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クッキーを作り終った後、それを見計らったかのように戻ってきた3人。
シャチは船の整備、ベポはローと一緒に進路を確認する為にローの部屋に行っている。
恋歌はペンギンの夕飯の仕込みを手伝うために食堂に残った。
「んで、作戦の方はどうよ
進展あった?」
とんとんと野菜を切りながらペンギンが横にいる恋歌に問いかければ、うーん、と難しい顔をした。
『どう…かな…
今日も、迷惑かけちゃったし…』
「あれは迷惑とかじゃねぇだろ
恋歌は何も悪くない」
『…ありがと』
恋歌が可愛いから始まった勝負。
それを吹っ掛けてきたのも相手で、ただ好きな人に可愛く見られたいという気持ちで変装をしなかった恋歌は何も悪くない。
そんなことを思う仲間はこの船にはいない。
『でもね…わたし…みんなが、好き』
「…うん、おれも恋歌が好きだ」
『だから…迷惑を、かけたくないの』
迷惑だと思った事などないと言ったところで、今は聞き入れてもらえないだろうと恋歌の言葉の続きを待つ。
『今回みたいに…みんなを、巻き込んだら…嫌なの
自分で、なんとかできるように…「あのさ、恋歌」』
無理やり許容量を超えたお酒を飲ませてしまい、体調を悪くしていたのを見てしまったことで、迷惑をかけてしまったと言えば、こつん、とペンギンに頭を小突かれた。
「さっきも言ったけど迷惑だなんて思ってない
あと、そのことキャプテンに言ってみな」
『ローに?』
「ああ」
不思議そうに首を傾げる恋歌に内心可愛いなと思いながら頭を撫でると、嬉しそうに笑う恋歌にきゅん、と心臓が音を立てたことには気づかないふりをした。
夕飯後、就寝前にローの部屋に来た恋歌は、約束をしていたので部屋に通され並んでソファに腰掛ける。
「んで、話ってなんだ」
『え、っとね…』
いつものロー特製の飲み物を飲みながら、昔より魔力量が増えて暴走してしまうのが怖い事を話した。
『大きな魔法を、使う時、みんなに、当たったらって…』
「だからあんまり大技使わねぇのか」
『うん…』
恋歌の悩みを聞いたローは、ふむ、と顎に手を当てて考えるような体勢になった。
「まぁ…今日も大技使えばあんなにぼろぼろにならなくても勝てただろうな」
『そう…だね』
「でも何事も練習しないと上達はしねぇだろ」
『うん…』
しょんぼりして俯いている恋歌の顔を上げる為に、肩に腕を回してくいっと顎を持ち上げた。
「暴走しそうになったら…暴走したっておれたちが絶対に止めてやる
おれたちの事は信じられるだろ?」
『…うん』
こつん、と額を合わせられローの言葉に頷けば、いい子だとまたちゅ、と頬にキスされた。
「他の話は?」
『昨日も、今日も…迷惑かけて、ごめん』
「?
迷惑?」
なにが?という顔をして肩に回した手で頬を撫でてくるローは、本気でわからないようで恋歌の次の言葉を促す。
『施設の、食堂とか…飲み比べ…も、だし…』
「はっ…あれは恋歌が悪いわけじゃねぇだろ」
恋歌の言いたいことを理解したローは気にする事じゃないと鼻で笑い飛ばした。
シャチは船の整備、ベポはローと一緒に進路を確認する為にローの部屋に行っている。
恋歌はペンギンの夕飯の仕込みを手伝うために食堂に残った。
「んで、作戦の方はどうよ
進展あった?」
とんとんと野菜を切りながらペンギンが横にいる恋歌に問いかければ、うーん、と難しい顔をした。
『どう…かな…
今日も、迷惑かけちゃったし…』
「あれは迷惑とかじゃねぇだろ
恋歌は何も悪くない」
『…ありがと』
恋歌が可愛いから始まった勝負。
それを吹っ掛けてきたのも相手で、ただ好きな人に可愛く見られたいという気持ちで変装をしなかった恋歌は何も悪くない。
そんなことを思う仲間はこの船にはいない。
『でもね…わたし…みんなが、好き』
「…うん、おれも恋歌が好きだ」
『だから…迷惑を、かけたくないの』
迷惑だと思った事などないと言ったところで、今は聞き入れてもらえないだろうと恋歌の言葉の続きを待つ。
『今回みたいに…みんなを、巻き込んだら…嫌なの
自分で、なんとかできるように…「あのさ、恋歌」』
無理やり許容量を超えたお酒を飲ませてしまい、体調を悪くしていたのを見てしまったことで、迷惑をかけてしまったと言えば、こつん、とペンギンに頭を小突かれた。
「さっきも言ったけど迷惑だなんて思ってない
あと、そのことキャプテンに言ってみな」
『ローに?』
「ああ」
不思議そうに首を傾げる恋歌に内心可愛いなと思いながら頭を撫でると、嬉しそうに笑う恋歌にきゅん、と心臓が音を立てたことには気づかないふりをした。
夕飯後、就寝前にローの部屋に来た恋歌は、約束をしていたので部屋に通され並んでソファに腰掛ける。
「んで、話ってなんだ」
『え、っとね…』
いつものロー特製の飲み物を飲みながら、昔より魔力量が増えて暴走してしまうのが怖い事を話した。
『大きな魔法を、使う時、みんなに、当たったらって…』
「だからあんまり大技使わねぇのか」
『うん…』
恋歌の悩みを聞いたローは、ふむ、と顎に手を当てて考えるような体勢になった。
「まぁ…今日も大技使えばあんなにぼろぼろにならなくても勝てただろうな」
『そう…だね』
「でも何事も練習しないと上達はしねぇだろ」
『うん…』
しょんぼりして俯いている恋歌の顔を上げる為に、肩に腕を回してくいっと顎を持ち上げた。
「暴走しそうになったら…暴走したっておれたちが絶対に止めてやる
おれたちの事は信じられるだろ?」
『…うん』
こつん、と額を合わせられローの言葉に頷けば、いい子だとまたちゅ、と頬にキスされた。
「他の話は?」
『昨日も、今日も…迷惑かけて、ごめん』
「?
迷惑?」
なにが?という顔をして肩に回した手で頬を撫でてくるローは、本気でわからないようで恋歌の次の言葉を促す。
『施設の、食堂とか…飲み比べ…も、だし…』
「はっ…あれは恋歌が悪いわけじゃねぇだろ」
恋歌の言いたいことを理解したローは気にする事じゃないと鼻で笑い飛ばした。