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2組が滑った後、最後にローと恋歌が呼ばれ、上半身刺青だらけのローに係員が少しビビりながら誘導をする。
『【水瓶座の加護(アクエリアスブレス)】』
「…は?」
ローが恋歌を後ろから抱え込む前に、ぼそっと恋歌が魔法を使い、一瞬ローに魔方陣がかかった。
そういうことかと足の間に座った恋歌の腰をしっかりと引き寄せれば、その手の上に恋歌の手が重ねられた。
『ちょっと、怖いね』
「…大丈夫だ」
仲間たちの悲鳴を聞いて、楽しみ半分恐怖心半分という感じなのだろう。
とん、と体重を預けてくる恋歌の手を後ろからしっかり握ったところで、係員がローの背中を押した。
「いやー、思ったよりスリルあったな」
「そうだね
でも意外とあっという間だった」
「おれはもうごめんだ…」
先にスライダーを終えた3人とシリウスは、恋歌とローが下りてくるのを待って、スライダーの出口付近で待機している。
恋歌が大丈夫だとは言っていたが、万が一の事を考えてローが溺れた場合助けてやるためだ。
「そろそろかな」
自分たちのすぐ後に滑るはずだと待っているが、2人とも悲鳴を上げるタイプではないため、もう滑り始めているのかわからない。
「あ!来たよ!」
ベポが嬉しそうに声を上げた直後、かなりの水しぶきを上げて恋歌とローが落ちてきた。
「…おい、大丈夫か」
『ふふっ、うん』
身体が半分以上水に浸かっているが、しっかりと自分の足で立って恋歌を支えているローは、楽しそうに笑っている恋歌にほっとしたように息を吐いた。
「キャプテーン!大丈夫?」
「ああ、恋歌に魔法かけてもらってる」
ローのことを心配してベポがざぶざぶと駆け寄ってきてくれたが、平気だと担ごうとするベポを手で制した。
「(水に触れてる感覚がねぇ…
身体の周りに薄い膜でも張られてるみてぇな…)」
水に入っているのに力が抜けない事を不思議に思い、自分の身体を観察して1人で魔法の効果を実感し納得した。
『楽しかったね』
「…ああ」
笑っている恋歌の頭を撫でてやり、全員で水から上がる。
「それ何の魔法?」
水に入っていても全く力が抜けていなかったローに、どんな魔法なのか気になったペンギンが、ローの身体を上から下まで視線を滑らせた。
≪水瓶座の加護をかけて水の中に入っても濡れないようにしたの≫
「へぇ…じゃあ悪魔の実の能力者でも無敵じゃん」
≪でもやっぱり能力者に水瓶座の加護は相性悪いみたいだね
長時間は難しいみたい
魔力消費も普通の人にかけるより激しいし≫
「能力者は海に嫌われてカナヅチになるって聞くもんな」
「そういうの関係あるんだ」
「いい加減にしろ!!」
ぺたぺたとローの身体を触って何かを確かめていたペンギンとシャチは、怒ったローに殴られていた。
『【水瓶座の加護(アクエリアスブレス)】』
「…は?」
ローが恋歌を後ろから抱え込む前に、ぼそっと恋歌が魔法を使い、一瞬ローに魔方陣がかかった。
そういうことかと足の間に座った恋歌の腰をしっかりと引き寄せれば、その手の上に恋歌の手が重ねられた。
『ちょっと、怖いね』
「…大丈夫だ」
仲間たちの悲鳴を聞いて、楽しみ半分恐怖心半分という感じなのだろう。
とん、と体重を預けてくる恋歌の手を後ろからしっかり握ったところで、係員がローの背中を押した。
「いやー、思ったよりスリルあったな」
「そうだね
でも意外とあっという間だった」
「おれはもうごめんだ…」
先にスライダーを終えた3人とシリウスは、恋歌とローが下りてくるのを待って、スライダーの出口付近で待機している。
恋歌が大丈夫だとは言っていたが、万が一の事を考えてローが溺れた場合助けてやるためだ。
「そろそろかな」
自分たちのすぐ後に滑るはずだと待っているが、2人とも悲鳴を上げるタイプではないため、もう滑り始めているのかわからない。
「あ!来たよ!」
ベポが嬉しそうに声を上げた直後、かなりの水しぶきを上げて恋歌とローが落ちてきた。
「…おい、大丈夫か」
『ふふっ、うん』
身体が半分以上水に浸かっているが、しっかりと自分の足で立って恋歌を支えているローは、楽しそうに笑っている恋歌にほっとしたように息を吐いた。
「キャプテーン!大丈夫?」
「ああ、恋歌に魔法かけてもらってる」
ローのことを心配してベポがざぶざぶと駆け寄ってきてくれたが、平気だと担ごうとするベポを手で制した。
「(水に触れてる感覚がねぇ…
身体の周りに薄い膜でも張られてるみてぇな…)」
水に入っているのに力が抜けない事を不思議に思い、自分の身体を観察して1人で魔法の効果を実感し納得した。
『楽しかったね』
「…ああ」
笑っている恋歌の頭を撫でてやり、全員で水から上がる。
「それ何の魔法?」
水に入っていても全く力が抜けていなかったローに、どんな魔法なのか気になったペンギンが、ローの身体を上から下まで視線を滑らせた。
≪水瓶座の加護をかけて水の中に入っても濡れないようにしたの≫
「へぇ…じゃあ悪魔の実の能力者でも無敵じゃん」
≪でもやっぱり能力者に水瓶座の加護は相性悪いみたいだね
長時間は難しいみたい
魔力消費も普通の人にかけるより激しいし≫
「能力者は海に嫌われてカナヅチになるって聞くもんな」
「そういうの関係あるんだ」
「いい加減にしろ!!」
ぺたぺたとローの身体を触って何かを確かめていたペンギンとシャチは、怒ったローに殴られていた。