愛した人の愛し方
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朝、恋歌が目を覚ますと、ローはすでに目を覚ましていた。
顔を上げれば視線が合い、恋歌が目を覚ました事に気づいたローはちゅ、と額に唇を落してきた。
『おはよう』
「ああ、おはよう
酔いは覚めたか?」
『…うん、たぶん』
酔っている時の記憶がなく、ローの部屋に来た記憶もない恋歌は、違和感を感じて布団を捲ればむき出しの足に驚いたように顔を赤くしてローを見上げた。
「言っとくが、それはお前が自分で脱いだんだ
おれは服を着せてやった方だ」
そう言われると自分が着ているのがローの服で、目の前のローが上半身裸であることに今更気づいた。
『ご、ごめん…』
まさか自分に脱ぎ癖があるとは思わず、迷惑をかけてしまったのかと素直に謝れば、ぎしっとベッドの軋む音がした後ローが身体を起こした。
「…おれの前だったから別にいい
まぁでも…」
『!!』
するりと足を撫でられびくっと身体を揺らせば、にやりと悪い笑みを浮かべているローと目が合い、ぶわっと顔に熱が集まった。
「お前の誘惑に耐えたおれに少しぐらい褒美があってもいいんじゃねぇか?」
『ほ、褒美…?』
最初は膝にあった手がゆっくりと上に上がり、足の付け根を親指で撫でられると、くすぐったさと恥ずかしさで足を引く。
だが、逃がさないとばかりに足を押さえつけられた。
『ろ、ロー…あの…ごめん、なさい…』
「謝らなくていい」
足の付け根をなぞりながら人差し指をショーツの中に入れ、そのまま指で軽くお尻や腰を撫でる。
「(恥ずかしがる顔を見れた方がいいな)」
まだ指でなぞっているだけだが、手で赤くなった顔を隠しながら震えている恋歌に、夜よりもぞくぞくと自分の中の欲が込み上げてくる。
顔を覆っている手を無理矢理剥がしてベッドに沈めれば、うっすらと涙の膜が張られた目が視線を向けてくる。
『怒って、る?』
「怒ってはねぇよ」
ちゅ、と頬にキスをしてやればパーカーの裾を下げて膝をすり合わせるように足を動かした。
『でも…恥ずかしい…』
「…夜、部屋に来るなら離してやる」
『わかった…』
恋歌が頷いたのを確認すると、するりと手をショーツから引き抜き、ぽん、と頭を撫でてベッドから立ち上がった。
「着替えはどうする」
『お風呂、行きたいから、後で着替える』
「…その恰好で部屋の外に出るなよ」
『でも…』
恋歌の着替えがないことはわかっているが、パーカー1枚で部屋の外に出すわけもない。
ごそごそとクローゼットを漁ってバスタオルを取り出したローはそれを恋歌に投げた。
「着替えは部屋から取ってきてやる
シャワー貸してやるから、今はそれで我慢しろ」
『あ…でも…』
「下着なら前も取ってきただろ
嫌なら早くここに着替え置きに来い」
『う、うん…』
言葉を濁した恋歌の言いたいことをくみ取ったローだったが、何か言葉を返される前に上半身裸のまま部屋から出て行った。
『(わたしが寝ちゃったのが悪いんだもんね…)』
見たところローも風呂には入っていなさそうだったので、早く出てこようと渡されたバスタオルを持って脱衣所に向かった。
顔を上げれば視線が合い、恋歌が目を覚ました事に気づいたローはちゅ、と額に唇を落してきた。
『おはよう』
「ああ、おはよう
酔いは覚めたか?」
『…うん、たぶん』
酔っている時の記憶がなく、ローの部屋に来た記憶もない恋歌は、違和感を感じて布団を捲ればむき出しの足に驚いたように顔を赤くしてローを見上げた。
「言っとくが、それはお前が自分で脱いだんだ
おれは服を着せてやった方だ」
そう言われると自分が着ているのがローの服で、目の前のローが上半身裸であることに今更気づいた。
『ご、ごめん…』
まさか自分に脱ぎ癖があるとは思わず、迷惑をかけてしまったのかと素直に謝れば、ぎしっとベッドの軋む音がした後ローが身体を起こした。
「…おれの前だったから別にいい
まぁでも…」
『!!』
するりと足を撫でられびくっと身体を揺らせば、にやりと悪い笑みを浮かべているローと目が合い、ぶわっと顔に熱が集まった。
「お前の誘惑に耐えたおれに少しぐらい褒美があってもいいんじゃねぇか?」
『ほ、褒美…?』
最初は膝にあった手がゆっくりと上に上がり、足の付け根を親指で撫でられると、くすぐったさと恥ずかしさで足を引く。
だが、逃がさないとばかりに足を押さえつけられた。
『ろ、ロー…あの…ごめん、なさい…』
「謝らなくていい」
足の付け根をなぞりながら人差し指をショーツの中に入れ、そのまま指で軽くお尻や腰を撫でる。
「(恥ずかしがる顔を見れた方がいいな)」
まだ指でなぞっているだけだが、手で赤くなった顔を隠しながら震えている恋歌に、夜よりもぞくぞくと自分の中の欲が込み上げてくる。
顔を覆っている手を無理矢理剥がしてベッドに沈めれば、うっすらと涙の膜が張られた目が視線を向けてくる。
『怒って、る?』
「怒ってはねぇよ」
ちゅ、と頬にキスをしてやればパーカーの裾を下げて膝をすり合わせるように足を動かした。
『でも…恥ずかしい…』
「…夜、部屋に来るなら離してやる」
『わかった…』
恋歌が頷いたのを確認すると、するりと手をショーツから引き抜き、ぽん、と頭を撫でてベッドから立ち上がった。
「着替えはどうする」
『お風呂、行きたいから、後で着替える』
「…その恰好で部屋の外に出るなよ」
『でも…』
恋歌の着替えがないことはわかっているが、パーカー1枚で部屋の外に出すわけもない。
ごそごそとクローゼットを漁ってバスタオルを取り出したローはそれを恋歌に投げた。
「着替えは部屋から取ってきてやる
シャワー貸してやるから、今はそれで我慢しろ」
『あ…でも…』
「下着なら前も取ってきただろ
嫌なら早くここに着替え置きに来い」
『う、うん…』
言葉を濁した恋歌の言いたいことをくみ取ったローだったが、何か言葉を返される前に上半身裸のまま部屋から出て行った。
『(わたしが寝ちゃったのが悪いんだもんね…)』
見たところローも風呂には入っていなさそうだったので、早く出てこようと渡されたバスタオルを持って脱衣所に向かった。