指名手配
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潤んだ瞳でぽやっとした顔をしている恋歌に、ふっ、と笑みをこぼしたローは最後にぢゅっ、と音を立てて首筋に吸いついた。
『ん…』
「(よし)」
『なに…?』
「いや、なんでもねぇよ」
吸いついた場所を何度か触るローに、なにか首にあるのかと恋歌も触ってみるが、特に何も違和感はない。
「今日もここで寝ていけ」
『あ、うん…』
すっ、と恋歌の上から退いたローは、恋歌の横に寝転び、抱え込むように腕を回す。
「寝るぞ」
『うん、おやすみ…』
「おやすみ」
ローの行動に納得がいかないような気がしたが、言いたくない事は絶対に言わないローに、何を聞いても無駄だとわかっている為、違和感は拭えないがローの胸に頭を預けて目を閉じた。
次の日の朝、ローの部屋で目が覚めた恋歌は、いつも通り朝食前に着替える為に自分の部屋に戻るために廊下を歩く。
『(なんか…ローの機嫌がよかったような気がしたけど…)』
いつもは朝は不機嫌そうなのに、今日は目が覚めて恋歌の首筋を撫でて、少しだけ嬉しそうに笑っていた。
「あ、恋歌おはよう
今日もキャプテンのとこで寝てたんだな」
『おはよう』
「ん!?」
部屋に戻る途中でペンギンに会い、朝の挨拶を交わす。
たまにローの部屋で寝ている事を知っている為、特に驚くこともせず笑顔で声をかけたが、何かに気づいたペンギンが笑顔のまま固まった。
『な、なに?』
がしっと肩を掴まれてじーっと見つめられているのはローが撫でていた首筋。
やはりなにかあるのだろうかと首を傾げるが、ペンギンは顔を真っ青にして震えている。
『大丈夫…?
顔色…悪いけど…』
「恋歌…お前…「なにしてる」
キャ、キャプテン…」
どう聞き出そうかと言葉を考えていると、恋歌の後ろから眠そうな顔をしたローがゆっくりと歩いてきた。
「さっさと着替えて来い」
『う、うん
あの…ペンギンが体調悪そう、だから、診てあげて』
「ああ、わかった」
体調が悪いなら無理はしないでとペンギンに伝え、着替える為に自分の部屋に戻っていった。
「で?体調悪いのか?」
「いや…あんた…恋歌になにしてんだよ…」
ペンギンの顔色が悪いのは体調不良ではないとわかっている為、からかう様に少し笑みを浮かべながら聞くと、あきれたようにため息をつかれた。
「別に…何もしてねぇよ」
「ちゃんとけじめつけろよ
恋歌の事泣かせたら、おれたちが許さねぇからな」
「…わかってる」
何が原因で気持ちを伝えないのかはわからないが、ローがつけたであろう赤い痕が残っていた恋歌の首筋を見て、とうとう付き合ったのかと思ったが、恋歌とローの様子を見て、そうではないとわかった。
でも付き合ってないなら、そういうことをするならちゃんと付き合えとくぎを刺すと、ローが難しい顔をして頷いたので、背中をぽん、と叩いてやった。
いつもの服に着替えてきた恋歌を見て、ちょうどシャツの襟で痕が見えるか見えない場所についている事に気づいて、策士だなと思ったのは口に出さないでおいた。
『ん…』
「(よし)」
『なに…?』
「いや、なんでもねぇよ」
吸いついた場所を何度か触るローに、なにか首にあるのかと恋歌も触ってみるが、特に何も違和感はない。
「今日もここで寝ていけ」
『あ、うん…』
すっ、と恋歌の上から退いたローは、恋歌の横に寝転び、抱え込むように腕を回す。
「寝るぞ」
『うん、おやすみ…』
「おやすみ」
ローの行動に納得がいかないような気がしたが、言いたくない事は絶対に言わないローに、何を聞いても無駄だとわかっている為、違和感は拭えないがローの胸に頭を預けて目を閉じた。
次の日の朝、ローの部屋で目が覚めた恋歌は、いつも通り朝食前に着替える為に自分の部屋に戻るために廊下を歩く。
『(なんか…ローの機嫌がよかったような気がしたけど…)』
いつもは朝は不機嫌そうなのに、今日は目が覚めて恋歌の首筋を撫でて、少しだけ嬉しそうに笑っていた。
「あ、恋歌おはよう
今日もキャプテンのとこで寝てたんだな」
『おはよう』
「ん!?」
部屋に戻る途中でペンギンに会い、朝の挨拶を交わす。
たまにローの部屋で寝ている事を知っている為、特に驚くこともせず笑顔で声をかけたが、何かに気づいたペンギンが笑顔のまま固まった。
『な、なに?』
がしっと肩を掴まれてじーっと見つめられているのはローが撫でていた首筋。
やはりなにかあるのだろうかと首を傾げるが、ペンギンは顔を真っ青にして震えている。
『大丈夫…?
顔色…悪いけど…』
「恋歌…お前…「なにしてる」
キャ、キャプテン…」
どう聞き出そうかと言葉を考えていると、恋歌の後ろから眠そうな顔をしたローがゆっくりと歩いてきた。
「さっさと着替えて来い」
『う、うん
あの…ペンギンが体調悪そう、だから、診てあげて』
「ああ、わかった」
体調が悪いなら無理はしないでとペンギンに伝え、着替える為に自分の部屋に戻っていった。
「で?体調悪いのか?」
「いや…あんた…恋歌になにしてんだよ…」
ペンギンの顔色が悪いのは体調不良ではないとわかっている為、からかう様に少し笑みを浮かべながら聞くと、あきれたようにため息をつかれた。
「別に…何もしてねぇよ」
「ちゃんとけじめつけろよ
恋歌の事泣かせたら、おれたちが許さねぇからな」
「…わかってる」
何が原因で気持ちを伝えないのかはわからないが、ローがつけたであろう赤い痕が残っていた恋歌の首筋を見て、とうとう付き合ったのかと思ったが、恋歌とローの様子を見て、そうではないとわかった。
でも付き合ってないなら、そういうことをするならちゃんと付き合えとくぎを刺すと、ローが難しい顔をして頷いたので、背中をぽん、と叩いてやった。
いつもの服に着替えてきた恋歌を見て、ちょうどシャツの襟で痕が見えるか見えない場所についている事に気づいて、策士だなと思ったのは口に出さないでおいた。