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何度も何度も触れるだけのキスを交わし、恋歌の口から漏れる吐息に身体に熱が集まり、いつのまにかローは恋歌を組み敷いていた。
『ん、んぅ…』
舌を小さな口に入れても抵抗はされず、背中に手を回されたローが、恋歌の赤くなっている耳を撫でてやると、ぴくりと反応し涙に濡れた恋歌の瞳がうっすら開いた。
「耳…弱ぇのか?」
『な、んだか…ぞわって、する…』
「…そうか」
すりすりと耳を撫でてやると、ぴくぴくと反応する恋歌が可愛らしく、声をおさえるために枕を強く握って耐えている恋歌に、加虐心が刺激された。
『…んんっ!?』
かぷ、っとローが軽く耳に噛みつけば、くぐもった驚きの声が部屋に響き、恋歌の身体がぞくりと粟立つ。
そのまま顔を下げていき、首筋を舐め上げれば、背中に回っている手に力が入ったのがわかった。
ちゅ、ちゅ、と音を立てて首筋、鎖骨、胸元にキスを落とし、きっちりと閉められた浴衣をはだけさせて、紋章にも唇を落す。
『ロー…』
不安そうな顔をしている恋歌に、やり過ぎたかと頭を撫でてやれば、ほっとしたように表情を緩ませた。
「悪い…怖がらせたか?」
『…ううん』
ローにされることは怖いわけではないが、ミーシャにキスの先を教わった時、ローが自分に対して興奮してくれるのか、ということが怖くて不安だった。
自分が気持ちを伝えて、それに応えてくれたとしても、キスから先に進めるのかと。
『(わたし…まだ大人では…ないよね?)』
周りをみれば大人の色気を纏う女性がたくさんいて、恋歌はまだまだそんな色気は出せない。
そんな人たちも選べるローが自分を選んでくれるのか。
それも不安だった。
ぽすん、と横に寝転がったローは、恋歌の肩を引き寄せて頭を自分の肩に寄りかからせる。
いつもなら抱き締めてくれるのだが、星が見れるように肩を引き寄せただけだと気づき、視界いっぱいに広がる星空を見つめ、肩にあるローの手に触れた。
『ロー…』
「ん?」
『…ううん、なんでもない
連れてきてくれて、ありがとう』
「…ああ」
好きだと、伝えてしまおうかと思ったが、なんとなく口にするのは止めた。
わずかに聞こえるローの心臓の音と、静かな空間にいつの間にかうとうとと目を閉じて意識を飛ばしてしまった。
『ん…』
次の日、恋歌が目を覚ますと、部屋は薄暗く顔を上げれば、ローがまだ目を閉じて規則正しい呼吸をしていた。
『(今、何時なんだろ)』
部屋が薄暗いのは天井のシャッターが閉じられているから。
おそらく恋歌が眠った後にローが閉じてくれたのだろうというのはわかったが、今が何時なのかわからない薄暗さ。
『(もうちょっと…引っ付いててもいいかな…)』
もぞもぞと動いて正面からぎゅっと抱き着いて、胸に擦り寄るとぽん、と頭を撫でられたことに気づいて顔を上げた。
『あ、ごめん…
起こしちゃった?』
「いや…
(こいつ…なに可愛い事してんだ)」
本当は恋歌が目を覚まして少し動いた時にローの目も覚めていた。
なにかをしようとしている事に気づいて寝たふりをしていたのだが、抱き着いてきて擦り寄ってくるとは思わなかった。
昨日自分が乱した浴衣からわずかに覗く谷間と紋章に視線を落として、はぁとため息をついてぎゅむっと音が出そうなほど抱きしめる。
「なぁ…」
『は、いっ…!』
耳元で低い声を出された恋歌がびくっと身体を揺らすと、声を殺して笑われているのが身体の振動で伝わってきた。
「また、星を一緒に見よう」
『…うん』
笑われたことにぽこ、っとローの胸を叩いたが、それすらも笑われ、なにか吹っ切れたような笑顔で笑いかけられたので、まぁいいかと恋歌も笑って返事をした。
『ん、んぅ…』
舌を小さな口に入れても抵抗はされず、背中に手を回されたローが、恋歌の赤くなっている耳を撫でてやると、ぴくりと反応し涙に濡れた恋歌の瞳がうっすら開いた。
「耳…弱ぇのか?」
『な、んだか…ぞわって、する…』
「…そうか」
すりすりと耳を撫でてやると、ぴくぴくと反応する恋歌が可愛らしく、声をおさえるために枕を強く握って耐えている恋歌に、加虐心が刺激された。
『…んんっ!?』
かぷ、っとローが軽く耳に噛みつけば、くぐもった驚きの声が部屋に響き、恋歌の身体がぞくりと粟立つ。
そのまま顔を下げていき、首筋を舐め上げれば、背中に回っている手に力が入ったのがわかった。
ちゅ、ちゅ、と音を立てて首筋、鎖骨、胸元にキスを落とし、きっちりと閉められた浴衣をはだけさせて、紋章にも唇を落す。
『ロー…』
不安そうな顔をしている恋歌に、やり過ぎたかと頭を撫でてやれば、ほっとしたように表情を緩ませた。
「悪い…怖がらせたか?」
『…ううん』
ローにされることは怖いわけではないが、ミーシャにキスの先を教わった時、ローが自分に対して興奮してくれるのか、ということが怖くて不安だった。
自分が気持ちを伝えて、それに応えてくれたとしても、キスから先に進めるのかと。
『(わたし…まだ大人では…ないよね?)』
周りをみれば大人の色気を纏う女性がたくさんいて、恋歌はまだまだそんな色気は出せない。
そんな人たちも選べるローが自分を選んでくれるのか。
それも不安だった。
ぽすん、と横に寝転がったローは、恋歌の肩を引き寄せて頭を自分の肩に寄りかからせる。
いつもなら抱き締めてくれるのだが、星が見れるように肩を引き寄せただけだと気づき、視界いっぱいに広がる星空を見つめ、肩にあるローの手に触れた。
『ロー…』
「ん?」
『…ううん、なんでもない
連れてきてくれて、ありがとう』
「…ああ」
好きだと、伝えてしまおうかと思ったが、なんとなく口にするのは止めた。
わずかに聞こえるローの心臓の音と、静かな空間にいつの間にかうとうとと目を閉じて意識を飛ばしてしまった。
『ん…』
次の日、恋歌が目を覚ますと、部屋は薄暗く顔を上げれば、ローがまだ目を閉じて規則正しい呼吸をしていた。
『(今、何時なんだろ)』
部屋が薄暗いのは天井のシャッターが閉じられているから。
おそらく恋歌が眠った後にローが閉じてくれたのだろうというのはわかったが、今が何時なのかわからない薄暗さ。
『(もうちょっと…引っ付いててもいいかな…)』
もぞもぞと動いて正面からぎゅっと抱き着いて、胸に擦り寄るとぽん、と頭を撫でられたことに気づいて顔を上げた。
『あ、ごめん…
起こしちゃった?』
「いや…
(こいつ…なに可愛い事してんだ)」
本当は恋歌が目を覚まして少し動いた時にローの目も覚めていた。
なにかをしようとしている事に気づいて寝たふりをしていたのだが、抱き着いてきて擦り寄ってくるとは思わなかった。
昨日自分が乱した浴衣からわずかに覗く谷間と紋章に視線を落として、はぁとため息をついてぎゅむっと音が出そうなほど抱きしめる。
「なぁ…」
『は、いっ…!』
耳元で低い声を出された恋歌がびくっと身体を揺らすと、声を殺して笑われているのが身体の振動で伝わってきた。
「また、星を一緒に見よう」
『…うん』
笑われたことにぽこ、っとローの胸を叩いたが、それすらも笑われ、なにか吹っ切れたような笑顔で笑いかけられたので、まぁいいかと恋歌も笑って返事をした。