愛した人の愛し方
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その宴は深夜まで続き、いつのまにか起きているのはローだけになった。
「(ったく…騒ぐだけ騒ぎやがって…)」
机に突っ伏して眠っている恋歌、椅子を2つ繋げて身体を折り曲げて眠っているペンギン、床に大の字になって眠っているベポ、そしてベポのお腹を枕にして眠っているシャチとシリウス。
それを見てローの口元はずっと緩みっぱなしだが、その笑みを見られる者は誰もいない。
一度食堂から出て手にブランケットを持って帰ってきたローは、恋歌以外にブランケットをかけてやり、ぱちん、と食堂の電気を消した。
うっすらと見える視界で恋歌を起こさないようにそっと抱え上げ、食堂の扉を静かに閉めた。
『ん…』
自分の部屋に戻る途中で恋歌が僅かに声を出したが、目を覚ましてはいないようで温もりを求めるように頭を胸にすり寄せてきた。
部屋に戻ってベッドに恋歌を下ろして布団をかけてやれば、瞼が震えゆっくりと目を開けた。
『ロー…』
「寝ていいぞ」
少しではあるが甘いお酒を飲んでいたのを知っている為、その所為もあって頭がうまくまわらないのだろうと頭を撫でてやればその手を掴まれる。
『一緒に、寝よ…』
「…ああ」
以前のように強い酒で酔ったわけではないが、いつもより断れないような雰囲気が出ている恋歌に、少し嫌な予感がしたが恋歌の誘惑を断ることなどできるはずもなく、横に寝転ぶとすぐに擦り寄ってきた。
『ロー…、キス、して』
顔を上げた恋歌の頬に手を当てて、軽くキスをしてやれば嬉しそうに笑って胸に顔を埋めてくる。
『へへ、好き』
「はぁ…」
甘えてくる恋歌は可愛いとは思うが、理性を試されているような気がしてならない。
『これ、脱ぎたい』
「は?」
着替えないまま寝転んでいるのが少し不快なのか、ぷちぷちとシャツのボタンを外していく。
寝転んだままでは脱ぎにくい事に気づいたのか、急に身体を起こしてぱさ、っとシャツを肩から落とした。
次にニーハイに手をかけ、するりと白い脚が目の前に晒され、スカートのファスナーを下ろしスカートも脱いだ。
「…恋歌、お前それ起きたとき後悔するぞ」
『?』
どこまで脱ぐのか黙って見ていたローだったが、このままではすべて脱いでしまうだろうとさすがに止めた。
下着姿の恋歌に正直触れたくてしょうがないが、ぐっとこらえて身体を起こし自分が着ているパーカーを脱ぎ、ずぽっと頭からかぶせた。
『ローの、匂いがする』
「恋歌、こっち向け」
ぶかぶかのパーカーからローの匂いがするらしく、また嬉しそうに笑っている。
身体を自分の方に向けた恋歌を軽く抱きしめて背中に手を回し、ぷつ、と下着の留め具を外し腕から抜いてやった。
「ちゃんと手出せ」
ぽいっと下着を邪魔にならない場所に放り、パーカーから手を出させてやる。
「もう寝るぞ」
これ以上刺激を与えられるとせっかくここまで我慢した理性を崩されそうだと、強引に抱え込んで寝転んだ。
『やだ、まだ寝ない』
「こら、暴れんな」
ローの腕から抜けようと身体を捻ろうとするのを抑え込むと、力で勝てないとわかったのか拗ねたように頬を膨らませる。
「(可愛い…)
大人しく寝ないなら襲うぞ」
『…?
襲う?』
拗ねた顔も可愛いと頬を撫でてやれば、ローの言った事がわからないと首を傾げる。
「…わからないなら寝ろ」
『…うん』
どこか複雑そうな顔をしたローに何も言えなくなった恋歌は、ローの背中に手を回してゆっくりと目を閉じた。
「(ったく…騒ぐだけ騒ぎやがって…)」
机に突っ伏して眠っている恋歌、椅子を2つ繋げて身体を折り曲げて眠っているペンギン、床に大の字になって眠っているベポ、そしてベポのお腹を枕にして眠っているシャチとシリウス。
それを見てローの口元はずっと緩みっぱなしだが、その笑みを見られる者は誰もいない。
一度食堂から出て手にブランケットを持って帰ってきたローは、恋歌以外にブランケットをかけてやり、ぱちん、と食堂の電気を消した。
うっすらと見える視界で恋歌を起こさないようにそっと抱え上げ、食堂の扉を静かに閉めた。
『ん…』
自分の部屋に戻る途中で恋歌が僅かに声を出したが、目を覚ましてはいないようで温もりを求めるように頭を胸にすり寄せてきた。
部屋に戻ってベッドに恋歌を下ろして布団をかけてやれば、瞼が震えゆっくりと目を開けた。
『ロー…』
「寝ていいぞ」
少しではあるが甘いお酒を飲んでいたのを知っている為、その所為もあって頭がうまくまわらないのだろうと頭を撫でてやればその手を掴まれる。
『一緒に、寝よ…』
「…ああ」
以前のように強い酒で酔ったわけではないが、いつもより断れないような雰囲気が出ている恋歌に、少し嫌な予感がしたが恋歌の誘惑を断ることなどできるはずもなく、横に寝転ぶとすぐに擦り寄ってきた。
『ロー…、キス、して』
顔を上げた恋歌の頬に手を当てて、軽くキスをしてやれば嬉しそうに笑って胸に顔を埋めてくる。
『へへ、好き』
「はぁ…」
甘えてくる恋歌は可愛いとは思うが、理性を試されているような気がしてならない。
『これ、脱ぎたい』
「は?」
着替えないまま寝転んでいるのが少し不快なのか、ぷちぷちとシャツのボタンを外していく。
寝転んだままでは脱ぎにくい事に気づいたのか、急に身体を起こしてぱさ、っとシャツを肩から落とした。
次にニーハイに手をかけ、するりと白い脚が目の前に晒され、スカートのファスナーを下ろしスカートも脱いだ。
「…恋歌、お前それ起きたとき後悔するぞ」
『?』
どこまで脱ぐのか黙って見ていたローだったが、このままではすべて脱いでしまうだろうとさすがに止めた。
下着姿の恋歌に正直触れたくてしょうがないが、ぐっとこらえて身体を起こし自分が着ているパーカーを脱ぎ、ずぽっと頭からかぶせた。
『ローの、匂いがする』
「恋歌、こっち向け」
ぶかぶかのパーカーからローの匂いがするらしく、また嬉しそうに笑っている。
身体を自分の方に向けた恋歌を軽く抱きしめて背中に手を回し、ぷつ、と下着の留め具を外し腕から抜いてやった。
「ちゃんと手出せ」
ぽいっと下着を邪魔にならない場所に放り、パーカーから手を出させてやる。
「もう寝るぞ」
これ以上刺激を与えられるとせっかくここまで我慢した理性を崩されそうだと、強引に抱え込んで寝転んだ。
『やだ、まだ寝ない』
「こら、暴れんな」
ローの腕から抜けようと身体を捻ろうとするのを抑え込むと、力で勝てないとわかったのか拗ねたように頬を膨らませる。
「(可愛い…)
大人しく寝ないなら襲うぞ」
『…?
襲う?』
拗ねた顔も可愛いと頬を撫でてやれば、ローの言った事がわからないと首を傾げる。
「…わからないなら寝ろ」
『…うん』
どこか複雑そうな顔をしたローに何も言えなくなった恋歌は、ローの背中に手を回してゆっくりと目を閉じた。