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シャワールームから出ると、既に4人は外で待っており、小走りで駆け寄るとシャチに肩を掴まれてぐりん、と回された。
「乾くまでこれつけときな」
まだ少し湿っている髪をくるん、とまとめられ、ヘアクリップで留めてくれた。
『ありがとう』
「次はどこで遊ぶ?」
「んー、そうだなー」
なんだかんだと時間が経っていた為、次はどこに行こうかとまたパンフレットを広げる。
「恋歌は?どれがいい?」
パンフレットを恋歌が見やすいように少し下げてやれば、ぐるっとパンフレットを見渡して、ある場所を指さした。
「おおう…なかなかチャレンジャーだな」
恋歌が指差した場所は、この施設で一番怖いとされているウォータースライダー。
まさか恋歌がここを指定してくるとは思っていなかったが、ペンギン、シャチ、ベポの3人は乗り気で、今から行こうと言ってくれた。
「…おれは落ちてくるところで待ってる
お前らだけで行ってこい」
ウォータースライダーは最後にプールに落とされる。
能力者であるローは、スライダー自体は問題ないが、プールに落とされると都合が悪い。
『…ローも、行こう』
「いや、おれは…」
『大丈夫
わたしに、任せて』
「?」
渋るローを無理やり連れてスライダーの列に並び、2人一組にならないといけないようで、ペンギンとシャチは並んでいた女の子を誘い、ベポはシリウスと、恋歌はローとペアになった。
「え、待って
意外と高いんだけど…」
「悲鳴がすごいな…」
「海賊なのにこれぐらいの高さが怖いの?」
くすくすと笑われているペンギンとシャチは、知り合ったばかりの女の子に怖がるふりをしてボディタッチをしたりしている。
「(アホ面…)」
鼻の下を伸ばしまくっている2人を見て、小さくため息をつくと、恋歌が階段から下を見ている事に気づいて軽く手を引く。
「大丈夫か」
『うん、平気』
ペンギンの言うように、思ったより高度があるので怖くなったのかと心配して聞けば、それは大丈夫だと首を横に振る。
長蛇の列も係員がてきぱきと誘導してくれた為すぐに自分たちの番になり、一番最初にベポとシリウスが滑る事になった。
(なんだこの組み合わせ…)
大きな白クマと、小さな犬という組み合わせに係員が首を傾げたが、気にすることは止めて、シリウスをちゃんと抱えるように伝えて、ベポの背中を押した。
「わぁあああああ!?」
「どういう悲鳴だよ…」
楽しさと恐怖が混じったような悲鳴が聞こえ、ベポの声がどんどん遠ざかっていく。
「次の方どうぞ」
次にペンギンと女の子、シャチと女の子と順番に呼ばれ、男性が女性を足の間に入れるように後ろから抱え込んでください、と指示されでれでれとした顔のまま女の子の腰に手を回した。
その顔を見てローは背中を蹴り飛ばしてやろうかと思ったが、ぐっと思いとどまり滑っていくのを見送った。
「乾くまでこれつけときな」
まだ少し湿っている髪をくるん、とまとめられ、ヘアクリップで留めてくれた。
『ありがとう』
「次はどこで遊ぶ?」
「んー、そうだなー」
なんだかんだと時間が経っていた為、次はどこに行こうかとまたパンフレットを広げる。
「恋歌は?どれがいい?」
パンフレットを恋歌が見やすいように少し下げてやれば、ぐるっとパンフレットを見渡して、ある場所を指さした。
「おおう…なかなかチャレンジャーだな」
恋歌が指差した場所は、この施設で一番怖いとされているウォータースライダー。
まさか恋歌がここを指定してくるとは思っていなかったが、ペンギン、シャチ、ベポの3人は乗り気で、今から行こうと言ってくれた。
「…おれは落ちてくるところで待ってる
お前らだけで行ってこい」
ウォータースライダーは最後にプールに落とされる。
能力者であるローは、スライダー自体は問題ないが、プールに落とされると都合が悪い。
『…ローも、行こう』
「いや、おれは…」
『大丈夫
わたしに、任せて』
「?」
渋るローを無理やり連れてスライダーの列に並び、2人一組にならないといけないようで、ペンギンとシャチは並んでいた女の子を誘い、ベポはシリウスと、恋歌はローとペアになった。
「え、待って
意外と高いんだけど…」
「悲鳴がすごいな…」
「海賊なのにこれぐらいの高さが怖いの?」
くすくすと笑われているペンギンとシャチは、知り合ったばかりの女の子に怖がるふりをしてボディタッチをしたりしている。
「(アホ面…)」
鼻の下を伸ばしまくっている2人を見て、小さくため息をつくと、恋歌が階段から下を見ている事に気づいて軽く手を引く。
「大丈夫か」
『うん、平気』
ペンギンの言うように、思ったより高度があるので怖くなったのかと心配して聞けば、それは大丈夫だと首を横に振る。
長蛇の列も係員がてきぱきと誘導してくれた為すぐに自分たちの番になり、一番最初にベポとシリウスが滑る事になった。
(なんだこの組み合わせ…)
大きな白クマと、小さな犬という組み合わせに係員が首を傾げたが、気にすることは止めて、シリウスをちゃんと抱えるように伝えて、ベポの背中を押した。
「わぁあああああ!?」
「どういう悲鳴だよ…」
楽しさと恐怖が混じったような悲鳴が聞こえ、ベポの声がどんどん遠ざかっていく。
「次の方どうぞ」
次にペンギンと女の子、シャチと女の子と順番に呼ばれ、男性が女性を足の間に入れるように後ろから抱え込んでください、と指示されでれでれとした顔のまま女の子の腰に手を回した。
その顔を見てローは背中を蹴り飛ばしてやろうかと思ったが、ぐっと思いとどまり滑っていくのを見送った。