ペンギンの女難
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なるべく事務的に済まそうと後ろから恋歌を抱え込もうとしたが、恋歌がちょこん、と自分の足の上に乗ってきたことに驚きで固まった。
『?
いつも、こうして、くれてるでしょ?』
「ああ…」
自分の部屋に呼んだ時や、魔力を供給するとき、恋歌に触れるときはたしかにこの体勢が多かったと、今までの自分の行動を少しだけ後悔した。
腰に手を回して少し引き寄せられると、額をローの肩につけて服をぎゅっと握る。
「手、入れるぞ」
『うん…』
そっと服の裾からゆっくり手を入れ、徐々に手を上にあげていく。
捲れて見える細いお腹に恋歌にわからないようにごくりと喉を鳴らし、目的の場所に手を添える。
『ん…』
少し力を入れれば恋歌から小さな声が漏れ、服を握る力も強くなった。
「(柔らけぇ…)」
何度かキスをしながら下着越しに触ったことはあるが、今は全神経が胸に集中していると言っても過言ではない。
親指だけが直に胸に触れており、そこだけ感触が桁違いに柔らかい。
「(恋歌の身体を…あんなやつに…)」
あの男が恋歌の身体に触れた事はすでに散々仕返しをしたつもりだったが、よくよく考えればローでも見た事のない下着姿を見られ、あげく胸や足を触られたと聞けばふつふつと怒りが込み上げてきた。
「髪と、足と…ここで触られたのは全部か?」
顔の横にある恋歌の髪に唇を落し、するりとむき出しの足を撫でれば、びくん、と恋歌の身体が跳ねた。
胸を触る手はあくまでも機械的に、手の動きが意味をなさないように動かしている。
『ん、』
ローの言葉に頷いて肩から顔を上げれば、至近距離でローの金の目と、恋歌の夜空を切り取ったような目が交わる。
目を閉じた恋歌が先だったのか、顔を近づけたローが先だったのかわからないが、ゆっくりと自然に唇が重なった。
「キスは、されてねぇな?」
『うん…
ローだけ』
「そうか」
その言葉に怒りが少しおさまったローは、何度も触れるだけのキスを落していく。
「口開けろ」
言われた通りに薄く口を開ければ、ぬるりと舌が入ってくる感覚がし、まだ慣れない感覚に背筋がぞわっとした。
『ん…ロー、』
「?」
キスの合間に胸に触れている手にパーカー越しに手を置いて、その上から力を入れてきた。
『もっと強く、触って、ほしい』
「…痛ぇだろ」
『いいの』
触られた感覚を上書きする、という事であれば、もっと力を入れなければ感覚は消えないだろう。
だが、恋歌に痛い思いをさせたくはないと、少し考えた後胸に添えていた手を後ろに回した。
「じゃあ…直に触っていいか?」
背中の留め具を軽く触られ、直に、という言葉を飲み込んだ恋歌は、顔を赤くして頷いた。
その直後ぷつん、と胸の締め付けがなくなり、背中にあった手が胸を下から包み込むように触れてくる。
『っ…』
「(…は?んだこれ…)」
初めて直に触った恋歌の胸は、自分にはない柔らかさで、今まで触ってきた恋歌のどの場所よりも柔らかい。
一瞬にして理性が引き飛びそうになったが、恋歌が少し震えている事に気づいて、胸から手を離す事はしないが、反対の手で気遣うように背中を撫でてやる。
「大丈夫か?」
『う、ん…
ロー…』
恥ずかしさから目を潤ませている恋歌は、ローと視線を合わせると”キスして”とお願いをしようと口を開いたが、その願いは口にする前にローの口の中に吸い込まれた。
『?
いつも、こうして、くれてるでしょ?』
「ああ…」
自分の部屋に呼んだ時や、魔力を供給するとき、恋歌に触れるときはたしかにこの体勢が多かったと、今までの自分の行動を少しだけ後悔した。
腰に手を回して少し引き寄せられると、額をローの肩につけて服をぎゅっと握る。
「手、入れるぞ」
『うん…』
そっと服の裾からゆっくり手を入れ、徐々に手を上にあげていく。
捲れて見える細いお腹に恋歌にわからないようにごくりと喉を鳴らし、目的の場所に手を添える。
『ん…』
少し力を入れれば恋歌から小さな声が漏れ、服を握る力も強くなった。
「(柔らけぇ…)」
何度かキスをしながら下着越しに触ったことはあるが、今は全神経が胸に集中していると言っても過言ではない。
親指だけが直に胸に触れており、そこだけ感触が桁違いに柔らかい。
「(恋歌の身体を…あんなやつに…)」
あの男が恋歌の身体に触れた事はすでに散々仕返しをしたつもりだったが、よくよく考えればローでも見た事のない下着姿を見られ、あげく胸や足を触られたと聞けばふつふつと怒りが込み上げてきた。
「髪と、足と…ここで触られたのは全部か?」
顔の横にある恋歌の髪に唇を落し、するりとむき出しの足を撫でれば、びくん、と恋歌の身体が跳ねた。
胸を触る手はあくまでも機械的に、手の動きが意味をなさないように動かしている。
『ん、』
ローの言葉に頷いて肩から顔を上げれば、至近距離でローの金の目と、恋歌の夜空を切り取ったような目が交わる。
目を閉じた恋歌が先だったのか、顔を近づけたローが先だったのかわからないが、ゆっくりと自然に唇が重なった。
「キスは、されてねぇな?」
『うん…
ローだけ』
「そうか」
その言葉に怒りが少しおさまったローは、何度も触れるだけのキスを落していく。
「口開けろ」
言われた通りに薄く口を開ければ、ぬるりと舌が入ってくる感覚がし、まだ慣れない感覚に背筋がぞわっとした。
『ん…ロー、』
「?」
キスの合間に胸に触れている手にパーカー越しに手を置いて、その上から力を入れてきた。
『もっと強く、触って、ほしい』
「…痛ぇだろ」
『いいの』
触られた感覚を上書きする、という事であれば、もっと力を入れなければ感覚は消えないだろう。
だが、恋歌に痛い思いをさせたくはないと、少し考えた後胸に添えていた手を後ろに回した。
「じゃあ…直に触っていいか?」
背中の留め具を軽く触られ、直に、という言葉を飲み込んだ恋歌は、顔を赤くして頷いた。
その直後ぷつん、と胸の締め付けがなくなり、背中にあった手が胸を下から包み込むように触れてくる。
『っ…』
「(…は?んだこれ…)」
初めて直に触った恋歌の胸は、自分にはない柔らかさで、今まで触ってきた恋歌のどの場所よりも柔らかい。
一瞬にして理性が引き飛びそうになったが、恋歌が少し震えている事に気づいて、胸から手を離す事はしないが、反対の手で気遣うように背中を撫でてやる。
「大丈夫か?」
『う、ん…
ロー…』
恥ずかしさから目を潤ませている恋歌は、ローと視線を合わせると”キスして”とお願いをしようと口を開いたが、その願いは口にする前にローの口の中に吸い込まれた。