恋愛相談
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なにかを買ってきてやろうかと思ったが、おそらくローがここを離れるとすぐに恋歌は誰かに声をかけられてしまう。
だが、ここ以外は食事が禁止なので、今の時間帯では席を確保してからでないと食事を買いに行くのは別の不安が残る。
「(あいつらどこ行った…)」
『?』
誰か他にこの場所にいないかと、きょろきょろとあたりを見渡せば、聞きなれた声、だがいらっとするような声が聞こえ、そちらに視線を向けると、ぶちっと何かが切れる音が頭の中から聞こえた気がした。
「いやー、君らみたいな可愛い子たちと食事が一緒にできるなんてラッキーだよ」
「うんうん、何食べたい?
何でも奢るよ!」
「ええー、いいのー?」
「海賊って怖いイメージだったけど、あなたたちは怖くないわね」
「これでもおれたち鍛えてるんだ」
「戦ったらそこそこ強いんだぜ」
「ほんとー?」
水着の女に囲まれてでれでれと鼻の下を伸ばしている部下たちを見て、”ROOM”と言い技を発動させた。
「【シャンブルズ】」
「「え…」」
ローの技が発動すると、一瞬で周りの女たちは消え、目の前には眉間に皺を寄せた自船の船長。
「随分と楽しそうだな」
「げ、キャプテン…」
なにか悪い事でもしただろうかと、不機嫌そうなローを見上げ、だらだらと冷や汗が流れていく。
「…ここでしばらく恋歌と一緒にいろ
おれが戻ってくるまででいい」
「「ア、アイアイ」」
びし、っとポーズをすると、くるっと踵を返して人ごみの中に消えてしまった。
『ごめんね』
「ん?あー、まぁおれらはいいんだけどさ」
突っ立てるのもどうかと思い、恋歌の正面に座ると、申し訳なさそうに謝られた。
「あの心配の仕方は何回か声かけられたりした?」
『…1回だけだよ』
「ふーん、それ、船長が近くにいない時だろ」
『なんで、わかるの?』
「なんとなく」
先ほどまで近くにいなかったはずなのに、見ていたかのように当ててくるシャチに、ペンギンもなるほどと納得している。
「それで、肝心の作戦はどうだ?
意識されてそうか?」
今回のプールで普段露出をしない分、水着で攻めてみようという思惑があり、恋歌にはまずは女として意識してもらおうと伝えてある。
だが、ローの気持ちを知っている2人は、この姿の恋歌を見て意識しないわけがないというのはわかった上でやっている。
『どう…だろ
キスは、してくれた…』
「「……」」
少し顔を赤くして俯く恋歌の姿を見て、ペンギンとシャチは唇を悔しそうに噛んだ。
「まぁ…それなら意識はしてくれてるんじゃないか?」
『そうかな…』
「自身持てよ
今日の恋歌はいつもの数倍可愛い
おれたちがプロデュースしたんだからさ」
『うん、そうだね』
にこっと笑ってくれるペンギンとシャチの笑顔に、お昼からも頑張ると伝えれば、頑張れと応援してくれた。
だが、ここ以外は食事が禁止なので、今の時間帯では席を確保してからでないと食事を買いに行くのは別の不安が残る。
「(あいつらどこ行った…)」
『?』
誰か他にこの場所にいないかと、きょろきょろとあたりを見渡せば、聞きなれた声、だがいらっとするような声が聞こえ、そちらに視線を向けると、ぶちっと何かが切れる音が頭の中から聞こえた気がした。
「いやー、君らみたいな可愛い子たちと食事が一緒にできるなんてラッキーだよ」
「うんうん、何食べたい?
何でも奢るよ!」
「ええー、いいのー?」
「海賊って怖いイメージだったけど、あなたたちは怖くないわね」
「これでもおれたち鍛えてるんだ」
「戦ったらそこそこ強いんだぜ」
「ほんとー?」
水着の女に囲まれてでれでれと鼻の下を伸ばしている部下たちを見て、”ROOM”と言い技を発動させた。
「【シャンブルズ】」
「「え…」」
ローの技が発動すると、一瞬で周りの女たちは消え、目の前には眉間に皺を寄せた自船の船長。
「随分と楽しそうだな」
「げ、キャプテン…」
なにか悪い事でもしただろうかと、不機嫌そうなローを見上げ、だらだらと冷や汗が流れていく。
「…ここでしばらく恋歌と一緒にいろ
おれが戻ってくるまででいい」
「「ア、アイアイ」」
びし、っとポーズをすると、くるっと踵を返して人ごみの中に消えてしまった。
『ごめんね』
「ん?あー、まぁおれらはいいんだけどさ」
突っ立てるのもどうかと思い、恋歌の正面に座ると、申し訳なさそうに謝られた。
「あの心配の仕方は何回か声かけられたりした?」
『…1回だけだよ』
「ふーん、それ、船長が近くにいない時だろ」
『なんで、わかるの?』
「なんとなく」
先ほどまで近くにいなかったはずなのに、見ていたかのように当ててくるシャチに、ペンギンもなるほどと納得している。
「それで、肝心の作戦はどうだ?
意識されてそうか?」
今回のプールで普段露出をしない分、水着で攻めてみようという思惑があり、恋歌にはまずは女として意識してもらおうと伝えてある。
だが、ローの気持ちを知っている2人は、この姿の恋歌を見て意識しないわけがないというのはわかった上でやっている。
『どう…だろ
キスは、してくれた…』
「「……」」
少し顔を赤くして俯く恋歌の姿を見て、ペンギンとシャチは唇を悔しそうに噛んだ。
「まぁ…それなら意識はしてくれてるんじゃないか?」
『そうかな…』
「自身持てよ
今日の恋歌はいつもの数倍可愛い
おれたちがプロデュースしたんだからさ」
『うん、そうだね』
にこっと笑ってくれるペンギンとシャチの笑顔に、お昼からも頑張ると伝えれば、頑張れと応援してくれた。