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『結構広いね』
「そうだな」
夕飯の前に露天風呂に行きたいと言う3人と別れ、自分たちに割り振られた部屋に入れば、扉を開けた瞬間に畳の匂いがし、2人用にしては大きい机と座椅子がある。
奥の部屋には既に横並びに布団が敷かれてあり、大きな窓からは海が一望できそこから露天風呂が見えている。
持ってきていた本やちょっと鬼哭を部屋の隅に置き、部屋の中をうろうろと歩き回っている恋歌を横目に座椅子に腰掛けた。
「(あいつら絶対なにか企んでやがる…)」
疲れたようにため息をついてにやにやとする部下たちの顔を思い出すが、いらっとしたため考える事をやめた。
『お茶飲む?』
「ああ、悪いな」
一通り部屋を見て来たらしい恋歌は、部屋に設置されているポットや急須を使って自分とローにお茶を淹れ、ふぅと息をはいた。
「疲れたか」
『ちょっとね
でも、すごく楽しかった』
「そうか」
ずず、っと置かれたお茶を啜れば、いつもとは違う味がした。
「風呂、行ってこいよ」
『…うん』
海が一望できる風呂にうずうずしていた事に気づかれた恋歌は、少し恥ずかしそうにしながら立ち上がった。
『ここ、閉めるね』
「…ああ」
このままだと部屋の中から露天風呂が丸見えなので、室内のカーテンを閉めると、足早に脱衣所に消えて行った。
恋歌を待っている間暇になったローは、荷物から今日読むはずだった医学書を取り出し、意外と静かな空間に心地よさを感じて本を開いた。
『ロー』
「!!」
ぽん、と急に肩を叩かれてローが驚いたように顔を上げると、恋歌が驚いた顔をして固まっていたが、また本に集中し過ぎていたんだと理解してふふっ、と笑われた。
寝転がって本を読んでいたローは、本を閉じて横に置いた。
『お風呂、上がったよ』
「あ、ああ」
まだ少し湿っている髪をタオルで乾かしている恋歌が、笑顔で膝をついて横から見下ろしているので、無意識に手を伸ばした。
『ロー?
わっ…』
「風呂、どうだった」
『え?あ、えと、景色綺麗、だったよ』
ぐいっと腕を引かれバランスを崩した恋歌は、ローの胸にもたれかかるように倒れ込んだ。
「これ、ここのか」
『うん、準備、してあった』
恋歌の着ている浴衣をぴらっとつまんで、始めて見る服装を興味深そうに見て、はぁ、と息をはいた。
「(こんなに身体のラインが出るようなもんか?)」
自分の上に乗せている恋歌の胸は自分の胸に押し付けられ、わずかに谷間が見え、帯で締められたウエストと、丸みのあるお尻がいつもの服装より分かり易くなっている。
『似合わない?』
「いや、似合ってる」
似合っているから問題なのだと言いたいが、照れたように笑っている恋歌にそんな事を言えるはずもない。
『お風呂は?』
「ああ、行ってくる」
むくり、と起き上がったローは、ちゅ、と恋歌の頬にキスをして、ゆっくり立ち上がって風呂に向かった。
『(な、なんでキスされたの?)』
「そうだな」
夕飯の前に露天風呂に行きたいと言う3人と別れ、自分たちに割り振られた部屋に入れば、扉を開けた瞬間に畳の匂いがし、2人用にしては大きい机と座椅子がある。
奥の部屋には既に横並びに布団が敷かれてあり、大きな窓からは海が一望できそこから露天風呂が見えている。
持ってきていた本やちょっと鬼哭を部屋の隅に置き、部屋の中をうろうろと歩き回っている恋歌を横目に座椅子に腰掛けた。
「(あいつら絶対なにか企んでやがる…)」
疲れたようにため息をついてにやにやとする部下たちの顔を思い出すが、いらっとしたため考える事をやめた。
『お茶飲む?』
「ああ、悪いな」
一通り部屋を見て来たらしい恋歌は、部屋に設置されているポットや急須を使って自分とローにお茶を淹れ、ふぅと息をはいた。
「疲れたか」
『ちょっとね
でも、すごく楽しかった』
「そうか」
ずず、っと置かれたお茶を啜れば、いつもとは違う味がした。
「風呂、行ってこいよ」
『…うん』
海が一望できる風呂にうずうずしていた事に気づかれた恋歌は、少し恥ずかしそうにしながら立ち上がった。
『ここ、閉めるね』
「…ああ」
このままだと部屋の中から露天風呂が丸見えなので、室内のカーテンを閉めると、足早に脱衣所に消えて行った。
恋歌を待っている間暇になったローは、荷物から今日読むはずだった医学書を取り出し、意外と静かな空間に心地よさを感じて本を開いた。
『ロー』
「!!」
ぽん、と急に肩を叩かれてローが驚いたように顔を上げると、恋歌が驚いた顔をして固まっていたが、また本に集中し過ぎていたんだと理解してふふっ、と笑われた。
寝転がって本を読んでいたローは、本を閉じて横に置いた。
『お風呂、上がったよ』
「あ、ああ」
まだ少し湿っている髪をタオルで乾かしている恋歌が、笑顔で膝をついて横から見下ろしているので、無意識に手を伸ばした。
『ロー?
わっ…』
「風呂、どうだった」
『え?あ、えと、景色綺麗、だったよ』
ぐいっと腕を引かれバランスを崩した恋歌は、ローの胸にもたれかかるように倒れ込んだ。
「これ、ここのか」
『うん、準備、してあった』
恋歌の着ている浴衣をぴらっとつまんで、始めて見る服装を興味深そうに見て、はぁ、と息をはいた。
「(こんなに身体のラインが出るようなもんか?)」
自分の上に乗せている恋歌の胸は自分の胸に押し付けられ、わずかに谷間が見え、帯で締められたウエストと、丸みのあるお尻がいつもの服装より分かり易くなっている。
『似合わない?』
「いや、似合ってる」
似合っているから問題なのだと言いたいが、照れたように笑っている恋歌にそんな事を言えるはずもない。
『お風呂は?』
「ああ、行ってくる」
むくり、と起き上がったローは、ちゅ、と恋歌の頬にキスをして、ゆっくり立ち上がって風呂に向かった。
『(な、なんでキスされたの?)』