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手は繋いだまま、姿勢を整えて抱きしめて頭を撫でてやる。
触れている箇所が多いほど魔力の供給量が多いので、今はこうするしか方法はない。
「(今日は…たしかに俺の運勢がいい日だったな…)」
恋歌の声で名前を呼ばれ、一緒にいたいという願いも貰った。
恋歌の占いは正しかったのだと、今更ながらに実感した。
しばらく頭を撫でていると、恋歌が小さく身じろぎしたので、目を覚ますのかと顔を見ると、ゆっくりと瞼が上がっていく。
『ん…』
「恋歌、気分悪いとかないか?
??」
ぼーっとしている恋歌に声をかけるが、反応がない。
目の前にいるのがローだと気づいたのかどうかわからないが、恋歌がゆっくりと顔をあげる。
「その目…!」
視線を合わせると、恋歌の目の中に紋章と同じ魔方陣があることに気づいた。
紋章が薄れているのと関係があるのかと聞こうかと思ったが、恋歌がローの頬に手を伸ばした。
『ロー…』
名前を呼ばれ、心臓がどくんと脈を打った直後、恋歌とローの唇が重なった。
「(は!?)」
一瞬なにが起こったかわからなかったローだが、すぐに恋歌とキスをしていると気づき、無意識に背中に手を回して抱きしめた。
「(なんだ、これ…)」
キスは初めてしたローだったが、身体がぞくぞくするほど気持ちがよく、背中に回した手にも力が入る。
『はっ…ん…』
「(やりづれぇ…!)」
恋歌の口から洩れてくる声に、もっと深く口づけたいと思ったが、寝転んだままではやりづらく、一度唇を離した。
『…やだ』
離れたくないと縋るように抱き着いてくる恋歌に、心臓を握りつぶされそうになったが、恋歌の手をベッドに縫い付けるようにして恋歌の上に跨った。
目の中の魔方陣は薄くなってきているが、そんなことはおかまいなしにまた唇を重ねる。
『んっ…ロー…』
「(心臓が破れそうだ…)」
柔らかい唇に自分のを押し付け、慣れないながらも何度も口づけを繰り返す。
歯が当たることもあるが、それすらも興奮材料になっている。
片手を離して少しはだけさせた恋歌のブラウスのボタンを全て外す。
下着越しに胸を包み込むように揉み、自分の力加減で形を変える胸を堪能する。
星を魅了すると言われる声で名前を呼ばれ、気持ちよさそうな声が漏れており、それの所為でどくどくと熱い何かが身体の中心に集まってきているのがわかった。
「(これは…やばい…!)」
このままでは止まれないと思ったローだが、恋歌の反応が薄くなったことに気づいて唇を離して恋歌の顔を見る。
「まじかよ…」
恋歌はいつの間にか眠っていた。
目を閉じて規則正しく上下する胸を見て、ローはがっくりとうなだれた。
「ん?」
取り返しのつかない事になる前に止まれてよかったのかと思ったが、恋歌の胸元の紋章を見て頭の中を整理した。
先ほどまで薄かった紋章は、通常の濃さまで戻っている。
「(まさか…星の魔女が特別なのは目と口って言ってたのって…)」
昔体調を崩した時に聞いた言葉を思い出し、特別な口というのはこういうことかと理解した。
「(つまり…キスが魔力を供給する一番早い方法ってことか…)」
ぽすん、と恋歌に体重がかからないように覆いかぶさり、はぁとため息をついた。
「(これ…俺じゃなくてもやるのか…?)」
今日はたまたま自分がここにいたが、もし別の男がここにいれば恋歌の相手が違ったのだろうかと。
「(魔女ってのは…厄介だな…)」
この気持ちをどうすればいいのかわからず、気持ちが高まったところで寸止めされたことで、ふて寝するために恋歌の横に寝転び、のんきに寝ている恋歌を抱き締めて目を閉じた。
触れている箇所が多いほど魔力の供給量が多いので、今はこうするしか方法はない。
「(今日は…たしかに俺の運勢がいい日だったな…)」
恋歌の声で名前を呼ばれ、一緒にいたいという願いも貰った。
恋歌の占いは正しかったのだと、今更ながらに実感した。
しばらく頭を撫でていると、恋歌が小さく身じろぎしたので、目を覚ますのかと顔を見ると、ゆっくりと瞼が上がっていく。
『ん…』
「恋歌、気分悪いとかないか?
??」
ぼーっとしている恋歌に声をかけるが、反応がない。
目の前にいるのがローだと気づいたのかどうかわからないが、恋歌がゆっくりと顔をあげる。
「その目…!」
視線を合わせると、恋歌の目の中に紋章と同じ魔方陣があることに気づいた。
紋章が薄れているのと関係があるのかと聞こうかと思ったが、恋歌がローの頬に手を伸ばした。
『ロー…』
名前を呼ばれ、心臓がどくんと脈を打った直後、恋歌とローの唇が重なった。
「(は!?)」
一瞬なにが起こったかわからなかったローだが、すぐに恋歌とキスをしていると気づき、無意識に背中に手を回して抱きしめた。
「(なんだ、これ…)」
キスは初めてしたローだったが、身体がぞくぞくするほど気持ちがよく、背中に回した手にも力が入る。
『はっ…ん…』
「(やりづれぇ…!)」
恋歌の口から洩れてくる声に、もっと深く口づけたいと思ったが、寝転んだままではやりづらく、一度唇を離した。
『…やだ』
離れたくないと縋るように抱き着いてくる恋歌に、心臓を握りつぶされそうになったが、恋歌の手をベッドに縫い付けるようにして恋歌の上に跨った。
目の中の魔方陣は薄くなってきているが、そんなことはおかまいなしにまた唇を重ねる。
『んっ…ロー…』
「(心臓が破れそうだ…)」
柔らかい唇に自分のを押し付け、慣れないながらも何度も口づけを繰り返す。
歯が当たることもあるが、それすらも興奮材料になっている。
片手を離して少しはだけさせた恋歌のブラウスのボタンを全て外す。
下着越しに胸を包み込むように揉み、自分の力加減で形を変える胸を堪能する。
星を魅了すると言われる声で名前を呼ばれ、気持ちよさそうな声が漏れており、それの所為でどくどくと熱い何かが身体の中心に集まってきているのがわかった。
「(これは…やばい…!)」
このままでは止まれないと思ったローだが、恋歌の反応が薄くなったことに気づいて唇を離して恋歌の顔を見る。
「まじかよ…」
恋歌はいつの間にか眠っていた。
目を閉じて規則正しく上下する胸を見て、ローはがっくりとうなだれた。
「ん?」
取り返しのつかない事になる前に止まれてよかったのかと思ったが、恋歌の胸元の紋章を見て頭の中を整理した。
先ほどまで薄かった紋章は、通常の濃さまで戻っている。
「(まさか…星の魔女が特別なのは目と口って言ってたのって…)」
昔体調を崩した時に聞いた言葉を思い出し、特別な口というのはこういうことかと理解した。
「(つまり…キスが魔力を供給する一番早い方法ってことか…)」
ぽすん、と恋歌に体重がかからないように覆いかぶさり、はぁとため息をついた。
「(これ…俺じゃなくてもやるのか…?)」
今日はたまたま自分がここにいたが、もし別の男がここにいれば恋歌の相手が違ったのだろうかと。
「(魔女ってのは…厄介だな…)」
この気持ちをどうすればいいのかわからず、気持ちが高まったところで寸止めされたことで、ふて寝するために恋歌の横に寝転び、のんきに寝ている恋歌を抱き締めて目を閉じた。