ペンギンの女難
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ぐちゅぐちゅと口内をかき回す度に漏れる熱を持った吐息、触れた胸から伝わってくる鼓動、吸い付くような肌、縋るように服を握りしめてくる恋歌に、ぎりぎりのところで理性を踏みとどまらせる。
息が荒くなり、機械的だった動作が自然に意味のあるものにかわり、掌でもわかるようになった胸の先を指先ですり、と撫でれば、今まで感じた事のない感覚にびくっ、と閉じていた目を開けた。
『はっ…ん、ロー…』
「…なんだ」
『なんか…変な感じ…する』
「…嫌か?」
『嫌じゃ…ない、けど…、あっ…』
「けど?」
もう一度胸の先を撫でられたことで、咄嗟に出た声をおさえるように手で口を塞げば、今度は胸の先をぐりぐりと潰され、びくびくと身体が震える。
「…気持ちいいか?」
『気持ち、いい?』
これが?、と初めての感覚に戸惑うが、何度も与えられる刺激に、これは気持ちいいのだとゆっくりと首を縦に振った。
「痛いのと、これ、どっちがいい」
『…こ、っちが、いい』
胸を握りつぶされる感覚と、今の刺激とどちらがいいかと聞けば、恥ずかしそうにしながら今の方がいいと伝えた。
「(そろそろやめねぇと…)」
平静を装ってはいるが、ローの下半身は熱を持ち、恋歌が視線を下げれば興奮していることが気づかれてしまう。
痛みの感覚を、気持ちいいという感覚で塗りつぶせたのであれば、今回はこれでよかったのだと、自分の限界が来る前に胸から手を離す。
「もう…大丈夫か?」
自分自身に限界がきて手を離した癖に、何が大丈夫なのかと突っ込みたくなったが、目の前の恋歌の頬に手を添えてやれば、手に擦り寄ってきてこくんと頷いた。
『ありがとう』
「いや…」
この役目をするのが自分でよかったとほっとし、恋歌をベッドに降ろして服を下ろしてやり、頭をぽん、と撫でてやる。
「おれはやらなくちゃいけねぇことがあるから行く
ここで大人しくしてろ」
『うん…』
不安そうな顔をしている恋歌を無理矢理ベッドに押し込み、目を閉じたことを確認してから立ち上がって部屋から出て行った。
「はぁ…」
部屋を出た直後、ずりずりと壁をつたって座り込み、先ほどまで胸に触れていた右手を目の前に持ち上げる。
「(なにしてんだ…おれは…)」
じわじわと顔に熱が集まってきたため、気持ちを落ち着かせるために大きく息を吸い込む。
最後に不安そうにしていた恋歌のそばにいてやりたかった。
だが、これ以上はそばにいてはだめだと、脳が限界を伝えてきた。
「(けど今は…やることがある…)」
やることがあるというのは嘘ではない。
恋歌のために、というのは大袈裟ではあるが、今回の1番の目的を果たすために、身体中の熱を冷ましてから立ち上がった。
息が荒くなり、機械的だった動作が自然に意味のあるものにかわり、掌でもわかるようになった胸の先を指先ですり、と撫でれば、今まで感じた事のない感覚にびくっ、と閉じていた目を開けた。
『はっ…ん、ロー…』
「…なんだ」
『なんか…変な感じ…する』
「…嫌か?」
『嫌じゃ…ない、けど…、あっ…』
「けど?」
もう一度胸の先を撫でられたことで、咄嗟に出た声をおさえるように手で口を塞げば、今度は胸の先をぐりぐりと潰され、びくびくと身体が震える。
「…気持ちいいか?」
『気持ち、いい?』
これが?、と初めての感覚に戸惑うが、何度も与えられる刺激に、これは気持ちいいのだとゆっくりと首を縦に振った。
「痛いのと、これ、どっちがいい」
『…こ、っちが、いい』
胸を握りつぶされる感覚と、今の刺激とどちらがいいかと聞けば、恥ずかしそうにしながら今の方がいいと伝えた。
「(そろそろやめねぇと…)」
平静を装ってはいるが、ローの下半身は熱を持ち、恋歌が視線を下げれば興奮していることが気づかれてしまう。
痛みの感覚を、気持ちいいという感覚で塗りつぶせたのであれば、今回はこれでよかったのだと、自分の限界が来る前に胸から手を離す。
「もう…大丈夫か?」
自分自身に限界がきて手を離した癖に、何が大丈夫なのかと突っ込みたくなったが、目の前の恋歌の頬に手を添えてやれば、手に擦り寄ってきてこくんと頷いた。
『ありがとう』
「いや…」
この役目をするのが自分でよかったとほっとし、恋歌をベッドに降ろして服を下ろしてやり、頭をぽん、と撫でてやる。
「おれはやらなくちゃいけねぇことがあるから行く
ここで大人しくしてろ」
『うん…』
不安そうな顔をしている恋歌を無理矢理ベッドに押し込み、目を閉じたことを確認してから立ち上がって部屋から出て行った。
「はぁ…」
部屋を出た直後、ずりずりと壁をつたって座り込み、先ほどまで胸に触れていた右手を目の前に持ち上げる。
「(なにしてんだ…おれは…)」
じわじわと顔に熱が集まってきたため、気持ちを落ち着かせるために大きく息を吸い込む。
最後に不安そうにしていた恋歌のそばにいてやりたかった。
だが、これ以上はそばにいてはだめだと、脳が限界を伝えてきた。
「(けど今は…やることがある…)」
やることがあるというのは嘘ではない。
恋歌のために、というのは大袈裟ではあるが、今回の1番の目的を果たすために、身体中の熱を冷ましてから立ち上がった。