指名手配
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食堂で休憩する為のお茶とお菓子を準備している間に、ベポとシャチが進路の確認とソナーに何か反応がないかの確認をしてくれている。
「あー!恋歌は座ってていいから!
キャプテンに手でも握っててもらえ」
『え?』
恋歌がお湯を沸かそうとすると、ペンギンが慌てたように恋歌の肩を掴んで無理やりローの隣に座らせた。
「魔法使ったらキャプテンに補充してもらう!!
それに次いつ襲われるかわからねぇんだから万全にしといてくれ」
『う、うん
ありがとう』
「ん」
『ごめんね』
正直恋歌が魔力切れで途中で倒れるとかなりの戦力ダウンになる。
実戦経験を積んできているおかげか、最近では魔力調整もうまくなり、使い切る事などほとんどなくなってはきているが、満タンでいてくれているにこしたことはない。
ローから差し出された手を握り、ゆっくりと流れてくる魔力が身体に巡っていくのを感じ取る。
「はー…取り敢えず海軍は振り切れたみたい…」
疲れた…、と机に突っ伏しているベポの背中を叩いて、シャチもペンギンを手伝うために袖を捲る。
「シリウスー、菓子は何がいい?」
「恋歌が作ったクッキーの残りがあっただろ
それがいい」
「りょーかい」
自分の食べたいお菓子を選んで、目の前に出されて尻尾を振って小さな口でクッキーを食べている。
「はい、2人もお疲れさん」
紅茶を前に置かれ、お互いに繋がれていない方の手で紅茶を飲む。
『そういえば、さっき食糧あんまり、買えなかったって、言ってたけど
どれぐらいなら、大丈夫なの?』
「んー…そうだな…」
今回島に立ち寄ったのは食糧調達の為、少ししか買えなかったとなると、どの程度潜水していられるのかと気になった。
冷蔵庫や食堂の横にある倉庫を確認して、ペンギンは腕を組んで唸っている。
「もって…2日…いや、3日だな」
「ベポ、次の島まではどのぐらいかかる?」
「んー、それがおれも調べてたんだけど、次の島ちょっと遠いんだよな
だから今回食糧いっぱい買っておこうって話だったし…
日数はちゃんと計算しないとわからないけど、3日じゃ無理だと思う」
ベポの言葉にずーん、と落ち込みどうすればいいのかと、船長であるローに視線を向けると、はぁ、とため息をついた。
「さっきの島にもう一度戻るか…」
「やっぱそれしかないか…」
現段階で一番近い島は先ほどの島の為、ぎりぎりまで食糧を無くし、海軍がいなくなることを祈ることにした。
そして3日後。
朝食に最後の食糧を使い切り、島に上陸するメンバーを決める為に食堂に集まっていた。
「この間は荷物持ちで恋歌とベポが着いてきてくれたけど、ベポは無理だろうな
その姿目立つし」
「目立ってすいません…」
「「打たれ弱っ!!」」
「恋歌は変装をちょっと変えたらいけると思う」
『わかった』
「おれとペンギンは…島で暴れたから海軍がいたらバレるだろうな」
今のところ上陸できるのが恋歌だけとなり、シャチとペンギンも変装するかとなったが、ローががたん、と席を立った。
「ならおれが行く
海面ぎりぎりまで浮上させて能力で上陸する
お前たちはおれたちが戻ってくるまで潜水で待機してろ」
「え、でもキャプテンもこの間海軍に顔見られただろ?」
「おれと恋歌なら海軍に追われてもすぐに逃げられる」
「まぁそれは確かにそうか…」
恋歌1人で行かせるよりはいいかと、ローの言葉に頷き、シャチは恋歌の変装の準備、ペンギンは食糧のリストアップ、ベポは島までの進路確認、ローは到着したら教えろと部屋に戻った。
「あー!恋歌は座ってていいから!
キャプテンに手でも握っててもらえ」
『え?』
恋歌がお湯を沸かそうとすると、ペンギンが慌てたように恋歌の肩を掴んで無理やりローの隣に座らせた。
「魔法使ったらキャプテンに補充してもらう!!
それに次いつ襲われるかわからねぇんだから万全にしといてくれ」
『う、うん
ありがとう』
「ん」
『ごめんね』
正直恋歌が魔力切れで途中で倒れるとかなりの戦力ダウンになる。
実戦経験を積んできているおかげか、最近では魔力調整もうまくなり、使い切る事などほとんどなくなってはきているが、満タンでいてくれているにこしたことはない。
ローから差し出された手を握り、ゆっくりと流れてくる魔力が身体に巡っていくのを感じ取る。
「はー…取り敢えず海軍は振り切れたみたい…」
疲れた…、と机に突っ伏しているベポの背中を叩いて、シャチもペンギンを手伝うために袖を捲る。
「シリウスー、菓子は何がいい?」
「恋歌が作ったクッキーの残りがあっただろ
それがいい」
「りょーかい」
自分の食べたいお菓子を選んで、目の前に出されて尻尾を振って小さな口でクッキーを食べている。
「はい、2人もお疲れさん」
紅茶を前に置かれ、お互いに繋がれていない方の手で紅茶を飲む。
『そういえば、さっき食糧あんまり、買えなかったって、言ってたけど
どれぐらいなら、大丈夫なの?』
「んー…そうだな…」
今回島に立ち寄ったのは食糧調達の為、少ししか買えなかったとなると、どの程度潜水していられるのかと気になった。
冷蔵庫や食堂の横にある倉庫を確認して、ペンギンは腕を組んで唸っている。
「もって…2日…いや、3日だな」
「ベポ、次の島まではどのぐらいかかる?」
「んー、それがおれも調べてたんだけど、次の島ちょっと遠いんだよな
だから今回食糧いっぱい買っておこうって話だったし…
日数はちゃんと計算しないとわからないけど、3日じゃ無理だと思う」
ベポの言葉にずーん、と落ち込みどうすればいいのかと、船長であるローに視線を向けると、はぁ、とため息をついた。
「さっきの島にもう一度戻るか…」
「やっぱそれしかないか…」
現段階で一番近い島は先ほどの島の為、ぎりぎりまで食糧を無くし、海軍がいなくなることを祈ることにした。
そして3日後。
朝食に最後の食糧を使い切り、島に上陸するメンバーを決める為に食堂に集まっていた。
「この間は荷物持ちで恋歌とベポが着いてきてくれたけど、ベポは無理だろうな
その姿目立つし」
「目立ってすいません…」
「「打たれ弱っ!!」」
「恋歌は変装をちょっと変えたらいけると思う」
『わかった』
「おれとペンギンは…島で暴れたから海軍がいたらバレるだろうな」
今のところ上陸できるのが恋歌だけとなり、シャチとペンギンも変装するかとなったが、ローががたん、と席を立った。
「ならおれが行く
海面ぎりぎりまで浮上させて能力で上陸する
お前たちはおれたちが戻ってくるまで潜水で待機してろ」
「え、でもキャプテンもこの間海軍に顔見られただろ?」
「おれと恋歌なら海軍に追われてもすぐに逃げられる」
「まぁそれは確かにそうか…」
恋歌1人で行かせるよりはいいかと、ローの言葉に頷き、シャチは恋歌の変装の準備、ペンギンは食糧のリストアップ、ベポは島までの進路確認、ローは到着したら教えろと部屋に戻った。