愛した人の愛し方
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シャワールームから出れば脱衣所に恋歌の着替えが用意されており、それに着替えて脱衣所を出れば、ローは椅子に座って医学書を読んでいた。
『着替え、ありがとう』
「ああ」
恋歌が戻ってきたことに気づいたローは医学書を閉じて立ち上がり、肩にタオルをかけている恋歌をベッドに呼んだ。
ベッドに座ったローの足の間に座らされた恋歌は、肩からタオルを取られまだ乾いていない髪を乾かすためにぽんぽん、と優しい手つきでタオルで水気を取っていく。
「あいつらはさっき起こしてきたから、今から朝飯の準備をするらしい」
『じゃあ、わたしも、行かないと』
「今日はあいつらに任せとけ」
自分が普段使っているボディソープと同じ匂いがし、光の加減できらきらと輝く綺麗な銀髪からは、同じシャンプーを使ったはずなのに、自分とは違ういい匂いがする。
「(同じ匂いってのは…なんか…いいもんだな)」
部屋のシャワールームには適当に成分だけで選んだボディソープを置いているが、恋歌が使う事が増えそうなら新しく自分好みのモノでも買おうかと真剣に悩み始めた。
「…綺麗なもんだな」
『ありがとう』
乾かし終えたローがさらさらの髪を指に通して弄りながら、まったく痛んでいない髪に唇を落して、お腹に腕を回して引き寄せた。
『ん…』
すり、と首筋に鼻の先を寄せればぴくっと恋歌の身体が震えた。
「恋歌…」
『な、に…?』
「愛してる」
『…わたしも、ローが好き』
優しい笑みを浮かべたローが恋歌の顎を掬い、ゆっくりと目を閉じた恋歌の唇に自分の唇を重ねる。
角度を変えて何度も触れるだけのキスを交わしているうちに、無意識にお腹に回していた腕を上げて恋歌の胸に手を這わせていた。
下着で綺麗な形を保っている胸を軽く撫でると、閉じていた瞼が開いて視線が合わさった。
「嫌か?」
『…嫌じゃ、ない』
卑怯な聞き方をしているとは思うが、恋歌の性格をわかった上でこの聞き方をしている。
その言葉に何かを察した恋歌が真っ赤な顔をして視線を逸らすと、胸に添えられていた手が着たばかりのシャツのボタンを外していく。
シャツのボタンを外し終え、白い肌に黒く刻まれていることでくっきり見える魔女の紋章につつ、っと指を滑らせる。
時折谷間に指を挟んだり、下着に包まれていない柔らかい部分に指を埋めていると、恋歌がローの手を掴んだ。
『なに、してるの…?』
「嫌なら止める」
『嫌、とかじゃ、なくて…
明るいし…その…見られるの、恥ずかしい…』
「…暗ければいいのか?」
『そ、そういうわけでも、ないけど…』
胸を隠すようにシャツを握り締める恋歌は、どう伝えるべきか悩んでいるようだが、良い言葉が出てこないようで服を握りしめたまま俯いてしまった。
「…わかった
じゃあまた今日の夜だな」
『え、あ…』
恋歌が返事をする前にちゅ、と小さく音を立てて頬にキスをされる。
シャツを掴んでいる手を優しく解かれ、ボタンを全て留め服装を整えてくれた。
「おれもシャワー行ってくる」
『う、ん…』
ぽん、と頭を撫でられ背中から温もりが消えた後、ローはシャワーに向かった。
『(もう…どうすれば正解なのかわからない…)』
ぽすん、とベッドに横たわればわずかにシャワーの音が聞こえる。
『(ローに触られるのは…嫌じゃ、ない
けど…ミーシャにもらった本に書いてたようなことを、いつか…ローとわたしがするん、だよね…?)』
先ほどのような行為の先はミーシャにもらった本に書いてあり、たまにローから感じる獲物を狙うような視線に、逃げられないような感覚に陥り、このまま身を任せれば本に書いてあったようなことをするのだと無意識に感じ取っている。
『(でも、ローとなら…って思っちゃうんだよね
それに…キス、とかも気持ちいいし…)』
付き合う前から何度も触れあった事のある唇に指で触れれば、ローの薄い唇の感触を思い出して、赤い顔を隠すように近くにあった白クマのぬいぐるみを顔に押し付けた。
『着替え、ありがとう』
「ああ」
恋歌が戻ってきたことに気づいたローは医学書を閉じて立ち上がり、肩にタオルをかけている恋歌をベッドに呼んだ。
ベッドに座ったローの足の間に座らされた恋歌は、肩からタオルを取られまだ乾いていない髪を乾かすためにぽんぽん、と優しい手つきでタオルで水気を取っていく。
「あいつらはさっき起こしてきたから、今から朝飯の準備をするらしい」
『じゃあ、わたしも、行かないと』
「今日はあいつらに任せとけ」
自分が普段使っているボディソープと同じ匂いがし、光の加減できらきらと輝く綺麗な銀髪からは、同じシャンプーを使ったはずなのに、自分とは違ういい匂いがする。
「(同じ匂いってのは…なんか…いいもんだな)」
部屋のシャワールームには適当に成分だけで選んだボディソープを置いているが、恋歌が使う事が増えそうなら新しく自分好みのモノでも買おうかと真剣に悩み始めた。
「…綺麗なもんだな」
『ありがとう』
乾かし終えたローがさらさらの髪を指に通して弄りながら、まったく痛んでいない髪に唇を落して、お腹に腕を回して引き寄せた。
『ん…』
すり、と首筋に鼻の先を寄せればぴくっと恋歌の身体が震えた。
「恋歌…」
『な、に…?』
「愛してる」
『…わたしも、ローが好き』
優しい笑みを浮かべたローが恋歌の顎を掬い、ゆっくりと目を閉じた恋歌の唇に自分の唇を重ねる。
角度を変えて何度も触れるだけのキスを交わしているうちに、無意識にお腹に回していた腕を上げて恋歌の胸に手を這わせていた。
下着で綺麗な形を保っている胸を軽く撫でると、閉じていた瞼が開いて視線が合わさった。
「嫌か?」
『…嫌じゃ、ない』
卑怯な聞き方をしているとは思うが、恋歌の性格をわかった上でこの聞き方をしている。
その言葉に何かを察した恋歌が真っ赤な顔をして視線を逸らすと、胸に添えられていた手が着たばかりのシャツのボタンを外していく。
シャツのボタンを外し終え、白い肌に黒く刻まれていることでくっきり見える魔女の紋章につつ、っと指を滑らせる。
時折谷間に指を挟んだり、下着に包まれていない柔らかい部分に指を埋めていると、恋歌がローの手を掴んだ。
『なに、してるの…?』
「嫌なら止める」
『嫌、とかじゃ、なくて…
明るいし…その…見られるの、恥ずかしい…』
「…暗ければいいのか?」
『そ、そういうわけでも、ないけど…』
胸を隠すようにシャツを握り締める恋歌は、どう伝えるべきか悩んでいるようだが、良い言葉が出てこないようで服を握りしめたまま俯いてしまった。
「…わかった
じゃあまた今日の夜だな」
『え、あ…』
恋歌が返事をする前にちゅ、と小さく音を立てて頬にキスをされる。
シャツを掴んでいる手を優しく解かれ、ボタンを全て留め服装を整えてくれた。
「おれもシャワー行ってくる」
『う、ん…』
ぽん、と頭を撫でられ背中から温もりが消えた後、ローはシャワーに向かった。
『(もう…どうすれば正解なのかわからない…)』
ぽすん、とベッドに横たわればわずかにシャワーの音が聞こえる。
『(ローに触られるのは…嫌じゃ、ない
けど…ミーシャにもらった本に書いてたようなことを、いつか…ローとわたしがするん、だよね…?)』
先ほどのような行為の先はミーシャにもらった本に書いてあり、たまにローから感じる獲物を狙うような視線に、逃げられないような感覚に陥り、このまま身を任せれば本に書いてあったようなことをするのだと無意識に感じ取っている。
『(でも、ローとなら…って思っちゃうんだよね
それに…キス、とかも気持ちいいし…)』
付き合う前から何度も触れあった事のある唇に指で触れれば、ローの薄い唇の感触を思い出して、赤い顔を隠すように近くにあった白クマのぬいぐるみを顔に押し付けた。