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恋歌が風呂から戻ってきた後、ローも軽くシャワーを浴び、端っこでうずくまったまま眠ってしまったベポをそのままに、今は4人で並びの順番を決める為にベッドの上で円になっている。
「野郎に囲まれて寝るのだけは嫌だ」
「おれだってそうだ」
『わたしは、どこでもいいよ』
「……」
「じゃあおれとペンギンの間に恋歌を…「そんなの許すわけねぇだろ」」
「えー…キャプテンはいつでも恋歌と寝れるじゃん」
ローは自分とベポで恋歌を挟んで寝るつもりだったが、なぜかシャチがそれを許さず、恋歌も誰の横でもいいと言ってしまった為、全く収拾がつかなくなった。
「よし!じゃあもうここは男らしくじゃんけんだ!」
「じゃんけんのどこが男らしいんだよ…」
誰も一歩も引かないのでシャチが大声でそう提案すれば、もうそれしかないかと渋々ローも頷いた。
「勝った2人の間に恋歌を挟むって事で!」
『(わたしは参加しないのかな?)』
もう男たちだけでじゃんけんの構えを取っており、恋歌はいつの間にか蚊帳の外。
「いくぞ!じゃんけん…ぽん!」
シャチの掛け声の直後、3人が手を突き出した。
「おいシャチ、近い、離れろ」
「ひっでぇ!
それに痛いって!」
「うるせぇなお前ら!」
一度のじゃんけんで決着がつき、勝ったのはローとシャチだった。
負けたペンギンは隅っこで丸まっており、横にはシャチ。
その横に恋歌、ロー、ベポという並びで落ち着いた。
シャチが恋歌に近いとローが長い足でげしげしと蹴っており、その間に挟まれている恋歌は楽しそうに笑っている。
『シャチと横で寝るの、初めてだね』
「ん?あー、そういやそうだな
って、ペンギンは?」
「(あっ…やべ…)」
『ミーシャと3人で、1つのベッドで、寝たことある』
「「へぇ…」」
そんな話聞いてないとじろっとペンギンを見れば、わざとらしいいびきをかいて聞こえないふりをしている。
「…ペンギンとはどうやって寝たんだ?」
『?
こうやって…』
もう少し相棒をからかってやろうと詳しく恋歌に聞けば、腕を横に伸ばすように動かされ、その上に頭をぽん、と乗せた恋歌は、ぎゅっとシャチに抱き着いた。
『寒かったから、こうしてくれた』
「……いや待って、待って待って待って!!
キャプテン!!これおれ悪くないじゃん!!」
一瞬ぽかんとしたシャチだったが、その直後にすさまじい殺気を感じ取り、弁解をするように声を上げたが、すでにローは鬼哭を抜こうとしている。
「恋歌!!
お願いだからキャプテンに抱き着いて!」
『?
わかった』
焦ってだらだらと冷や汗を流すシャチに、どうかしたのかと首を傾げたが、肩を押されてくるん、と回転させられた為、身体を起こしているローに手を伸ばした。
『いい?』
その恋歌の姿に鬼哭を離したローは、もぞもぞと布団に戻り、恋歌をぎゅっと抱きしめた。
「(恋歌って…おれたちのこと信頼しすぎじゃね?)」
独占欲丸出しなローが恋歌を抱き締めた事で落ち着いたのを確認し、ばくばくといつもより速く脈打つ心臓を落ち着かせる為に大きく息を吸ってゆっくりとすべてを吐き出した。
「…寝るぞ」
「「アイアイ…」」
「野郎に囲まれて寝るのだけは嫌だ」
「おれだってそうだ」
『わたしは、どこでもいいよ』
「……」
「じゃあおれとペンギンの間に恋歌を…「そんなの許すわけねぇだろ」」
「えー…キャプテンはいつでも恋歌と寝れるじゃん」
ローは自分とベポで恋歌を挟んで寝るつもりだったが、なぜかシャチがそれを許さず、恋歌も誰の横でもいいと言ってしまった為、全く収拾がつかなくなった。
「よし!じゃあもうここは男らしくじゃんけんだ!」
「じゃんけんのどこが男らしいんだよ…」
誰も一歩も引かないのでシャチが大声でそう提案すれば、もうそれしかないかと渋々ローも頷いた。
「勝った2人の間に恋歌を挟むって事で!」
『(わたしは参加しないのかな?)』
もう男たちだけでじゃんけんの構えを取っており、恋歌はいつの間にか蚊帳の外。
「いくぞ!じゃんけん…ぽん!」
シャチの掛け声の直後、3人が手を突き出した。
「おいシャチ、近い、離れろ」
「ひっでぇ!
それに痛いって!」
「うるせぇなお前ら!」
一度のじゃんけんで決着がつき、勝ったのはローとシャチだった。
負けたペンギンは隅っこで丸まっており、横にはシャチ。
その横に恋歌、ロー、ベポという並びで落ち着いた。
シャチが恋歌に近いとローが長い足でげしげしと蹴っており、その間に挟まれている恋歌は楽しそうに笑っている。
『シャチと横で寝るの、初めてだね』
「ん?あー、そういやそうだな
って、ペンギンは?」
「(あっ…やべ…)」
『ミーシャと3人で、1つのベッドで、寝たことある』
「「へぇ…」」
そんな話聞いてないとじろっとペンギンを見れば、わざとらしいいびきをかいて聞こえないふりをしている。
「…ペンギンとはどうやって寝たんだ?」
『?
こうやって…』
もう少し相棒をからかってやろうと詳しく恋歌に聞けば、腕を横に伸ばすように動かされ、その上に頭をぽん、と乗せた恋歌は、ぎゅっとシャチに抱き着いた。
『寒かったから、こうしてくれた』
「……いや待って、待って待って待って!!
キャプテン!!これおれ悪くないじゃん!!」
一瞬ぽかんとしたシャチだったが、その直後にすさまじい殺気を感じ取り、弁解をするように声を上げたが、すでにローは鬼哭を抜こうとしている。
「恋歌!!
お願いだからキャプテンに抱き着いて!」
『?
わかった』
焦ってだらだらと冷や汗を流すシャチに、どうかしたのかと首を傾げたが、肩を押されてくるん、と回転させられた為、身体を起こしているローに手を伸ばした。
『いい?』
その恋歌の姿に鬼哭を離したローは、もぞもぞと布団に戻り、恋歌をぎゅっと抱きしめた。
「(恋歌って…おれたちのこと信頼しすぎじゃね?)」
独占欲丸出しなローが恋歌を抱き締めた事で落ち着いたのを確認し、ばくばくといつもより速く脈打つ心臓を落ち着かせる為に大きく息を吸ってゆっくりとすべてを吐き出した。
「…寝るぞ」
「「アイアイ…」」