刺青
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船に戻りローに自分の部屋に機材を置いてほしいと言われたため、2人でローの自室に戻ってきた。
『ローの部屋で、いいの?』
「ああ、そこまででかい機材でもねぇしな」
いつも勉強をしている机の横に機材を置き、取り敢えず埃などから守るために布をかぶせておく。
『わたし、シリウスを、部屋に連れて行くね』
「…そいつのほかに別の刀も持ってた方がいいんじゃねぇか?」
いくら敵襲はないとはいえ、ずっと寝ているシリウスにため息をついた。
『眠ってても、刀には戻せるから、大丈夫』
「…まぁいい、おれはしばらく部屋にこもる」
『わかった
ご飯は、食べてね』
「わかってる」
机に向かって座り、医学書を開いたローに声だけをかけて、邪魔をしないように早々に部屋から出た。
自分の部屋に戻り、眠っているシリウスをベッドに寝かせ、恋歌も夕飯まで時間が空いたので、勉強でもしようかと椅子に座って本を開いた。
「恋歌ー、ご飯だよー
寝てるのかー?」
どんどん、と扉を叩かれる音で本から顔を上げた恋歌は、いつのまにか時間が経ってしまっていた事に気づいた。
扉を叩かれる音でシリウスも目を覚まし、ぐぐっ、っと背中を伸ばしている。
「あ、起きてた
ご飯だよ」
『うん、ありがとう』
呼びに来てくれたベポに礼を言い、あくびをしながらとことこと歩いてきたシリウスと一緒に食堂へ向かう。
「お、2人ともいいところに
これ並べるの手伝ってくれ」
エプロン姿のペンギンに大皿を渡され、それを並べるのをベポと一緒に手伝っていると、外にいたシャチが戻ってきた。
ローもシャチが部屋まで迎えに行き、久しぶりに全員そろっての夕食となった。
「あ、そうだ
恋歌もキャプテンみたいな刺青入れたって本当?」
夕飯を食べながらベポが思い出したように聞けば、口の中に食べ物が入っていた恋歌は、うん、と頷いた。
「今日の風呂で見せてくれよ」
『いいよ』
「「……」」
ほぼ毎日一緒に風呂に入っている2人は、いつも仲良がいいため、シャチとペンギンが羨ましそうな顔をしている。
「恋歌、今日も風呂から上がったらおれの部屋に来い
あと数日はちゃんと見せろ」
『わかった』
こうなってくると恋歌の刺青を見る事ができないのは自分たち2人だという事に気づいた。
北の海は基本的に寒い気候の為、鍛錬で汗をかいた時以外上着を脱ぐことはない。
「なぁ、おれたちも見たいんだけど」
『いいよ』
「え、いいの?」
『うん、なんで?』
「なんで、って、そりゃ…なぁ?」
「ああ…」
『??』
なぜそんなおそるおそる聞かれたのかわからない恋歌は、首を傾げているが、銃創のある場所に刺青をいれたという事は、普段長袖を着ている恋歌の肩を見せてもらうという事。
そんなことを、あっさり許してくれるとは思わなかった。
恋歌はともかく、服を脱いで肩を見せるということを許してくれなさそうな人物がいる。
「…ペンギン、シャチ
おれの前で見せてもらえよ」
「「あ、アイアイ」」
最後の懸念材料であったローからも、睨みつけられながら許可がもらえ、風呂上りに見せてもらえる事になった。
『ローの部屋で、いいの?』
「ああ、そこまででかい機材でもねぇしな」
いつも勉強をしている机の横に機材を置き、取り敢えず埃などから守るために布をかぶせておく。
『わたし、シリウスを、部屋に連れて行くね』
「…そいつのほかに別の刀も持ってた方がいいんじゃねぇか?」
いくら敵襲はないとはいえ、ずっと寝ているシリウスにため息をついた。
『眠ってても、刀には戻せるから、大丈夫』
「…まぁいい、おれはしばらく部屋にこもる」
『わかった
ご飯は、食べてね』
「わかってる」
机に向かって座り、医学書を開いたローに声だけをかけて、邪魔をしないように早々に部屋から出た。
自分の部屋に戻り、眠っているシリウスをベッドに寝かせ、恋歌も夕飯まで時間が空いたので、勉強でもしようかと椅子に座って本を開いた。
「恋歌ー、ご飯だよー
寝てるのかー?」
どんどん、と扉を叩かれる音で本から顔を上げた恋歌は、いつのまにか時間が経ってしまっていた事に気づいた。
扉を叩かれる音でシリウスも目を覚まし、ぐぐっ、っと背中を伸ばしている。
「あ、起きてた
ご飯だよ」
『うん、ありがとう』
呼びに来てくれたベポに礼を言い、あくびをしながらとことこと歩いてきたシリウスと一緒に食堂へ向かう。
「お、2人ともいいところに
これ並べるの手伝ってくれ」
エプロン姿のペンギンに大皿を渡され、それを並べるのをベポと一緒に手伝っていると、外にいたシャチが戻ってきた。
ローもシャチが部屋まで迎えに行き、久しぶりに全員そろっての夕食となった。
「あ、そうだ
恋歌もキャプテンみたいな刺青入れたって本当?」
夕飯を食べながらベポが思い出したように聞けば、口の中に食べ物が入っていた恋歌は、うん、と頷いた。
「今日の風呂で見せてくれよ」
『いいよ』
「「……」」
ほぼ毎日一緒に風呂に入っている2人は、いつも仲良がいいため、シャチとペンギンが羨ましそうな顔をしている。
「恋歌、今日も風呂から上がったらおれの部屋に来い
あと数日はちゃんと見せろ」
『わかった』
こうなってくると恋歌の刺青を見る事ができないのは自分たち2人だという事に気づいた。
北の海は基本的に寒い気候の為、鍛錬で汗をかいた時以外上着を脱ぐことはない。
「なぁ、おれたちも見たいんだけど」
『いいよ』
「え、いいの?」
『うん、なんで?』
「なんで、って、そりゃ…なぁ?」
「ああ…」
『??』
なぜそんなおそるおそる聞かれたのかわからない恋歌は、首を傾げているが、銃創のある場所に刺青をいれたという事は、普段長袖を着ている恋歌の肩を見せてもらうという事。
そんなことを、あっさり許してくれるとは思わなかった。
恋歌はともかく、服を脱いで肩を見せるということを許してくれなさそうな人物がいる。
「…ペンギン、シャチ
おれの前で見せてもらえよ」
「「あ、アイアイ」」
最後の懸念材料であったローからも、睨みつけられながら許可がもらえ、風呂上りに見せてもらえる事になった。