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それからいくつかスライダーを回り、知らない間に時間が経っていたらしく、ベポが空腹をうったえたところで、今が夕飯時という事に気づいた。
各々更衣室で着替えて出口に集合という事になり、恋歌とシリウスは女子更衣室へ。
「キャプテン…」
「…なんだ」
全員が着替え終わり、船に戻るぞ、とローが声をかけた瞬間、シャチが真面目な顔をしてローに声をかけた。
「実はここ、温泉も有名なんだよ」
「…それがどうした」
温泉に興味のないローは、シャチの言いたいことはわかったが、分からないふりをしてやり過ごそうとする。
「…入りたい!」
「勝手に行け
おれは船に戻る」
「…ペンギン!!」
「おう!」
あくまでも行かないという意思を崩さないローに、仕方ないとため息をついたシャチは、指を鳴らして相棒を呼んだ。
ばさ、っとペンギンが広げた紙は温泉の方のフロアマップ。
ごほん、と咳払いしたペンギンはローにプレゼンを始める為に、雰囲気を出そうとシャチからサングラスを奪った。
「えー、まずここの温泉はだな…」
『温泉?』
「うん!ここは温泉も有名な島なんだ!」
『そ、っか』
更衣室から出るとなぜかげっそりした表情のローと対照的に、きらきらとした顔をしている3人が待っており、ベポが今から温泉に行こうと誘ってくる。
『でもわたし…』
「大丈夫!
ちゃんと部屋にも露天風呂ついてるらしいし、恋歌も楽しめる催しとかあるから」
紋章をたとえ女性であろうとみられたくない恋歌の為に、すでにそのあたりの対策もばっちりだと、ペンギンが親指を立てている。
『ありがとう
いつもごめんね』
いつも気遣ってもらって申し訳ないと謝れば、気にするなと笑ってくれる。
「おい、行くならさっさと行くぞ」
「「「アイアイ!」」」
いつもより大きな声で返事をして、ペンギンとシャチがローの背中を押して、ベポが恋歌の手を引いて温泉のある施設の方へ足を向けた。
「はい、これ部屋の鍵な」
『??』
ペンギンにぽん、と渡された鍵は2本。
もう1本は誰のかと首を傾げると、後ろを指さされた。
「てめぇら…何考えてやがる」
「別になにも
だっておれら3人は普通の露天風呂行くし、部屋の風呂入るのは2人なんだから一緒の部屋でいいじゃん」
つまりローと恋歌が同室、残りの3人が同室で部屋を取ったという事。
「ま、恋歌がキャプテンと同室が嫌だってんなら、ベポと変わってもらうけど、どうする?」
『(これも…協力してくれてるって事なのかな)』
ぽん、とペンギンに背中をおされ、この部屋割りの意図をくみ取った恋歌は、ぎゅっと鍵を握り締めた。
各々更衣室で着替えて出口に集合という事になり、恋歌とシリウスは女子更衣室へ。
「キャプテン…」
「…なんだ」
全員が着替え終わり、船に戻るぞ、とローが声をかけた瞬間、シャチが真面目な顔をしてローに声をかけた。
「実はここ、温泉も有名なんだよ」
「…それがどうした」
温泉に興味のないローは、シャチの言いたいことはわかったが、分からないふりをしてやり過ごそうとする。
「…入りたい!」
「勝手に行け
おれは船に戻る」
「…ペンギン!!」
「おう!」
あくまでも行かないという意思を崩さないローに、仕方ないとため息をついたシャチは、指を鳴らして相棒を呼んだ。
ばさ、っとペンギンが広げた紙は温泉の方のフロアマップ。
ごほん、と咳払いしたペンギンはローにプレゼンを始める為に、雰囲気を出そうとシャチからサングラスを奪った。
「えー、まずここの温泉はだな…」
『温泉?』
「うん!ここは温泉も有名な島なんだ!」
『そ、っか』
更衣室から出るとなぜかげっそりした表情のローと対照的に、きらきらとした顔をしている3人が待っており、ベポが今から温泉に行こうと誘ってくる。
『でもわたし…』
「大丈夫!
ちゃんと部屋にも露天風呂ついてるらしいし、恋歌も楽しめる催しとかあるから」
紋章をたとえ女性であろうとみられたくない恋歌の為に、すでにそのあたりの対策もばっちりだと、ペンギンが親指を立てている。
『ありがとう
いつもごめんね』
いつも気遣ってもらって申し訳ないと謝れば、気にするなと笑ってくれる。
「おい、行くならさっさと行くぞ」
「「「アイアイ!」」」
いつもより大きな声で返事をして、ペンギンとシャチがローの背中を押して、ベポが恋歌の手を引いて温泉のある施設の方へ足を向けた。
「はい、これ部屋の鍵な」
『??』
ペンギンにぽん、と渡された鍵は2本。
もう1本は誰のかと首を傾げると、後ろを指さされた。
「てめぇら…何考えてやがる」
「別になにも
だっておれら3人は普通の露天風呂行くし、部屋の風呂入るのは2人なんだから一緒の部屋でいいじゃん」
つまりローと恋歌が同室、残りの3人が同室で部屋を取ったという事。
「ま、恋歌がキャプテンと同室が嫌だってんなら、ベポと変わってもらうけど、どうする?」
『(これも…協力してくれてるって事なのかな)』
ぽん、とペンギンに背中をおされ、この部屋割りの意図をくみ取った恋歌は、ぎゅっと鍵を握り締めた。