刺青
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それから数日後、食糧調達も兼ねて浮上し、新しい島にたどり着いた。
「なんだ、今回は留守番か」
『うん、お洗濯とお掃除だよ』
島に上陸するのはローとペンギンとベポ。
先にペンギンが島を偵察したときに、ベポも大丈夫だろうという判断で一緒に買い出しに行くことになった。
ローは行きたいところがあるらしく、1人ですたすたと島に入って行った。
ペンギンとベポも手を振って見送り、今日はシャチと2人で洗濯と掃除をする。
「よーし、溜まった洗濯物全部洗うぞ!!」
『うん』
気合いを入れているシャチが、洗濯物が入ったカゴを甲板に持ってきてくれ、それを恋歌が魔法で洗濯し、洗い終わった服から協力して船に干していく。
「いい天気だなー」
『そうだね』
風は少し冷たいが、空は雲一つない快晴。
ばたばたと風に揺られて洗濯物が揺れる。
今日は全員分のシーツも洗ったため、やり切った感でいっぱいになった。
お昼休憩をとり、甲板掃除をし、天気がいいので恋歌はシリウスと魔法の勉強、シャチは自主鍛錬をしていると、ペンギンとベポが食料を抱えて戻ってきた。
「あれ?キャプテンは?」
「まだ帰ってきてないぞ」
「どこ行ったんだろうな」
すでに出て行ってから数時間は経っているが、まだ戻ってきていない上にどこに行っているのかもわからない。
「まぁそのうち帰ってくるだろ
夕飯の準備して待ってようぜ」
ペンギンが夕飯の準備をしてくれている間に、他の3人で乾いた洗濯物を取り込む。
すっかり日も暮れ、ペンギンの作ってくれた夕飯が机に並んでもローが戻ってこない。
「キャプテン…どうしたのかな…」
『…ちょっと、見てくる』
「「それはだめだ!」」
しょんぼりしているベポを見て、恋歌が立ち上がると、慌てたようにシャチとペンギンも立ち上がった。
「こんな遅い時間に一人で船から出るな
おれが見てくるから、な?」
『でも…わたしならすぐに、島を見てこれるよ?』
「「うっ…」」
空を飛べる恋歌であれば、上空から島中を見渡す事ができる。
それが一番早い事もわかってはいるが、このまま恋歌を送り出して、万が一なにかあった時、怒られるのは自分たちだとわかっている。
「で、でもキャプテンと入れ違いになったら…「あ、キャプテン」」
「…何やってんだ、お前ら」
なんとか恋歌を説得しようといていると、がちゃっと食堂の扉が開いてローが入ってきた。
ベポ以外の3人が立ち上がっている姿を見て、不思議そうな顔をしているが、無事に帰ってきたことにほっとしたように息をはいた。
「何やってんだ、じゃねぇよ、まったく…
何も言わずに戻ってこないから恋歌が探しに行くって聞かなかったんだぞ?」
「…悪かった」
黙って遅くなったことは悪いと思っているらしく素直に謝り、自分用に用意された夕飯の前に座る。
「明日も遅くなる
飯は…先に食べてていい」
「はぁ?なんでだよ」
「…別になんでもいいだろ」
これ以上詮索するなと言わんばかりに、ずず、っと味噌汁をすするローはもぐもぐと無言で夕飯に手を伸ばす。
こうなってしまっては話してくれない事は全員がわかっている為、今日は無事に帰ってきてくれた事だけでもいいかと、3人も席について夕飯を食べ始めた。
「なんだ、今回は留守番か」
『うん、お洗濯とお掃除だよ』
島に上陸するのはローとペンギンとベポ。
先にペンギンが島を偵察したときに、ベポも大丈夫だろうという判断で一緒に買い出しに行くことになった。
ローは行きたいところがあるらしく、1人ですたすたと島に入って行った。
ペンギンとベポも手を振って見送り、今日はシャチと2人で洗濯と掃除をする。
「よーし、溜まった洗濯物全部洗うぞ!!」
『うん』
気合いを入れているシャチが、洗濯物が入ったカゴを甲板に持ってきてくれ、それを恋歌が魔法で洗濯し、洗い終わった服から協力して船に干していく。
「いい天気だなー」
『そうだね』
風は少し冷たいが、空は雲一つない快晴。
ばたばたと風に揺られて洗濯物が揺れる。
今日は全員分のシーツも洗ったため、やり切った感でいっぱいになった。
お昼休憩をとり、甲板掃除をし、天気がいいので恋歌はシリウスと魔法の勉強、シャチは自主鍛錬をしていると、ペンギンとベポが食料を抱えて戻ってきた。
「あれ?キャプテンは?」
「まだ帰ってきてないぞ」
「どこ行ったんだろうな」
すでに出て行ってから数時間は経っているが、まだ戻ってきていない上にどこに行っているのかもわからない。
「まぁそのうち帰ってくるだろ
夕飯の準備して待ってようぜ」
ペンギンが夕飯の準備をしてくれている間に、他の3人で乾いた洗濯物を取り込む。
すっかり日も暮れ、ペンギンの作ってくれた夕飯が机に並んでもローが戻ってこない。
「キャプテン…どうしたのかな…」
『…ちょっと、見てくる』
「「それはだめだ!」」
しょんぼりしているベポを見て、恋歌が立ち上がると、慌てたようにシャチとペンギンも立ち上がった。
「こんな遅い時間に一人で船から出るな
おれが見てくるから、な?」
『でも…わたしならすぐに、島を見てこれるよ?』
「「うっ…」」
空を飛べる恋歌であれば、上空から島中を見渡す事ができる。
それが一番早い事もわかってはいるが、このまま恋歌を送り出して、万が一なにかあった時、怒られるのは自分たちだとわかっている。
「で、でもキャプテンと入れ違いになったら…「あ、キャプテン」」
「…何やってんだ、お前ら」
なんとか恋歌を説得しようといていると、がちゃっと食堂の扉が開いてローが入ってきた。
ベポ以外の3人が立ち上がっている姿を見て、不思議そうな顔をしているが、無事に帰ってきたことにほっとしたように息をはいた。
「何やってんだ、じゃねぇよ、まったく…
何も言わずに戻ってこないから恋歌が探しに行くって聞かなかったんだぞ?」
「…悪かった」
黙って遅くなったことは悪いと思っているらしく素直に謝り、自分用に用意された夕飯の前に座る。
「明日も遅くなる
飯は…先に食べてていい」
「はぁ?なんでだよ」
「…別になんでもいいだろ」
これ以上詮索するなと言わんばかりに、ずず、っと味噌汁をすするローはもぐもぐと無言で夕飯に手を伸ばす。
こうなってしまっては話してくれない事は全員がわかっている為、今日は無事に帰ってきてくれた事だけでもいいかと、3人も席について夕飯を食べ始めた。