小さな友情
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「わん!わん!」
『ん…ぅ…』
また耳元でおにぎりの声が聞こえ、目を開ければ今度は目の前にはローの胸板。
抱き締められていると気づき顔を上げれば、ローと視線が合った。
『おは、よう』
「ああ、おはよう」
『わっ…ちょ…』
「わん!」
いつまでも起き上らない恋歌にしびれをきらしたのか、おにぎりが恋歌の上でぽんぽん跳ねはじめた。
「こら、何してんだ」
いくら子犬とはいえ重いだろうと、うろたえている恋歌の代わりにおにぎりの首根っこを掴んで止めさせた。
恋歌が身体を起こしたのでローも起き上り、おにぎりを恋歌の手元に置く。
「着替えて朝飯だ」
『うん』
ローのクローゼットに入っている恋歌の着替えを渡され、着替えてからすぐに食堂へ向かった。
「あ!キャプテン、恋歌、おはよう!」
『おはよう』
「ああ」
「おにぎりの奴、そっちにいたのか」
「一緒に寝てもらったのか、よかったなー」
「わん!」
恋歌に抱えられてご機嫌なおにぎりは、シャチにも撫でられてさらにご機嫌そうに尻尾を振る。
「いつの間にかいなくなってたんだよね」
「…夜におれの部屋に来た」
「へぇー、寂しかったのかな」
((夜のキャプテンの部屋に行くなんて…おにぎり…お前ってやつは…))
恋歌とローが2人きりの部屋に、しかも夜に行くなんて緊急の用事がない限りシャチとペンギンにはできない。
「ほら、おにぎりの朝飯だぞ」
「わん!」
こと、っとテーブルの下におにぎり用のご飯が乗った皿をペンギンが置き、恋歌がその前におにぎりを下ろしてやった。
『シリウスは、何食べる?』
「昨日のタルトが余ってるならそれがいい!」
シリウスの朝食を準備し、恋歌も自分の席に座って朝食を食べ始める。
「おれ朝飯食べたら森に行こうと思うんだけど、恋歌も行く?」
『うん』
もぐもぐと咀嚼しながら横に座る恋歌にベポが声をかければ、恋歌が何度も頷いている。
「あ、じゃあついでに昨日取った果物と木の実の調達頼む
一応毒とかないの確認できたし」
「アイアイ!!」
タルトを作る時に事前に毒がないかを確認するために少ししかとらなかった。
毒性もなくお菓子を大量に消費するシリウスの為に果物と木の実があればと、ペンギンの頼みにベポが元気良く返事をした。
「おれも行く」
「え、キャプテンも?」
「なにか不都合があるか?」
「な、ないけど…」
いつもは何か用事がないと上陸をしない上に、単独で行動する事も多い。
しかも今回の島は村など見つけられておらず、本屋などもない。
ベポが不思議に思うのも無理はなかったが、おにぎりのためであり恋歌も行くと言うのであれば、ローも上陸すると言いだしてもおかしくはないとペンギンとシャチは突っ込むことはしない。
「飯食ったら行くぞ」
「アイアイ!」
『はい』
『ん…ぅ…』
また耳元でおにぎりの声が聞こえ、目を開ければ今度は目の前にはローの胸板。
抱き締められていると気づき顔を上げれば、ローと視線が合った。
『おは、よう』
「ああ、おはよう」
『わっ…ちょ…』
「わん!」
いつまでも起き上らない恋歌にしびれをきらしたのか、おにぎりが恋歌の上でぽんぽん跳ねはじめた。
「こら、何してんだ」
いくら子犬とはいえ重いだろうと、うろたえている恋歌の代わりにおにぎりの首根っこを掴んで止めさせた。
恋歌が身体を起こしたのでローも起き上り、おにぎりを恋歌の手元に置く。
「着替えて朝飯だ」
『うん』
ローのクローゼットに入っている恋歌の着替えを渡され、着替えてからすぐに食堂へ向かった。
「あ!キャプテン、恋歌、おはよう!」
『おはよう』
「ああ」
「おにぎりの奴、そっちにいたのか」
「一緒に寝てもらったのか、よかったなー」
「わん!」
恋歌に抱えられてご機嫌なおにぎりは、シャチにも撫でられてさらにご機嫌そうに尻尾を振る。
「いつの間にかいなくなってたんだよね」
「…夜におれの部屋に来た」
「へぇー、寂しかったのかな」
((夜のキャプテンの部屋に行くなんて…おにぎり…お前ってやつは…))
恋歌とローが2人きりの部屋に、しかも夜に行くなんて緊急の用事がない限りシャチとペンギンにはできない。
「ほら、おにぎりの朝飯だぞ」
「わん!」
こと、っとテーブルの下におにぎり用のご飯が乗った皿をペンギンが置き、恋歌がその前におにぎりを下ろしてやった。
『シリウスは、何食べる?』
「昨日のタルトが余ってるならそれがいい!」
シリウスの朝食を準備し、恋歌も自分の席に座って朝食を食べ始める。
「おれ朝飯食べたら森に行こうと思うんだけど、恋歌も行く?」
『うん』
もぐもぐと咀嚼しながら横に座る恋歌にベポが声をかければ、恋歌が何度も頷いている。
「あ、じゃあついでに昨日取った果物と木の実の調達頼む
一応毒とかないの確認できたし」
「アイアイ!!」
タルトを作る時に事前に毒がないかを確認するために少ししかとらなかった。
毒性もなくお菓子を大量に消費するシリウスの為に果物と木の実があればと、ペンギンの頼みにベポが元気良く返事をした。
「おれも行く」
「え、キャプテンも?」
「なにか不都合があるか?」
「な、ないけど…」
いつもは何か用事がないと上陸をしない上に、単独で行動する事も多い。
しかも今回の島は村など見つけられておらず、本屋などもない。
ベポが不思議に思うのも無理はなかったが、おにぎりのためであり恋歌も行くと言うのであれば、ローも上陸すると言いだしてもおかしくはないとペンギンとシャチは突っ込むことはしない。
「飯食ったら行くぞ」
「アイアイ!」
『はい』