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1回目はローの1人勝ちで終わった為、シャチが”リベンジを!”とローに縋りついて、ローvs4人という無茶苦茶な事を提案して、能力有りならいいと了承を貰った。
だが、能力有りでローに勝てるはずもなく、惨敗するのは数分後の話。
「つ、強い…」
「もう諦めろ
キャプテンの能力じゃおれらは勝てねぇって」
「うう…」
撃ち込んだ弾もすべて返され、一瞬で別の場所に移動し、自分の撃つ弾もいろんな場所に出現させることができ、最終的には水鉄砲までとられた。
シャチは1週間の風呂掃除が決定し、拗ねたように唇を尖らせているがそれを慰めてくれる者は誰もいない。
「取り敢えずそのペイント落としに行くぞ」
途中から全員の水鉄砲を使って攻撃をしてきたため、ロー以外は身体がカラフルになっている。
近くにあるシャワールームに男女別で入り、恋歌の方にはシリウスがついてきた。
簡単な個室になっている為、誰も使っていない場所に入り、きゅっ、と蛇口を捻れば少し温かい水が降ってくる。
「恋歌、さっきの魔力コントロールはなかなかだった」
『ありがと』
せっかくシャチに整えてもらったが、ペイントが髪にもついてしまったので、髪を解いているとシリウスが先ほどの遊びで使っていた魔法について講評をしてくる。
「けどな、今の恋歌ならもっといろいろできるだろ?
遊びとはいえどうしてやらない」
出会ったころと比べて魔力の総量も、出来る事も、攻撃の威力も、桁違いになった。
『…目、閉じてて』
「うぷ…」
ベポの頭の上にいた所為で、とばっちりを受けたシリウスにも水をかけてやると、色のついた水が流れていく。
『なんだかね…出来る事が増える度、魔力が増えたな、って、思う度…暴走したら、どうしようって…』
「……」
『正直…暴走したときの、記憶はない、けど…
あのマシューが、逃げる事しか、できなかった魔法、ってなると…怖いの』
もう一度蛇口を捻って水を止めると、シリウスは水気をはらうようにぶるぶると身体を震わせ、恋歌も髪の水気を絞り個室から出る。
「恋歌」
”ご自由にご使用ください”と書かれた場所からバスタオルを借り、身体と髪の水気を取っていると、シリウスがぴょん、と肩に乗ってきた。
「…それクソガキに言ってみろ」
『ローに?』
「そうだ」
”どうして?”と首を傾げると、可愛い顔の眉間に皺を寄せて不服そうな顔をしている。
「…いいな
絶対にクソガキに言え」
『…わかった』
理由は教えてくれなかったが、強い口調だったので素直にうなずくと、不服そうな顔のままバスタオルを構えている恋歌の腕に飛び込んできた。
だが、能力有りでローに勝てるはずもなく、惨敗するのは数分後の話。
「つ、強い…」
「もう諦めろ
キャプテンの能力じゃおれらは勝てねぇって」
「うう…」
撃ち込んだ弾もすべて返され、一瞬で別の場所に移動し、自分の撃つ弾もいろんな場所に出現させることができ、最終的には水鉄砲までとられた。
シャチは1週間の風呂掃除が決定し、拗ねたように唇を尖らせているがそれを慰めてくれる者は誰もいない。
「取り敢えずそのペイント落としに行くぞ」
途中から全員の水鉄砲を使って攻撃をしてきたため、ロー以外は身体がカラフルになっている。
近くにあるシャワールームに男女別で入り、恋歌の方にはシリウスがついてきた。
簡単な個室になっている為、誰も使っていない場所に入り、きゅっ、と蛇口を捻れば少し温かい水が降ってくる。
「恋歌、さっきの魔力コントロールはなかなかだった」
『ありがと』
せっかくシャチに整えてもらったが、ペイントが髪にもついてしまったので、髪を解いているとシリウスが先ほどの遊びで使っていた魔法について講評をしてくる。
「けどな、今の恋歌ならもっといろいろできるだろ?
遊びとはいえどうしてやらない」
出会ったころと比べて魔力の総量も、出来る事も、攻撃の威力も、桁違いになった。
『…目、閉じてて』
「うぷ…」
ベポの頭の上にいた所為で、とばっちりを受けたシリウスにも水をかけてやると、色のついた水が流れていく。
『なんだかね…出来る事が増える度、魔力が増えたな、って、思う度…暴走したら、どうしようって…』
「……」
『正直…暴走したときの、記憶はない、けど…
あのマシューが、逃げる事しか、できなかった魔法、ってなると…怖いの』
もう一度蛇口を捻って水を止めると、シリウスは水気をはらうようにぶるぶると身体を震わせ、恋歌も髪の水気を絞り個室から出る。
「恋歌」
”ご自由にご使用ください”と書かれた場所からバスタオルを借り、身体と髪の水気を取っていると、シリウスがぴょん、と肩に乗ってきた。
「…それクソガキに言ってみろ」
『ローに?』
「そうだ」
”どうして?”と首を傾げると、可愛い顔の眉間に皺を寄せて不服そうな顔をしている。
「…いいな
絶対にクソガキに言え」
『…わかった』
理由は教えてくれなかったが、強い口調だったので素直にうなずくと、不服そうな顔のままバスタオルを構えている恋歌の腕に飛び込んできた。