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食堂を出て3人を探しながら歩いていると、足元を歩いていたシリウスが、ぴょこ、っと恋歌の肩に飛び乗って顔を出した。
「さっきの、なんで断ったんだ?」
恋歌が何も言わないのであれば、シリウスも特に何を言うつもりはなかったが、あっさりと断った事が純粋に疑問になり、横を歩いているローに問うた。
「…別にこれといった理由はねぇよ
ただ…」
「ただ?」
「直感だ
嫌な予感がした」
「へぇー、普通の人間にも偶にそういうのあるよな」
「?
どういうことだ」
「星の魔女は星に好かれると、稀に星から言葉が届く
それは星の導きに等しい言葉だ
自分の意思で聞く事が出来ないのが難点だがな
その星の言葉を受け取る時は、直感と同じような感覚らしい」
『ぴん、ってくる、てこと?』
「おれは経験したことないが、そう聞いた」
シリウスから聞く話は、今まで相棒だった歴代の星の魔女が体験した話が多い。
いつか恋歌が体験するかもしれない話なので、恋歌も興味深そうに聞いている。
「ま、それとは違うんだろうが、普通の人間もその直感とやらが正解な事が多いと聞く」
「おれはそこまで直感をあてにしてるわけじゃねぇが…
今回のは嫌な予感もした
用心するに越したことはねぇだろ」
「それもそうだな
(こいつは普通の人間より魔力量が桁違いに多い
その辺の人間より信じるに値する直感だ)」
ローがDの一族ということは恋歌にも話していないようなので、シリウスもそれについての発言は控えた。
恋歌もローがいらないのであれば、特別興味があったわけではないので、ローと同じように3人を探していると、とぼとぼと元気なさそうに歩いてくるのを見つけた。
「おい」
「あ、キャプテン…」
「?
何かあったのか」
「実は…」
落ち込んでいる3人を見て、何かあったのかと聞けば、さっきの男を取り逃したらしい。
ベポが引きずって人気のない場所に連れて行くと、手を離した瞬間に走って逃げられ、追いかけたが途中で見失い、仕方なく戻ろうとしていたところ。
「恋歌、ごめんな」
『ううん、みんなが、怒ってくれただけで、嬉しいよ
いつも、ありがとう』
3人はしょんぼりしているが、恋歌はいつも自分のことのように怒ってくれる事が嬉しいので、気にしておらず笑って礼を言えば、やっと3人も笑顔になってくれた。
「さっきの、なんで断ったんだ?」
恋歌が何も言わないのであれば、シリウスも特に何を言うつもりはなかったが、あっさりと断った事が純粋に疑問になり、横を歩いているローに問うた。
「…別にこれといった理由はねぇよ
ただ…」
「ただ?」
「直感だ
嫌な予感がした」
「へぇー、普通の人間にも偶にそういうのあるよな」
「?
どういうことだ」
「星の魔女は星に好かれると、稀に星から言葉が届く
それは星の導きに等しい言葉だ
自分の意思で聞く事が出来ないのが難点だがな
その星の言葉を受け取る時は、直感と同じような感覚らしい」
『ぴん、ってくる、てこと?』
「おれは経験したことないが、そう聞いた」
シリウスから聞く話は、今まで相棒だった歴代の星の魔女が体験した話が多い。
いつか恋歌が体験するかもしれない話なので、恋歌も興味深そうに聞いている。
「ま、それとは違うんだろうが、普通の人間もその直感とやらが正解な事が多いと聞く」
「おれはそこまで直感をあてにしてるわけじゃねぇが…
今回のは嫌な予感もした
用心するに越したことはねぇだろ」
「それもそうだな
(こいつは普通の人間より魔力量が桁違いに多い
その辺の人間より信じるに値する直感だ)」
ローがDの一族ということは恋歌にも話していないようなので、シリウスもそれについての発言は控えた。
恋歌もローがいらないのであれば、特別興味があったわけではないので、ローと同じように3人を探していると、とぼとぼと元気なさそうに歩いてくるのを見つけた。
「おい」
「あ、キャプテン…」
「?
何かあったのか」
「実は…」
落ち込んでいる3人を見て、何かあったのかと聞けば、さっきの男を取り逃したらしい。
ベポが引きずって人気のない場所に連れて行くと、手を離した瞬間に走って逃げられ、追いかけたが途中で見失い、仕方なく戻ろうとしていたところ。
「恋歌、ごめんな」
『ううん、みんなが、怒ってくれただけで、嬉しいよ
いつも、ありがとう』
3人はしょんぼりしているが、恋歌はいつも自分のことのように怒ってくれる事が嬉しいので、気にしておらず笑って礼を言えば、やっと3人も笑顔になってくれた。