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ローを挟むように反対側に着地した恋歌は、一発目をローに向けて撃ち込む。
「(脚力強化と射手座の力で命中率のアップ…
魔法有りだとやっぱ一番やっかいだな)」
砲術は苦手なはずの恋歌だが、魔法のおかげでおおよそ狙った場所に水が飛んでくる。
「アイ―!」
「!!」
恋歌の水を避けきった後、なぜかベポが体術を使って攻撃をしてたので、それを慌てて避け、心臓に向かって引き金を引いた。
「…え」
「ちっ…」
だが、ローの弾がベポに当たる前に小さな魔方陣が現れ、その中に弾が吸い込まれ、全く別の所でべちゃ、という音が聞こえた。
「ありがとう!」
『油断しちゃ、だめだよ』
「うん!」
「やっぱ恋歌の魔法って便利だよなー」
「ああ」
ベポのサポートをしながら隙があればローに攻撃を仕掛けている恋歌を見て、負けた2人は邪魔にならない場所で見学をしている。
「まぁでも…弱点もあるんだよな…」
2対1で恋歌とベポが優勢そうに見えるが、一瞬の隙をついてベポの心臓に黒色のペイントがついた。
「あ!!
ご、ごめんよ…」
先に脱落してしまった事でしょんぼりとしながら謝ってくるベポに、大丈夫だと手を振り、ローからの攻撃に備えて距離をとる。
「…手加減はいらねぇからな」
『うん』
もうあと残り少ない水しか入っていない水鉄砲を構え、ローの心臓に向かって撃てば、狙った場所には飛んだが、軽々と避けられ今度は恋歌の心臓に向かってローが引き金を引いた。
『【スキュータム】』
魔方陣の盾を出してローからの攻撃を防いだが、黒のペイントで視界が悪くなり、ローが近づいてきている事に気づかなかった。
『!!』
「油断は禁物だって…」
盾の死角から現れたローに水鉄砲を持っている手を掴まれた後、水鉄砲を床に落とされ、とん、と軽く銃口を心臓付近に当てられた。
「いつも言ってるよな」
『…ごめん』
1方向からの攻撃しか防げない盾を出した後は、それ以外の周りに注意をむけろといつも言っているが、今回も油断をした所為で負けてしまい、しゅん、と落ち込んだ恋歌の手を離してやり、ぽん、と頭を撫でてやる。
「まぁでもサポートはなかなかよかった
戦闘の時も期待してる」
『うん』
最後はいつも通り褒めてくれるローの言葉に嬉しそうに頷き、ローの1人勝ちで終了した。
「(恋歌の弱点は仲間や知り合いが近くにいると全力を出せない事…
おれたちより強い相手に1対1だったら勝てるけど、誰かが近くにいると勝てないんだよな…)」
今の遊びも全力で戦っていたらもっと善戦できていたはず。
それができないのは周りを巻き込んでしまう可能性があると、無意識に力をセーブしてしまうから。
「(ま、昔暴走したってのも関係してんだろうけど…)」
「あーあ、おれが掃除当番か…」
「ははっ、頑張れ
(でも…それじゃダメな時もあるんだぞ)」
海に出たばかりのころの課題だった魔力のコントロールは、シリウスのおかげもありかなり上達している。
だが、今まで何度も一緒に戦ってきて、自分たちが近くにいるときはあまり大技を使わない事は気づいていた。
「(でもマシューには大技使ってたよな…)」
またこの話は恋歌本人に確認しようと言葉にすることはせず、ここにいる間は恋歌の可愛いお願いを聞いてやるためにシャチと一緒に3人に駆け寄った。
「(脚力強化と射手座の力で命中率のアップ…
魔法有りだとやっぱ一番やっかいだな)」
砲術は苦手なはずの恋歌だが、魔法のおかげでおおよそ狙った場所に水が飛んでくる。
「アイ―!」
「!!」
恋歌の水を避けきった後、なぜかベポが体術を使って攻撃をしてたので、それを慌てて避け、心臓に向かって引き金を引いた。
「…え」
「ちっ…」
だが、ローの弾がベポに当たる前に小さな魔方陣が現れ、その中に弾が吸い込まれ、全く別の所でべちゃ、という音が聞こえた。
「ありがとう!」
『油断しちゃ、だめだよ』
「うん!」
「やっぱ恋歌の魔法って便利だよなー」
「ああ」
ベポのサポートをしながら隙があればローに攻撃を仕掛けている恋歌を見て、負けた2人は邪魔にならない場所で見学をしている。
「まぁでも…弱点もあるんだよな…」
2対1で恋歌とベポが優勢そうに見えるが、一瞬の隙をついてベポの心臓に黒色のペイントがついた。
「あ!!
ご、ごめんよ…」
先に脱落してしまった事でしょんぼりとしながら謝ってくるベポに、大丈夫だと手を振り、ローからの攻撃に備えて距離をとる。
「…手加減はいらねぇからな」
『うん』
もうあと残り少ない水しか入っていない水鉄砲を構え、ローの心臓に向かって撃てば、狙った場所には飛んだが、軽々と避けられ今度は恋歌の心臓に向かってローが引き金を引いた。
『【スキュータム】』
魔方陣の盾を出してローからの攻撃を防いだが、黒のペイントで視界が悪くなり、ローが近づいてきている事に気づかなかった。
『!!』
「油断は禁物だって…」
盾の死角から現れたローに水鉄砲を持っている手を掴まれた後、水鉄砲を床に落とされ、とん、と軽く銃口を心臓付近に当てられた。
「いつも言ってるよな」
『…ごめん』
1方向からの攻撃しか防げない盾を出した後は、それ以外の周りに注意をむけろといつも言っているが、今回も油断をした所為で負けてしまい、しゅん、と落ち込んだ恋歌の手を離してやり、ぽん、と頭を撫でてやる。
「まぁでもサポートはなかなかよかった
戦闘の時も期待してる」
『うん』
最後はいつも通り褒めてくれるローの言葉に嬉しそうに頷き、ローの1人勝ちで終了した。
「(恋歌の弱点は仲間や知り合いが近くにいると全力を出せない事…
おれたちより強い相手に1対1だったら勝てるけど、誰かが近くにいると勝てないんだよな…)」
今の遊びも全力で戦っていたらもっと善戦できていたはず。
それができないのは周りを巻き込んでしまう可能性があると、無意識に力をセーブしてしまうから。
「(ま、昔暴走したってのも関係してんだろうけど…)」
「あーあ、おれが掃除当番か…」
「ははっ、頑張れ
(でも…それじゃダメな時もあるんだぞ)」
海に出たばかりのころの課題だった魔力のコントロールは、シリウスのおかげもありかなり上達している。
だが、今まで何度も一緒に戦ってきて、自分たちが近くにいるときはあまり大技を使わない事は気づいていた。
「(でもマシューには大技使ってたよな…)」
またこの話は恋歌本人に確認しようと言葉にすることはせず、ここにいる間は恋歌の可愛いお願いを聞いてやるためにシャチと一緒に3人に駆け寄った。