小さな友情
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
戦闘態勢に入った2人を視界にいれたローは、もう大丈夫だろうと自分に襲い掛かってくる腕を切り刻んでいく。
「(だがこのままじゃ埒があかねぇな)」
大したことのない攻撃は簡単に防ぐことができるが、何本破壊しても増え続ける機会の腕に防戦だけではこちらの体力が削られていくだけだと、本体を叩くために鬼哭を握る力を強めた。
「【ROOM】」
ぶぅん、と聞きなれた音が聞こえ、海から出ている機械の腕を渡りながら本体に乗っている男に向かって行く。
「ほんとに…わけわかんない能力だ」
「ちっ…」
男に向かって鬼哭を振り下ろしたローだったが、刃が届く前に電磁波のようなバリアが男を包み、鬼哭を弾き返した。
舌打ちをしたローは海に落ちるわけにはいかないと、一度砂浜に下がった。
「(刀を弾くってんなら…)
恋歌!!」
『!!』
電磁波が刀を弾くというのであれば別の攻撃を当てるまでだと、甲板にいる恋歌に声をかければ、一瞬驚いたような反応したが、呼ばれた理由を理解した瞬間、大きく息を吸い込んだ。
『【我は星々の支配者】』
「…は?
あの女か…!!」
恋歌が声を発した瞬間、景色が星空にがらりと変わり、男は一瞬固まったがこの状況を作り出しているのが恋歌だと気づき、攻撃対象を恋歌へ切り替えた。
「残念、おれたちがいるんだよ」
「こいつの邪魔させるわけねぇだろ」
だが、それをローとベポが許すはずもなく、襲ってくる腕を全て2人で防いでいく。
『【ジェミニ・メテオ】!!』
「…!!」
2人のおかげで無傷のまま恋歌が詠唱を終えれば、男に恋歌の攻撃が直撃した。
「…今のは効いた、のかな?」
「…さぁな」
ぷすぷすと機械から黒い煙が上がり、破壊できたように見えるが煙の所為で男の姿が見えない。
『…もう一回?』
「いや…」
動かない今のうちにもう一度撃つ準備をした方がいいかと聞いたが、ローは首を軽く横に振り鬼哭を鞘におさめ戦闘態勢を解いた。
「勝負はついた」
ローのその言葉通り煙が晴れ男が丸焦げになり機械の上で気を失っているのが見え、操られていた機械の腕が一斉に海に沈んだ。
「今のうちにあいつを拘束するぞ」
「ア、アイアイ、キャプテン!」
「(だがこのままじゃ埒があかねぇな)」
大したことのない攻撃は簡単に防ぐことができるが、何本破壊しても増え続ける機会の腕に防戦だけではこちらの体力が削られていくだけだと、本体を叩くために鬼哭を握る力を強めた。
「【ROOM】」
ぶぅん、と聞きなれた音が聞こえ、海から出ている機械の腕を渡りながら本体に乗っている男に向かって行く。
「ほんとに…わけわかんない能力だ」
「ちっ…」
男に向かって鬼哭を振り下ろしたローだったが、刃が届く前に電磁波のようなバリアが男を包み、鬼哭を弾き返した。
舌打ちをしたローは海に落ちるわけにはいかないと、一度砂浜に下がった。
「(刀を弾くってんなら…)
恋歌!!」
『!!』
電磁波が刀を弾くというのであれば別の攻撃を当てるまでだと、甲板にいる恋歌に声をかければ、一瞬驚いたような反応したが、呼ばれた理由を理解した瞬間、大きく息を吸い込んだ。
『【我は星々の支配者】』
「…は?
あの女か…!!」
恋歌が声を発した瞬間、景色が星空にがらりと変わり、男は一瞬固まったがこの状況を作り出しているのが恋歌だと気づき、攻撃対象を恋歌へ切り替えた。
「残念、おれたちがいるんだよ」
「こいつの邪魔させるわけねぇだろ」
だが、それをローとベポが許すはずもなく、襲ってくる腕を全て2人で防いでいく。
『【ジェミニ・メテオ】!!』
「…!!」
2人のおかげで無傷のまま恋歌が詠唱を終えれば、男に恋歌の攻撃が直撃した。
「…今のは効いた、のかな?」
「…さぁな」
ぷすぷすと機械から黒い煙が上がり、破壊できたように見えるが煙の所為で男の姿が見えない。
『…もう一回?』
「いや…」
動かない今のうちにもう一度撃つ準備をした方がいいかと聞いたが、ローは首を軽く横に振り鬼哭を鞘におさめ戦闘態勢を解いた。
「勝負はついた」
ローのその言葉通り煙が晴れ男が丸焦げになり機械の上で気を失っているのが見え、操られていた機械の腕が一斉に海に沈んだ。
「今のうちにあいつを拘束するぞ」
「ア、アイアイ、キャプテン!」