入れ替わり
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自分の部屋で少し魔力を回復させてから行こうと思ったが、部屋の中では星空も見えず近くに魔力を供給してくれる人もいないので、回復にはかなり時間がかかってしまうとわかり、気恥ずかしさがあったがローに頼もうと一度食堂に寄って、飲み物を持ってからローの部屋に向かった。
扉をノックすれば誰が来たのかわかったのか、ローの方から扉を開けてくれた。
『お邪魔、します』
持ってきた飲み物を机に置いてソファに腰かけると、ローもその横に座ってくる。
少しローの様子がそわそわとしている気がしないでもないが、魔力が少なくなり紋章が熱い方が気になっている状態では、その様子に恋歌が気づくことはなかった。
『あ、あの…』
「ん?」
『手を…借りても、いい?』
「手?」
躊躇いもなく差し出された手を握ると、ゆっくりと心地のいい魔力が流れてくる。
「どうした?」
魔力を吸われている感覚のないローは、なにかあったのかと恋歌の顔を覗きこめば、恋歌が顔を赤くしている事に気づいた。
『あ、の…さっき、練習で…魔法使って…
練習だったから、魔力、使い過ぎちゃって…その…』
「…キスじゃなくていいのか」
『そ、れは…』
キスをしてもらう方がすぐに回復できるというのはわかっているが、先ほどの雰囲気の事もあり、キスをしてほしいという事が出来なかった。
くいっと顎を掬われ、じっと目を見つめてくるローに、観念したように目を閉じると、ゆっくりとローの顔が近づいてくるのが気配でわかった。
『ん…』
急激に魔力が回復していく感覚に、もっと欲しいと強請るように首の後ろに恋歌が手を回してきた。
「(耐えろ…)」
自分から身体を寄せてくる恋歌の口の中に舌を入れたい欲求が出てくるが、恋歌が魔力回復の為にキスを頼んでこなかった事を考慮してその欲求をおさえつけた。
唇を引っ付けるだけのキスだったが、しばらくして恋歌が身体を離そうとしている事に気づき、そっと恋歌を解放した。
「もういいのか?」
『…うん、ありがとう』
だが、唇を離したところでむらむらとした気分は解消されず、ぐっと唇を噛んで恋歌の背中と膝裏に手を回して抱え上げた。
「悪い」
短いローの謝罪が聞こえた直後、ベッドの方に歩きだし恋歌を優しくベッドの上に押し倒した。
「…触っていいか」
『あ…え…』
大きな手で頬を撫でられ、寄せられる唇にそっと目を閉じる。
最初は触れては離れるだけだったが、唇をぺろっと舐められ少し口を開けると、ぬるっと舌が入り込んでくる。
『は…ぅん…』
頭を撫でながらパジャマのファスナーに手をかけてゆっくりとおろしていく。
手を肩に滑らせてパジャマの前を開いた。
いつもの可愛らしいキャミソールから覗く鎖骨に首筋から唇を這わせていき、ぢゅっと音を立てて強く吸いついた。
白い肌に赤い所有印をつけ、満足そうにその痕に口づけを落す。
『あ…ロー、あの…』
「…わかってる
腹はだめなんだろ」
『う、ん…
だから…その…』
キャミソールの裾をぎゅっと握りしめている恋歌は、お腹を見られないようにしているのはわかるが、他にも言いたいことがありそうで、言葉の続きを待ってやる。
『え、っちな…事は、もうちょっと、待ってほしい…』
顔を真っ赤にして潤んだ目で見上げてくる恋歌に、それは逆効果だと言いたくなるが、淡い期待が崩れた事にはぁ、とため息をついた。
「…いつまでだ」
『せ、せめて…元の体型に、戻るまで…』
「……わかった」
こうやって見下ろしてみても何が変わったのかわからない。
だが、元の体型に戻るまでそんなに時間がかかることはないとわかっているため渋々頷いた。
もう一度ため息をついてぽすん、と首筋に顔を埋めるように覆いかぶされば、背中に手が回ってくる。
『ふふ、くすぐったい』
鼻を首筋に擦り付けるように動かせば、楽しそうに笑う恋歌の声が近くで聞こえる。
「……待ってる」
『…うん』
扉をノックすれば誰が来たのかわかったのか、ローの方から扉を開けてくれた。
『お邪魔、します』
持ってきた飲み物を机に置いてソファに腰かけると、ローもその横に座ってくる。
少しローの様子がそわそわとしている気がしないでもないが、魔力が少なくなり紋章が熱い方が気になっている状態では、その様子に恋歌が気づくことはなかった。
『あ、あの…』
「ん?」
『手を…借りても、いい?』
「手?」
躊躇いもなく差し出された手を握ると、ゆっくりと心地のいい魔力が流れてくる。
「どうした?」
魔力を吸われている感覚のないローは、なにかあったのかと恋歌の顔を覗きこめば、恋歌が顔を赤くしている事に気づいた。
『あ、の…さっき、練習で…魔法使って…
練習だったから、魔力、使い過ぎちゃって…その…』
「…キスじゃなくていいのか」
『そ、れは…』
キスをしてもらう方がすぐに回復できるというのはわかっているが、先ほどの雰囲気の事もあり、キスをしてほしいという事が出来なかった。
くいっと顎を掬われ、じっと目を見つめてくるローに、観念したように目を閉じると、ゆっくりとローの顔が近づいてくるのが気配でわかった。
『ん…』
急激に魔力が回復していく感覚に、もっと欲しいと強請るように首の後ろに恋歌が手を回してきた。
「(耐えろ…)」
自分から身体を寄せてくる恋歌の口の中に舌を入れたい欲求が出てくるが、恋歌が魔力回復の為にキスを頼んでこなかった事を考慮してその欲求をおさえつけた。
唇を引っ付けるだけのキスだったが、しばらくして恋歌が身体を離そうとしている事に気づき、そっと恋歌を解放した。
「もういいのか?」
『…うん、ありがとう』
だが、唇を離したところでむらむらとした気分は解消されず、ぐっと唇を噛んで恋歌の背中と膝裏に手を回して抱え上げた。
「悪い」
短いローの謝罪が聞こえた直後、ベッドの方に歩きだし恋歌を優しくベッドの上に押し倒した。
「…触っていいか」
『あ…え…』
大きな手で頬を撫でられ、寄せられる唇にそっと目を閉じる。
最初は触れては離れるだけだったが、唇をぺろっと舐められ少し口を開けると、ぬるっと舌が入り込んでくる。
『は…ぅん…』
頭を撫でながらパジャマのファスナーに手をかけてゆっくりとおろしていく。
手を肩に滑らせてパジャマの前を開いた。
いつもの可愛らしいキャミソールから覗く鎖骨に首筋から唇を這わせていき、ぢゅっと音を立てて強く吸いついた。
白い肌に赤い所有印をつけ、満足そうにその痕に口づけを落す。
『あ…ロー、あの…』
「…わかってる
腹はだめなんだろ」
『う、ん…
だから…その…』
キャミソールの裾をぎゅっと握りしめている恋歌は、お腹を見られないようにしているのはわかるが、他にも言いたいことがありそうで、言葉の続きを待ってやる。
『え、っちな…事は、もうちょっと、待ってほしい…』
顔を真っ赤にして潤んだ目で見上げてくる恋歌に、それは逆効果だと言いたくなるが、淡い期待が崩れた事にはぁ、とため息をついた。
「…いつまでだ」
『せ、せめて…元の体型に、戻るまで…』
「……わかった」
こうやって見下ろしてみても何が変わったのかわからない。
だが、元の体型に戻るまでそんなに時間がかかることはないとわかっているため渋々頷いた。
もう一度ため息をついてぽすん、と首筋に顔を埋めるように覆いかぶされば、背中に手が回ってくる。
『ふふ、くすぐったい』
鼻を首筋に擦り付けるように動かせば、楽しそうに笑う恋歌の声が近くで聞こえる。
「……待ってる」
『…うん』