風邪
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そして約束の30分後。
「できたぞ」
今度は老人が扉を開け、星空を見つめていた恋歌に声をかけてきた。
家の中に入ればカウンターに薬包紙に包まれた3つの薬が並んでいる。
「食後に1人1つずつ飲ませてやれ
数時間後には効いて治っとる」
3人が罹っている病気には本当にこの薬草が効くらしく、一度飲むだけでいいらしい。
かなり苦みのある薬らしいが、効果はかなり高いらしく治したければ無理やりにでも飲ませろと言われた。
説明を理解したと頷いた恋歌は、持たせてくれたお金を老人の前に置いた。
「まいど」
カウンターの上にカップと畳んだブランケットを置くと、ぺこりと頭を下げて家から出た。
『(よし、急いで帰ろう)』
薬をしっかりとかばんに詰め込み、人目につかない森まで走り出した。
「あ!!恋歌!!
やっと連絡きた…」
『ごめんね』
森について魔法を使う前に電伝虫を取り出し、船で待ってくれているベポに連絡をした。
すぐに出てくれたベポは連絡がない事を不安に思っていたらしく、電伝虫の表情が泣きそうな顔をしている。
『ベポの方は、何ともない?』
「おれの方は何ともないよ!
恋歌は?
大丈夫なのか?」
『わたしも、何ともないよ
薬は、作ってもらったから、今から船に、戻るね』
「無事なら良かったよ…
気を付けて戻ってきてね」
『うん、ありがとう』
手短に話を済ませ電伝虫を切ってから箒を取り出して魔法を発動させる。
「行きと同じだ
風の魔法で加速と自分の周りに空気抵抗の膜を張れ」
『はい』
箒と自分自身に魔法をかけ、船までの道のりを急いだ。
「…なんだあれ
悪魔の実の能力者…?
それに…喋ってたよな…?」
だが、その姿を心配して追いかけてきていたエージが見ていた事に、恋歌は気づくことはできなかった。
しばらく恋歌が飛び立った方角を見つめていたが、深く考えても仕方ないと大人しく家に戻ることにした。
「できたぞ」
今度は老人が扉を開け、星空を見つめていた恋歌に声をかけてきた。
家の中に入ればカウンターに薬包紙に包まれた3つの薬が並んでいる。
「食後に1人1つずつ飲ませてやれ
数時間後には効いて治っとる」
3人が罹っている病気には本当にこの薬草が効くらしく、一度飲むだけでいいらしい。
かなり苦みのある薬らしいが、効果はかなり高いらしく治したければ無理やりにでも飲ませろと言われた。
説明を理解したと頷いた恋歌は、持たせてくれたお金を老人の前に置いた。
「まいど」
カウンターの上にカップと畳んだブランケットを置くと、ぺこりと頭を下げて家から出た。
『(よし、急いで帰ろう)』
薬をしっかりとかばんに詰め込み、人目につかない森まで走り出した。
「あ!!恋歌!!
やっと連絡きた…」
『ごめんね』
森について魔法を使う前に電伝虫を取り出し、船で待ってくれているベポに連絡をした。
すぐに出てくれたベポは連絡がない事を不安に思っていたらしく、電伝虫の表情が泣きそうな顔をしている。
『ベポの方は、何ともない?』
「おれの方は何ともないよ!
恋歌は?
大丈夫なのか?」
『わたしも、何ともないよ
薬は、作ってもらったから、今から船に、戻るね』
「無事なら良かったよ…
気を付けて戻ってきてね」
『うん、ありがとう』
手短に話を済ませ電伝虫を切ってから箒を取り出して魔法を発動させる。
「行きと同じだ
風の魔法で加速と自分の周りに空気抵抗の膜を張れ」
『はい』
箒と自分自身に魔法をかけ、船までの道のりを急いだ。
「…なんだあれ
悪魔の実の能力者…?
それに…喋ってたよな…?」
だが、その姿を心配して追いかけてきていたエージが見ていた事に、恋歌は気づくことはできなかった。
しばらく恋歌が飛び立った方角を見つめていたが、深く考えても仕方ないと大人しく家に戻ることにした。