指名手配
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それからしばらくしていつの間にか意識を飛ばしていたらしく、扉を叩かれる音で目を覚ました。
『寝てる…?』
「いや、起きてる」
中から返事がなかったので、そーっと扉を開けて声をかけるが、むくりと起き上がったローは帽子をかぶりなおした。
『ご飯だよって、呼びに来たの』
「そうか、悪いな」
もうそんな時間かと立ち上がると、ひらっと持って帰ってきた手配書が机の下に落ちた。
全員に話をしないといけないなとそれを持ち、呼びに来た恋歌と食堂に戻った。
食堂に行けばいつもの自分の席に座る。
「ん?それ、何持ってんだ?」
食事の準備をしていたペンギンが目ざとくローが何かの紙を持っている事に気づいて声をかけると、”ああ…”と小さく声を出して机の上に全員に見えるように置いた。
「こ、これは…!!」
「キャプテンと恋歌だ!!」
『え…』
「お、ほんとだ」
それが手配書という事に気づいてよくよく見れば、顔写真はローと恋歌。
「死の外科医とかかっけぇ…
しかも金額も1,000万…」
「恋歌は…なにこれ…?
鳥の名前…?」
「たしかめちゃくちゃ綺麗な声の鳥で、読み方はサヨナキドリだったかな
ぴったりっちゃぴったりだけどな」
『なんか、この名前…やだな…
鳥…』
綺麗な声という意味の鳥の名前を恋歌に当てはめるのは間違ってはいないが、恋歌本人は少し嫌そうな顔をしている。
『つけられるなら、普通に、星の魔女が、よかった…』
「星の魔女ってつけられたら狙われるだろうが
知ってる奴は知ってるんだからな」
『そう、だけど…』
自分の手配書を見て、むぅと不服そうな顔をしている恋歌だが、もう一つよかったと思う事がある。
「写真は変装してる時のでよかったな」
『??
なんで?』
「恋歌の可愛い顔がばれなくてよかったってことだよ
な?キャプテン」
「……」
シャチがにやっとしながらローに話を振ったが、目を閉じて腕を組んでるだけで返事はなかった。
「キャプテンが1,000万で恋歌が500万かー
おれも指名手配とかされるかな」
「おれもされてぇなー」
「次はきっとおれだな」
わいわいと手配書について話をしているが、ローは不機嫌そうに腕を組んでいるだけ。
『どうかした?』
なぜそんなに不機嫌なのかと声をかけると、目を開けてじっと見つめられる。
「今日、夜の勉強は?」
『す、するよ』
「じゃあ部屋に来い」
『わかった…』
何故呼び出しを受けたのかわからないが、一緒に勉強をすることを断る理由はないので、素直にうなずいた。
『寝てる…?』
「いや、起きてる」
中から返事がなかったので、そーっと扉を開けて声をかけるが、むくりと起き上がったローは帽子をかぶりなおした。
『ご飯だよって、呼びに来たの』
「そうか、悪いな」
もうそんな時間かと立ち上がると、ひらっと持って帰ってきた手配書が机の下に落ちた。
全員に話をしないといけないなとそれを持ち、呼びに来た恋歌と食堂に戻った。
食堂に行けばいつもの自分の席に座る。
「ん?それ、何持ってんだ?」
食事の準備をしていたペンギンが目ざとくローが何かの紙を持っている事に気づいて声をかけると、”ああ…”と小さく声を出して机の上に全員に見えるように置いた。
「こ、これは…!!」
「キャプテンと恋歌だ!!」
『え…』
「お、ほんとだ」
それが手配書という事に気づいてよくよく見れば、顔写真はローと恋歌。
「死の外科医とかかっけぇ…
しかも金額も1,000万…」
「恋歌は…なにこれ…?
鳥の名前…?」
「たしかめちゃくちゃ綺麗な声の鳥で、読み方はサヨナキドリだったかな
ぴったりっちゃぴったりだけどな」
『なんか、この名前…やだな…
鳥…』
綺麗な声という意味の鳥の名前を恋歌に当てはめるのは間違ってはいないが、恋歌本人は少し嫌そうな顔をしている。
『つけられるなら、普通に、星の魔女が、よかった…』
「星の魔女ってつけられたら狙われるだろうが
知ってる奴は知ってるんだからな」
『そう、だけど…』
自分の手配書を見て、むぅと不服そうな顔をしている恋歌だが、もう一つよかったと思う事がある。
「写真は変装してる時のでよかったな」
『??
なんで?』
「恋歌の可愛い顔がばれなくてよかったってことだよ
な?キャプテン」
「……」
シャチがにやっとしながらローに話を振ったが、目を閉じて腕を組んでるだけで返事はなかった。
「キャプテンが1,000万で恋歌が500万かー
おれも指名手配とかされるかな」
「おれもされてぇなー」
「次はきっとおれだな」
わいわいと手配書について話をしているが、ローは不機嫌そうに腕を組んでいるだけ。
『どうかした?』
なぜそんなに不機嫌なのかと声をかけると、目を開けてじっと見つめられる。
「今日、夜の勉強は?」
『す、するよ』
「じゃあ部屋に来い」
『わかった…』
何故呼び出しを受けたのかわからないが、一緒に勉強をすることを断る理由はないので、素直にうなずいた。