愛した人の愛し方
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昼食後、恋歌は罰ゲームの皿洗いをこなし、ペンギンから宝物庫の片づけをお願いされた為、今は1人で宝物庫の片づけをしている。
先日の海賊から奪った宝も整理が出来ていないので、それの整理も兼ねてリストを作りながら宝を並べていく。
『(そういえば…ローのピアス、作るって話してたよね)』
ローの趣味である記念コイン集め用にも箱が準備されており、奪った宝の中にコインがあればその箱に入れるようにしている。
いくつかその箱にコインを入れ、換金できそうなものは次の島で換金できるようにそれ用の箱にわけた。
『(なにかもらってもいいかな…
あとは…デザイン、どうしよう)』
ピアスを作るためには材料になる金属が必要になる。
しかも4つ穴を開けると言っていたので、何がいいかとリストに文字を書きながら、宝を漁るがさすがにピアスは入っておらず、どんなデザインがいいかとうーん、と頭を悩ませる。
「何か手伝うことある?」
リスト作りも終盤に差し掛かった頃、何か手伝う事があるかとペンギンが顔を出してくれた。
『ううん、もう終わるから、大丈夫』
「そっか」
後ろから恋歌の手元の紙を覗いてきたペンギンは、うーん、と顎に手を当てて何かを考え始めた。
『どうしたの?』
「いや、意外と換金する宝が多いなって思って…
今度キャプテンが欲しいって言ってた機材買う時までに早く換金しないと…」
『そうだね
次の島に、着くのはいつ?』
あまりに換金する宝が多すぎると一気に換金できない事も多く、ローが欲しい機材があると言った時にお金がないという事は避けたい。
「ベポに聞いたらあと2日ぐらいはかかるって言ってたな」
『じゃあ、わたしも換金、ついていくよ』
「助かる」
大量の荷物となれば恋歌についてきてもらうのが一番効率がよく安全だ。
宝を大量に抱えて島を歩き回るなど、襲ってくれと言っているようなものだ。
換金した後の金にしても、恋歌の空間にしまって持って帰ってくるのが安全である為、ローの許可が出れば一緒に島に降りてくれている。
『あの、ひとつ、お願いがあって』
「ん?珍しいな」
ペンギンに事情を説明すると、快く承諾してくれ、次の島には一緒に上陸しようと約束した。
その日の夕食もローは食堂に現れず、今度も恋歌が夕飯をローの部屋に持っていき、4人で食堂で夕飯。
夕飯後はベポとお風呂に入り、部屋で少し勉強をしてから寝ようと部屋に戻ったが、シリウスはなぜかベポの部屋で寝るといなくなってしまった。
『(この間の本の続き読もう)』
魔方陣の中に手を入れて、読みかけの本を取り出して、勉強のお供にローの作ってくれた飲み物を淹れてこようと立ち上がると、こんこんと控えめな音が聞こえた。
「まだ起きてたか?」
『うん』
部屋を尋ねてきたのはローで、控えめにノックしてきたのは寝ているかもしれないと思ったからだろう。
「…勉強か」
『ちょっとだけ、しようかなって』
「じゃあ、おれの部屋でやれ」
『え…でも、今日は、本を読むだけだし…
邪魔、でしょ?』
勉強といってもただ本を読むだけにしようと思っていたので、人の気配がローの勉強の邪魔になるかと断ろうとした。
「邪魔じゃねぇよ
おれが恋歌と一緒にいてぇだけだしな」
『え…あ、う…それなら…行く』
優しい目で見つめられているとわかり、赤くなった顔を誤魔化すようにふい、と視線を逸らし、簡単に準備を整えローと一緒に食堂に立ち寄ってから、部屋に向かった。
先日の海賊から奪った宝も整理が出来ていないので、それの整理も兼ねてリストを作りながら宝を並べていく。
『(そういえば…ローのピアス、作るって話してたよね)』
ローの趣味である記念コイン集め用にも箱が準備されており、奪った宝の中にコインがあればその箱に入れるようにしている。
いくつかその箱にコインを入れ、換金できそうなものは次の島で換金できるようにそれ用の箱にわけた。
『(なにかもらってもいいかな…
あとは…デザイン、どうしよう)』
ピアスを作るためには材料になる金属が必要になる。
しかも4つ穴を開けると言っていたので、何がいいかとリストに文字を書きながら、宝を漁るがさすがにピアスは入っておらず、どんなデザインがいいかとうーん、と頭を悩ませる。
「何か手伝うことある?」
リスト作りも終盤に差し掛かった頃、何か手伝う事があるかとペンギンが顔を出してくれた。
『ううん、もう終わるから、大丈夫』
「そっか」
後ろから恋歌の手元の紙を覗いてきたペンギンは、うーん、と顎に手を当てて何かを考え始めた。
『どうしたの?』
「いや、意外と換金する宝が多いなって思って…
今度キャプテンが欲しいって言ってた機材買う時までに早く換金しないと…」
『そうだね
次の島に、着くのはいつ?』
あまりに換金する宝が多すぎると一気に換金できない事も多く、ローが欲しい機材があると言った時にお金がないという事は避けたい。
「ベポに聞いたらあと2日ぐらいはかかるって言ってたな」
『じゃあ、わたしも換金、ついていくよ』
「助かる」
大量の荷物となれば恋歌についてきてもらうのが一番効率がよく安全だ。
宝を大量に抱えて島を歩き回るなど、襲ってくれと言っているようなものだ。
換金した後の金にしても、恋歌の空間にしまって持って帰ってくるのが安全である為、ローの許可が出れば一緒に島に降りてくれている。
『あの、ひとつ、お願いがあって』
「ん?珍しいな」
ペンギンに事情を説明すると、快く承諾してくれ、次の島には一緒に上陸しようと約束した。
その日の夕食もローは食堂に現れず、今度も恋歌が夕飯をローの部屋に持っていき、4人で食堂で夕飯。
夕飯後はベポとお風呂に入り、部屋で少し勉強をしてから寝ようと部屋に戻ったが、シリウスはなぜかベポの部屋で寝るといなくなってしまった。
『(この間の本の続き読もう)』
魔方陣の中に手を入れて、読みかけの本を取り出して、勉強のお供にローの作ってくれた飲み物を淹れてこようと立ち上がると、こんこんと控えめな音が聞こえた。
「まだ起きてたか?」
『うん』
部屋を尋ねてきたのはローで、控えめにノックしてきたのは寝ているかもしれないと思ったからだろう。
「…勉強か」
『ちょっとだけ、しようかなって』
「じゃあ、おれの部屋でやれ」
『え…でも、今日は、本を読むだけだし…
邪魔、でしょ?』
勉強といってもただ本を読むだけにしようと思っていたので、人の気配がローの勉強の邪魔になるかと断ろうとした。
「邪魔じゃねぇよ
おれが恋歌と一緒にいてぇだけだしな」
『え…あ、う…それなら…行く』
優しい目で見つめられているとわかり、赤くなった顔を誤魔化すようにふい、と視線を逸らし、簡単に準備を整えローと一緒に食堂に立ち寄ってから、部屋に向かった。