ペンギンの女難
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「(目に魔方陣は出てねぇな)
恋歌、紋章見るぞ」
すぐにでも魔力を回復させてやりたかったが、傷を治した時、適正以外の魔法を使った時、どの程度の魔力を消費するのかと、診察も兼ねて紋章の確認の為にパジャマのファスナーを下ろした。
「(少し薄くはなってるか
だが、今まで魔法を使って頭痛をうったえた事はねぇ
駄犬に聞くか)
恋歌」
大体の魔力消費量を確認したローは、魔力を回復させてやろうと、顔の横に手をつく。
ローの顔が近づいてきて自然に目を閉じた恋歌は、重なる唇から流れてくる魔力に頭痛もなくなっていくのを感じた。
「どうだ?」
『ありがとう、頭痛いのも、治った』
「そうか」
『でもこれ…ちゃんと勉強しないと、だめだね』
怪我の具合や、怪我の仕方、内臓に何か異物がある場合などいろんな事態が起こる。
どんな時でもこの力が使えるようにならないと意味がない。
「医学の事ならおれに聞け
おれの専門は外科だしな」
『うん、ありがとう
夜、一緒に勉強、してもいい?』
「ああ」
嬉しそうに笑う恋歌にまた無意識に顔を近づけると、それを受け入れるように恋歌も目を閉じる。
柔らかい感触に舌を入れたくなる衝動を抑え、唇を離して布団をかけてやる。
「今日は大人しく寝ろ
勉強は明日からだ」
『うん
ここで、寝ていいの?』
「ああ」
ぽん、と布団の上から胸のあたりを叩かれ、寝るように促されるが、恋歌から不服そうに視線を向けられている事に気づき、どうかしたかと頭を撫でてやる。
『ローは、寝ないの?』
「…もう少ししたら寝る」
『…今日は、一緒に寝たい』
「はぁ…」
くいっと袖を引かれて、仕方ないとため息をついたローはもぞもぞと布団にもぐりこむ。
『引っ付いていい?』
「ああ、来い」
腕を差し出してやればそこに頭を乗せて、ぎゅっと抱き着いてくる。
『ロー…』
「ん?」
『…ううん、おやすみ』
「…おやすみ」
なにかを言おうとした恋歌だったが、何でもないと首を振って胸に顔を埋めてきたので、ローもそれ以上追及することはせず、背中に手を回して歩く抱きしめ返してやった。
恋歌、紋章見るぞ」
すぐにでも魔力を回復させてやりたかったが、傷を治した時、適正以外の魔法を使った時、どの程度の魔力を消費するのかと、診察も兼ねて紋章の確認の為にパジャマのファスナーを下ろした。
「(少し薄くはなってるか
だが、今まで魔法を使って頭痛をうったえた事はねぇ
駄犬に聞くか)
恋歌」
大体の魔力消費量を確認したローは、魔力を回復させてやろうと、顔の横に手をつく。
ローの顔が近づいてきて自然に目を閉じた恋歌は、重なる唇から流れてくる魔力に頭痛もなくなっていくのを感じた。
「どうだ?」
『ありがとう、頭痛いのも、治った』
「そうか」
『でもこれ…ちゃんと勉強しないと、だめだね』
怪我の具合や、怪我の仕方、内臓に何か異物がある場合などいろんな事態が起こる。
どんな時でもこの力が使えるようにならないと意味がない。
「医学の事ならおれに聞け
おれの専門は外科だしな」
『うん、ありがとう
夜、一緒に勉強、してもいい?』
「ああ」
嬉しそうに笑う恋歌にまた無意識に顔を近づけると、それを受け入れるように恋歌も目を閉じる。
柔らかい感触に舌を入れたくなる衝動を抑え、唇を離して布団をかけてやる。
「今日は大人しく寝ろ
勉強は明日からだ」
『うん
ここで、寝ていいの?』
「ああ」
ぽん、と布団の上から胸のあたりを叩かれ、寝るように促されるが、恋歌から不服そうに視線を向けられている事に気づき、どうかしたかと頭を撫でてやる。
『ローは、寝ないの?』
「…もう少ししたら寝る」
『…今日は、一緒に寝たい』
「はぁ…」
くいっと袖を引かれて、仕方ないとため息をついたローはもぞもぞと布団にもぐりこむ。
『引っ付いていい?』
「ああ、来い」
腕を差し出してやればそこに頭を乗せて、ぎゅっと抱き着いてくる。
『ロー…』
「ん?」
『…ううん、おやすみ』
「…おやすみ」
なにかを言おうとした恋歌だったが、何でもないと首を振って胸に顔を埋めてきたので、ローもそれ以上追及することはせず、背中に手を回して歩く抱きしめ返してやった。