お揃い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ベポが大きな身体を丸めて泣き始めたことに気づいた4人は、ふっ、と笑って頭や背中を撫でてやる。
まだベポの頭の上にいるシリウスも慰めようとしているのか、前足で軽く頭を叩いている。
「ベポ、刺青はお揃いにできないけど、”これ”を背負ってる仲間だ」
「うん…」
「おれたちはハートの海賊団
このマークだけはこれから先もずっと変わらない
だから、それだけはずっとお揃いだな」
「うんっ…!!」
ペンギンとシャチが作った心臓(ハート)と背中にハートの海賊団の海賊旗が描かれたオレンジのつなぎ。
2人の手にも色違いのつなぎがあり、デザインなどは全く同じ。
刺青を入れられない自分の為に、2人が作ってくれたとわかり、涙を拭って大事そうにつなぎを抱き締める。
「あれ?
じゃあ恋歌は?」
今の話であれば海賊旗の入った服を作ってくれたのはペンギンとシャチ。
では、恋歌は何をしに島に行っていたのかと首を傾げる。
『わたしは…』
ちょいちょい、と手招きされて、ぐっと顔を近づけたベポの首の後ろに手を回し、しばらくして離れた。
『もらってくれる?』
「え?」
「いやー、何回見ても良いデザインだよなー」
「似合ってるぞ」
そう言われて首に手を当てれば、小さな金属の感触がした。
壊さないように少し引っ張って視線を下げれば、ちゃり、と小さく音が鳴り、金色に輝くネックレスがついていた。
ハート海賊団の海賊旗モチーフのペンダントトップがついたおり、ベポの大きな首回りに合わせるように大きめのサイズのもの。
『わたしと、お揃い
これの作り方を、教わってたの』
首元からくい、っとチェーンを引っ張って同じものをつけていると見せれば、またベポの目がうるうるとし始めた。
「ペンギン、シャチ、恋歌…」
この島に着いてからの行動がすべて自分の為だったとわかり、あふれ出そうになる涙をぐっとこらえて3人を一気に抱きしめた。
「ありがとう…!
おれっ…おれ…みんなと仲間でよかった…!!」
ペ「ははっ、それはおれたちもだ」
ぽんぽんと背中を叩かれて結局泣いてしまったベポに苦笑いをして、ベポが泣き止むまで3人は大人しく抱き着かれていた。
しばらくして、ぐしぐしと涙を拭きながらまたありがとうと言ってくれるベポに全員で笑って、服のお披露目会をすることになった。
全員一度船内に戻り、着替えて甲板に集合する。
「おお!!
みんな似合うな!!」
「うんうん、作った甲斐があるってもんだよ」
「えへへ…なんか照れるね」
「着心地は悪くねぇな」
「だろ?」
ペンギンとシャチは白いつなぎ、ベポはオレンジのつなぎ、ローは黒のつなぎを着ている。
恋歌にもつなぎは用意されていたが、ペンギンとシャチが自信作の方を着て欲しいと言ったため、つなぎではないものを着てきた。
まだベポの頭の上にいるシリウスも慰めようとしているのか、前足で軽く頭を叩いている。
「ベポ、刺青はお揃いにできないけど、”これ”を背負ってる仲間だ」
「うん…」
「おれたちはハートの海賊団
このマークだけはこれから先もずっと変わらない
だから、それだけはずっとお揃いだな」
「うんっ…!!」
ペンギンとシャチが作った心臓(ハート)と背中にハートの海賊団の海賊旗が描かれたオレンジのつなぎ。
2人の手にも色違いのつなぎがあり、デザインなどは全く同じ。
刺青を入れられない自分の為に、2人が作ってくれたとわかり、涙を拭って大事そうにつなぎを抱き締める。
「あれ?
じゃあ恋歌は?」
今の話であれば海賊旗の入った服を作ってくれたのはペンギンとシャチ。
では、恋歌は何をしに島に行っていたのかと首を傾げる。
『わたしは…』
ちょいちょい、と手招きされて、ぐっと顔を近づけたベポの首の後ろに手を回し、しばらくして離れた。
『もらってくれる?』
「え?」
「いやー、何回見ても良いデザインだよなー」
「似合ってるぞ」
そう言われて首に手を当てれば、小さな金属の感触がした。
壊さないように少し引っ張って視線を下げれば、ちゃり、と小さく音が鳴り、金色に輝くネックレスがついていた。
ハート海賊団の海賊旗モチーフのペンダントトップがついたおり、ベポの大きな首回りに合わせるように大きめのサイズのもの。
『わたしと、お揃い
これの作り方を、教わってたの』
首元からくい、っとチェーンを引っ張って同じものをつけていると見せれば、またベポの目がうるうるとし始めた。
「ペンギン、シャチ、恋歌…」
この島に着いてからの行動がすべて自分の為だったとわかり、あふれ出そうになる涙をぐっとこらえて3人を一気に抱きしめた。
「ありがとう…!
おれっ…おれ…みんなと仲間でよかった…!!」
ペ「ははっ、それはおれたちもだ」
ぽんぽんと背中を叩かれて結局泣いてしまったベポに苦笑いをして、ベポが泣き止むまで3人は大人しく抱き着かれていた。
しばらくして、ぐしぐしと涙を拭きながらまたありがとうと言ってくれるベポに全員で笑って、服のお披露目会をすることになった。
全員一度船内に戻り、着替えて甲板に集合する。
「おお!!
みんな似合うな!!」
「うんうん、作った甲斐があるってもんだよ」
「えへへ…なんか照れるね」
「着心地は悪くねぇな」
「だろ?」
ペンギンとシャチは白いつなぎ、ベポはオレンジのつなぎ、ローは黒のつなぎを着ている。
恋歌にもつなぎは用意されていたが、ペンギンとシャチが自信作の方を着て欲しいと言ったため、つなぎではないものを着てきた。