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しばらくして戻ってきた恋歌の髪は濡れておらず、身体だけを洗ってきたようでほかほかと頬が赤らんでいる。
『ありがとう』
「ああ」
先に手だけを脱衣所で洗ったローは恋歌を待っている間医学書を読んでおり、ぱたんと医学書を閉じて立ち上がる。
『…服、着ないの?』
ふい、と恥ずかしそうに持っていたバスタオルで顔を隠して視線を逸らした恋歌は、ズボンを履いていないローを見る事ができない。
それににやっと笑ったローが視線を合わさない恋歌の前に立ち、顎を掴んで無理やり視線を合わせる。
「すぐ脱ぐのに履く必要ねぇだろ」
『そう、だね…』
これ以上に恥ずかしいと思う事をしたはずなのに、この程度で恥ずかしがるのかと可愛い恋歌に触れるだけのキスをしてやる。
「先寝てていいからな」
『…待ってる』
ふっと笑ったローはすりっ、と恋歌の頬を撫でて脱衣所に入って扉を閉めた。
ぼふん、とベッドに倒れ込んだ恋歌は白クマのぬいぐるみを抱き締めて、先ほどの事を思い出す。
『(気持ちよかった…気がする…)』
自分でも触った事のない場所をローに触られ、胸とはまた違った気持ちよさにもっとしてほしいと思ってしまった。
あそこでローがやめなければ、もっとして欲しいと、もっと触って欲しいと、言ってしまっていたかもしれない。
『(うー…でも、痩せなきゃ…)』
ちゃんと約束した通り、お腹に触れる事はせず、上も脱がされることはなかった。
優しいローがいろいろと我慢してくれている事に申し訳なく思うが、それと同時に愛されていると実感する。
『(好きだなぁ…)』
手触りの良いぬいぐるみを抱いてじたばたしているとがちゃりと扉が開く音がした。
「(…なに暴れてんだ)」
ベッドの上でぬいぐるみを抱いてじたばたしているのを見て、不思議そうな顔をしたが、いつも大胆な事をした後は恥ずかしがっていた事を思い出し、いつものかと気にすることなくベッドの縁に腰掛けた。
ぽん、と頭を撫でてやれば暴れる事をやめてちらっと視線を向けて、またぬいぐるみで顔を隠した。
『服…着て…』
「暑い」
下着しか履いていないローを見る事が出来ず、ぬいぐるみを顔に押し付けたままもそもそと布団をかぶる。
それに笑ったローも布団に入り、ぎゅっと正面から恋歌を抱き締めると、間の白クマはむぎゅっと潰れた。
「起こして悪かったな」
『…ううん』
すりすりと頬を撫でてやり、くいっと顎を持ち上げて触れるだけのキスをする。
「おやすみ」
『うん、おやすみ』
「(朝か…)」
早朝と言われる時間に目が覚めたローは、まだ眠っている恋歌をそっと離して布団から抜け出す。
「(可愛い…)」
白クマのぬいぐるみを抱いてすやすやと眠っている恋歌の頭を撫でてやり、ベッドから立ち上がった。
『…ん、ロー…?』
ローが起きてから数時間後、恋歌が目を擦りながらむくりと身体を起こした。
横にローがいないことに気づいて名前を呼べば、足音が近づいてぽすん、とローがベッドの縁に座った。
「おはよう」
『おはよう』
頬を撫でてやればそれに擦り寄るように頬を寄せてくる。
「身体、痛いとことかないか?」
『う、うん…』
無茶な事はさせてないはずだが、一応確認をすると夜の事を思い出したのか、顔を赤くしてぎゅっと目を閉じた。
可愛い反応にちゅ、っと頬にキスをして立ち上がったローは、すでに準備していた恋歌の着替えを渡した。
「顔洗ってこい
着替えたら飯だ」
『…うん』
優しく手を引かれベッドから立たされた恋歌は、ぽんと背中を押されて脱衣所に向かった。
「(…よく耐えたな、おれ)」
いつものように照れている恋歌に、夜の事が嘘ではなく、それを思い出してまた反応しそうになったが、無理やり落ち着かせた。
『お、お待たせ』
普段着に着替えた恋歌はもじもじとしているが、それを気にすることなくぽん、と頭を撫でて扉を開いて食堂に行こうと促した。
『ありがとう』
「ああ」
先に手だけを脱衣所で洗ったローは恋歌を待っている間医学書を読んでおり、ぱたんと医学書を閉じて立ち上がる。
『…服、着ないの?』
ふい、と恥ずかしそうに持っていたバスタオルで顔を隠して視線を逸らした恋歌は、ズボンを履いていないローを見る事ができない。
それににやっと笑ったローが視線を合わさない恋歌の前に立ち、顎を掴んで無理やり視線を合わせる。
「すぐ脱ぐのに履く必要ねぇだろ」
『そう、だね…』
これ以上に恥ずかしいと思う事をしたはずなのに、この程度で恥ずかしがるのかと可愛い恋歌に触れるだけのキスをしてやる。
「先寝てていいからな」
『…待ってる』
ふっと笑ったローはすりっ、と恋歌の頬を撫でて脱衣所に入って扉を閉めた。
ぼふん、とベッドに倒れ込んだ恋歌は白クマのぬいぐるみを抱き締めて、先ほどの事を思い出す。
『(気持ちよかった…気がする…)』
自分でも触った事のない場所をローに触られ、胸とはまた違った気持ちよさにもっとしてほしいと思ってしまった。
あそこでローがやめなければ、もっとして欲しいと、もっと触って欲しいと、言ってしまっていたかもしれない。
『(うー…でも、痩せなきゃ…)』
ちゃんと約束した通り、お腹に触れる事はせず、上も脱がされることはなかった。
優しいローがいろいろと我慢してくれている事に申し訳なく思うが、それと同時に愛されていると実感する。
『(好きだなぁ…)』
手触りの良いぬいぐるみを抱いてじたばたしているとがちゃりと扉が開く音がした。
「(…なに暴れてんだ)」
ベッドの上でぬいぐるみを抱いてじたばたしているのを見て、不思議そうな顔をしたが、いつも大胆な事をした後は恥ずかしがっていた事を思い出し、いつものかと気にすることなくベッドの縁に腰掛けた。
ぽん、と頭を撫でてやれば暴れる事をやめてちらっと視線を向けて、またぬいぐるみで顔を隠した。
『服…着て…』
「暑い」
下着しか履いていないローを見る事が出来ず、ぬいぐるみを顔に押し付けたままもそもそと布団をかぶる。
それに笑ったローも布団に入り、ぎゅっと正面から恋歌を抱き締めると、間の白クマはむぎゅっと潰れた。
「起こして悪かったな」
『…ううん』
すりすりと頬を撫でてやり、くいっと顎を持ち上げて触れるだけのキスをする。
「おやすみ」
『うん、おやすみ』
「(朝か…)」
早朝と言われる時間に目が覚めたローは、まだ眠っている恋歌をそっと離して布団から抜け出す。
「(可愛い…)」
白クマのぬいぐるみを抱いてすやすやと眠っている恋歌の頭を撫でてやり、ベッドから立ち上がった。
『…ん、ロー…?』
ローが起きてから数時間後、恋歌が目を擦りながらむくりと身体を起こした。
横にローがいないことに気づいて名前を呼べば、足音が近づいてぽすん、とローがベッドの縁に座った。
「おはよう」
『おはよう』
頬を撫でてやればそれに擦り寄るように頬を寄せてくる。
「身体、痛いとことかないか?」
『う、うん…』
無茶な事はさせてないはずだが、一応確認をすると夜の事を思い出したのか、顔を赤くしてぎゅっと目を閉じた。
可愛い反応にちゅ、っと頬にキスをして立ち上がったローは、すでに準備していた恋歌の着替えを渡した。
「顔洗ってこい
着替えたら飯だ」
『…うん』
優しく手を引かれベッドから立たされた恋歌は、ぽんと背中を押されて脱衣所に向かった。
「(…よく耐えたな、おれ)」
いつものように照れている恋歌に、夜の事が嘘ではなく、それを思い出してまた反応しそうになったが、無理やり落ち着かせた。
『お、お待たせ』
普段着に着替えた恋歌はもじもじとしているが、それを気にすることなくぽん、と頭を撫でて扉を開いて食堂に行こうと促した。