風邪
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じっと見下ろしてくるローの言葉に、小さく”ごめん”と謝罪の言葉を口にすれば、するりと頬を撫でられる。
「紋章、見せろ」
『うん』
見下ろされながらぷちぷちとブラウスのボタンを外していき、紋章が見えるようにはだけさせれば、ローの長い指が下着から見える範囲の紋章に軽く触れる。
「まだ完全に回復はしてねぇんだな」
『うん…』
紋章の色はほぼ黒に近いが、完全な状態には少し足りないのだと、何かあった時の為に紋章の濃さを記憶しているローには嘘はつけなかった。
『…頂戴』
「…くれてやるよ」
ローの首の後ろに手を回して強請るように少し力を入れて引き寄せれば、口元に笑みを浮かべたローの顔が近づき恋歌が目を閉じると同時に唇が重なる。
その瞬間、身体中を駆け巡る魔力に首の後ろに回している手にさらに力が入り、もっとと求めるように自分からローの薄い唇を軽く啄んだ。
それにどくん、と心臓が跳ねたローは、恋歌の口内に舌をねじ込みくちゅくちゅと音を立てながら弱い耳を撫でてやると、びくんと恋歌の身体が跳ねた。
『ろー…耳、やだ…』
「…そのうちよくなる」
今は耳を触られた時にぞわりとする感覚が、そのうち快感に変わるだろうと何度も触って身体に覚え込ませていく。
自分ではだけさせたブラウスを更に開かせ背中に手を回し、ぷつりと下着の留め具を外した。
『あ、ま、待って…!』
「…あ?」
そのまま胸に手を伸ばされそうな雰囲気に、思わず首の後ろから手を離してローの胸板を押すと、不機嫌そうにローの顔が歪んだ。
『わ、たし…戻ってきてから、お風呂…行ってなくて…』
島に飛び立つ前に素早くシャワーを浴びた程度で、島から戻ってきた後は薬を飲ませた後甲板で寝てしまったため風呂に入れていない。
そんな状態で触れられたくないとぐいぐいとローを遠ざけるように押すが、力では敵わずびくともしない。
だが、そう言われてみればローも恋歌が身体を拭いてくれていたが、2日間シャワーを浴びていない事に気づき、大量に汗をかいた記憶がある為急に自分の匂いが気になった。
「ならシャワー行くぞ」
『わっ…』
自分の力ではびくともしなかったローが急に離れ、それと同時に腕を引かれて身体を起こされた。
先にベッドから立ち上がったローがクローゼットからバスタオルを取り、ブラウスの前を押えている恋歌に手を差し出した。
『え…一緒に…?』
「ああ、その方がいいだろ?」
にやりと笑うローに一瞬言葉に詰まった恋歌だったが、ゆっくりと手を伸ばしてローの手の上に自分の手を重ねた。
優しい力でふわりと立たされた恋歌はローに促されるまま脱衣所に向かう。
脱衣所の扉を閉めるとローが戸惑いもなくばっ、と服を脱ぎ早くしろと恋歌に視線を向けてくる。
『あ、先に…入ってて…』
「…ああ」
先ほどは自分でブラウスのボタンを外したのに今は前を押えて恥ずかしそうにもじもじしている。
まだ恋歌の恥じらうポイントが完全にはわからないローは、今は先に入っていた方がいいだろうと、恋歌の頭を撫でてやり先にシャワー室に入った。
「紋章、見せろ」
『うん』
見下ろされながらぷちぷちとブラウスのボタンを外していき、紋章が見えるようにはだけさせれば、ローの長い指が下着から見える範囲の紋章に軽く触れる。
「まだ完全に回復はしてねぇんだな」
『うん…』
紋章の色はほぼ黒に近いが、完全な状態には少し足りないのだと、何かあった時の為に紋章の濃さを記憶しているローには嘘はつけなかった。
『…頂戴』
「…くれてやるよ」
ローの首の後ろに手を回して強請るように少し力を入れて引き寄せれば、口元に笑みを浮かべたローの顔が近づき恋歌が目を閉じると同時に唇が重なる。
その瞬間、身体中を駆け巡る魔力に首の後ろに回している手にさらに力が入り、もっとと求めるように自分からローの薄い唇を軽く啄んだ。
それにどくん、と心臓が跳ねたローは、恋歌の口内に舌をねじ込みくちゅくちゅと音を立てながら弱い耳を撫でてやると、びくんと恋歌の身体が跳ねた。
『ろー…耳、やだ…』
「…そのうちよくなる」
今は耳を触られた時にぞわりとする感覚が、そのうち快感に変わるだろうと何度も触って身体に覚え込ませていく。
自分ではだけさせたブラウスを更に開かせ背中に手を回し、ぷつりと下着の留め具を外した。
『あ、ま、待って…!』
「…あ?」
そのまま胸に手を伸ばされそうな雰囲気に、思わず首の後ろから手を離してローの胸板を押すと、不機嫌そうにローの顔が歪んだ。
『わ、たし…戻ってきてから、お風呂…行ってなくて…』
島に飛び立つ前に素早くシャワーを浴びた程度で、島から戻ってきた後は薬を飲ませた後甲板で寝てしまったため風呂に入れていない。
そんな状態で触れられたくないとぐいぐいとローを遠ざけるように押すが、力では敵わずびくともしない。
だが、そう言われてみればローも恋歌が身体を拭いてくれていたが、2日間シャワーを浴びていない事に気づき、大量に汗をかいた記憶がある為急に自分の匂いが気になった。
「ならシャワー行くぞ」
『わっ…』
自分の力ではびくともしなかったローが急に離れ、それと同時に腕を引かれて身体を起こされた。
先にベッドから立ち上がったローがクローゼットからバスタオルを取り、ブラウスの前を押えている恋歌に手を差し出した。
『え…一緒に…?』
「ああ、その方がいいだろ?」
にやりと笑うローに一瞬言葉に詰まった恋歌だったが、ゆっくりと手を伸ばしてローの手の上に自分の手を重ねた。
優しい力でふわりと立たされた恋歌はローに促されるまま脱衣所に向かう。
脱衣所の扉を閉めるとローが戸惑いもなくばっ、と服を脱ぎ早くしろと恋歌に視線を向けてくる。
『あ、先に…入ってて…』
「…ああ」
先ほどは自分でブラウスのボタンを外したのに今は前を押えて恥ずかしそうにもじもじしている。
まだ恋歌の恥じらうポイントが完全にはわからないローは、今は先に入っていた方がいいだろうと、恋歌の頭を撫でてやり先にシャワー室に入った。