勉強と喫茶店
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恋歌がウィリアムの治療を受ければ良かったと後悔したのは、ローに素足を自分が大好きな大きな手で撫でられている感覚に、治療だというのに変な気分になってしまったから。
それを悟られないように赤くなっているであろう顔をローに見られないように逸らしたのだが、おそらくばれている。
「おい、こっち向け」
『う、うう…』
ずい、と顔を近づけてきて手は傷に触れないようにスカートの中に侵入しようとしている。
後ろに下がろうとしたが、軽く足を掴まれて下がる事ができない。
『あ…』
近づいてくる顔からも逃げようとした所為で後ろに倒れそうになったが、咄嗟に恋歌の背中に手を回し、倒れないように引き寄せた。
「せっかく塗った薬が取れるだろ」
『あ、ごめん…』
恥ずかしそうに顔をそむけている恋歌に、ぞくぞくと背筋が粟立つ。
「なぁ…ただの治療で、なにを想像した?」
にやりと笑って足を撫で上げ、目の前にある頬にちゅ、と音を立てて唇を落せば、恥ずかしさで涙の膜が張られたうるんだ瞳と視線が合う。
『だって…ローが…』
「おれが、なんだよ」
可愛い反応をする恋歌をしっかりと抱え直してやり、いつものように膝の上に乗せてやれば、顔を隠すように抱き着いて肩に顎を乗せた。
『なんでもない…』
拗ねたような声を出して抱き着いてくる恋歌に肩を震わせて笑うローは、頬に当たる恋歌の髪を撫でてやる。
『ね、ぇ…』
「ん?」
しばらく髪を撫でてやっていると、肩を押して顔を上げ至近距離で視線を合わせてきた。
『さっき…ランに、魔力を渡したん、だけど…』
「…ああ」
その言葉で恋歌のしてほしい事がわかったが、恋歌の口から聞きたいと続きを促す。
恋歌の少し震えた指先がローの頬に当たり、その指がローの薄い唇をなぞり揺れる瞳の中にわずかに欲を滲ませている。
『…キス、して…いい?』
「ああ」
そんな可愛いおねだりを断る理由はなく、恋歌がキスしやすいようにローが目を閉じてやれば、腕の中にいる恋歌が動いた直後、柔らかい感触が唇に当てられた。
「(…魔力を吸われる感覚はねぇな)」
だが、合わさった唇から魔力を吸われる感覚はなく、いつもの身体の奥底から湧き上がってくるような快感も感じない。
『んぅ!?』
ただキスをしたかっただけだとわかったローは、恋歌の後頭部を掴んで重なっているだけの唇をこじ開け舌をねじ込むと、目を閉じていた恋歌が驚きで目を見開いた。
『はぅ…ん…っ』
さっき欲しかった刺激が与えられ、もっと欲しいと身体を寄せればそれに応えるようにぢゅ、と音をたてて恋歌の舌を吸い上げてさらに深く口づけていく。
『!!』
とろん、とした瞳でローから与えられる快感を受け入れていると、大きな爆発音が外から聞こえてきたため、驚いて唇を離してしまった。
「…また、おあずけだな」
まだ物足りなさそうな表情をしている恋歌に、ふっと笑ったローは恋歌を抱えたまま立ち上がり、足を怪我している恋歌をそっと地面に立たせてやる。
「行くぞ」
『…うん』
服装を整えながら少し拗ねた様子の恋歌を可愛く思ったが、それは後で甘やかしてやろうと爆発音が聞こえた方へ足を進めた。
それを悟られないように赤くなっているであろう顔をローに見られないように逸らしたのだが、おそらくばれている。
「おい、こっち向け」
『う、うう…』
ずい、と顔を近づけてきて手は傷に触れないようにスカートの中に侵入しようとしている。
後ろに下がろうとしたが、軽く足を掴まれて下がる事ができない。
『あ…』
近づいてくる顔からも逃げようとした所為で後ろに倒れそうになったが、咄嗟に恋歌の背中に手を回し、倒れないように引き寄せた。
「せっかく塗った薬が取れるだろ」
『あ、ごめん…』
恥ずかしそうに顔をそむけている恋歌に、ぞくぞくと背筋が粟立つ。
「なぁ…ただの治療で、なにを想像した?」
にやりと笑って足を撫で上げ、目の前にある頬にちゅ、と音を立てて唇を落せば、恥ずかしさで涙の膜が張られたうるんだ瞳と視線が合う。
『だって…ローが…』
「おれが、なんだよ」
可愛い反応をする恋歌をしっかりと抱え直してやり、いつものように膝の上に乗せてやれば、顔を隠すように抱き着いて肩に顎を乗せた。
『なんでもない…』
拗ねたような声を出して抱き着いてくる恋歌に肩を震わせて笑うローは、頬に当たる恋歌の髪を撫でてやる。
『ね、ぇ…』
「ん?」
しばらく髪を撫でてやっていると、肩を押して顔を上げ至近距離で視線を合わせてきた。
『さっき…ランに、魔力を渡したん、だけど…』
「…ああ」
その言葉で恋歌のしてほしい事がわかったが、恋歌の口から聞きたいと続きを促す。
恋歌の少し震えた指先がローの頬に当たり、その指がローの薄い唇をなぞり揺れる瞳の中にわずかに欲を滲ませている。
『…キス、して…いい?』
「ああ」
そんな可愛いおねだりを断る理由はなく、恋歌がキスしやすいようにローが目を閉じてやれば、腕の中にいる恋歌が動いた直後、柔らかい感触が唇に当てられた。
「(…魔力を吸われる感覚はねぇな)」
だが、合わさった唇から魔力を吸われる感覚はなく、いつもの身体の奥底から湧き上がってくるような快感も感じない。
『んぅ!?』
ただキスをしたかっただけだとわかったローは、恋歌の後頭部を掴んで重なっているだけの唇をこじ開け舌をねじ込むと、目を閉じていた恋歌が驚きで目を見開いた。
『はぅ…ん…っ』
さっき欲しかった刺激が与えられ、もっと欲しいと身体を寄せればそれに応えるようにぢゅ、と音をたてて恋歌の舌を吸い上げてさらに深く口づけていく。
『!!』
とろん、とした瞳でローから与えられる快感を受け入れていると、大きな爆発音が外から聞こえてきたため、驚いて唇を離してしまった。
「…また、おあずけだな」
まだ物足りなさそうな表情をしている恋歌に、ふっと笑ったローは恋歌を抱えたまま立ち上がり、足を怪我している恋歌をそっと地面に立たせてやる。
「行くぞ」
『…うん』
服装を整えながら少し拗ねた様子の恋歌を可愛く思ったが、それは後で甘やかしてやろうと爆発音が聞こえた方へ足を進めた。