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ベポはうずくまっている方が楽という言葉が返ってきたため、恋歌の後ろでうずくまっており、ペンギンとシャチの頭には恋歌の手が乗せられている。
「そういや勝負はどうなったんだ?」
『わからない…』
潰れた後の記憶がない2人は勝負の行方はどうなったのかと恋歌に聞いたが、恋歌も結果はわからず首を横に振るだけ。
「まぁ…キャプテンが負けるとは思えないけどな」
「意地でも勝つな…」
恋歌がかかった勝負でローが負けるはずはないと信じているが、相手の船長も酒に強かった。
結果が気になると思っていると、部屋の中に薄い膜が張られ、ぱっ、とローが目の前に現れた。
「……なにしてる」
「あ、いや…これは…」
だが、恋歌に膝枕をされている2人を見て、一瞬で顔が不機嫌な表情を浮かべた。
ペンギンは慌てたように弁解しようとしたが、シャチは慌てることなく微動だにしない。
「今すぐそこから退け」
『ロー』
ペンギンとシャチを恋歌の膝の上から退かそうと手を伸ばしたローだったが、途中で恋歌に名前を呼ばれぴたっと動きを止めた。
『これが楽、なんだって
だから、動かしちゃだめ』
「(恋歌ならそう言ってくれると思ってた)」
「……ちっ」
「いてっ」
じっと目を見つめられ、大きな舌打ちをしたローは、にやついているシャチの顔に向かって薬の入った袋を投げた。
恋歌が庇ってくれるのをわかっていたから余裕だったのかと、不機嫌そうな顔を隠そうともしないローを横目に、ペンギンは切り刻まれることがなくてほっとした。
どさ、と空いている場所に腰掛けたローは、うずくまっているベポをちらっと見て、ぽんぽんと背中を優しく叩いてやる。
「勝負ってどうなったんだ?」
ローからもらった薬を飲むために起き上ったペンギンは、室内に設置された冷蔵庫から3人分の水を用意してベッドに戻ってきた。
「…明日に持ち越しになった」
「また飲み比べ?」
「もうおれしばらく酒はいらねぇんだけど…」
まだ決着がついていないと聞いてげんなりした2人だったが、明日は飲み比べではないとローが首を横に振った。
「…1対1の戦闘になった」
「…それ、誰が出るんだ?」
「………明日のくじ引きで決まる」
「「……」」
何故そんなことになったのかと聞きたくなったが、室内には微妙な雰囲気が流れる。
「…寝るしかないか」
「…だな」
だが、ここでいろいろと考えたところで勝負内容は変わらないだろうし、明日に備えて寝た方がいいのではとペンギンが提案すれば、シャチも同じ結論に至ったようで同意したように頷き、やっと恋歌の膝から頭を上げた。
明日に備えて寝る、という事に関してはローも異論はないようで口を出す事はしない。
「で、もしかして今日はここで雑魚寝?」
まさかもう一泊すると思っていなかったので、他に部屋はとっていない。
5人でも広すぎるぐらいのベッドなので並んで寝るのは問題ないが、恋歌と一緒のベッドで寝るのを許してもらえるかどうかを確認する為にローに視線を向けた。
「ああ…
仕方ねぇな」
酒が抜けきっていない状態で風呂に入るのは危険だとなり、ペンギン、シャチ、ベポは明日の朝風呂に入ろうとなった為、恋歌が風呂に向かった。
「恋歌は酒抜けてんの?」
「魔法で何かしてたらしい」
「へぇ…だからあんなに酒飲めたのか」
自分達より先に潰れなかった恋歌に驚いていたのだが、魔法を使っていたと聞いてどこかほっとしたように息をはいた。
「そういや勝負はどうなったんだ?」
『わからない…』
潰れた後の記憶がない2人は勝負の行方はどうなったのかと恋歌に聞いたが、恋歌も結果はわからず首を横に振るだけ。
「まぁ…キャプテンが負けるとは思えないけどな」
「意地でも勝つな…」
恋歌がかかった勝負でローが負けるはずはないと信じているが、相手の船長も酒に強かった。
結果が気になると思っていると、部屋の中に薄い膜が張られ、ぱっ、とローが目の前に現れた。
「……なにしてる」
「あ、いや…これは…」
だが、恋歌に膝枕をされている2人を見て、一瞬で顔が不機嫌な表情を浮かべた。
ペンギンは慌てたように弁解しようとしたが、シャチは慌てることなく微動だにしない。
「今すぐそこから退け」
『ロー』
ペンギンとシャチを恋歌の膝の上から退かそうと手を伸ばしたローだったが、途中で恋歌に名前を呼ばれぴたっと動きを止めた。
『これが楽、なんだって
だから、動かしちゃだめ』
「(恋歌ならそう言ってくれると思ってた)」
「……ちっ」
「いてっ」
じっと目を見つめられ、大きな舌打ちをしたローは、にやついているシャチの顔に向かって薬の入った袋を投げた。
恋歌が庇ってくれるのをわかっていたから余裕だったのかと、不機嫌そうな顔を隠そうともしないローを横目に、ペンギンは切り刻まれることがなくてほっとした。
どさ、と空いている場所に腰掛けたローは、うずくまっているベポをちらっと見て、ぽんぽんと背中を優しく叩いてやる。
「勝負ってどうなったんだ?」
ローからもらった薬を飲むために起き上ったペンギンは、室内に設置された冷蔵庫から3人分の水を用意してベッドに戻ってきた。
「…明日に持ち越しになった」
「また飲み比べ?」
「もうおれしばらく酒はいらねぇんだけど…」
まだ決着がついていないと聞いてげんなりした2人だったが、明日は飲み比べではないとローが首を横に振った。
「…1対1の戦闘になった」
「…それ、誰が出るんだ?」
「………明日のくじ引きで決まる」
「「……」」
何故そんなことになったのかと聞きたくなったが、室内には微妙な雰囲気が流れる。
「…寝るしかないか」
「…だな」
だが、ここでいろいろと考えたところで勝負内容は変わらないだろうし、明日に備えて寝た方がいいのではとペンギンが提案すれば、シャチも同じ結論に至ったようで同意したように頷き、やっと恋歌の膝から頭を上げた。
明日に備えて寝る、という事に関してはローも異論はないようで口を出す事はしない。
「で、もしかして今日はここで雑魚寝?」
まさかもう一泊すると思っていなかったので、他に部屋はとっていない。
5人でも広すぎるぐらいのベッドなので並んで寝るのは問題ないが、恋歌と一緒のベッドで寝るのを許してもらえるかどうかを確認する為にローに視線を向けた。
「ああ…
仕方ねぇな」
酒が抜けきっていない状態で風呂に入るのは危険だとなり、ペンギン、シャチ、ベポは明日の朝風呂に入ろうとなった為、恋歌が風呂に向かった。
「恋歌は酒抜けてんの?」
「魔法で何かしてたらしい」
「へぇ…だからあんなに酒飲めたのか」
自分達より先に潰れなかった恋歌に驚いていたのだが、魔法を使っていたと聞いてどこかほっとしたように息をはいた。